自転車で健康管理したい、自転車でストレス発散したい、自転車でサイクリングを満喫したい、など、自転車を購入される前からプランニングしている方が多いではないでしょうか。
今回は、首都圏で人気のサイクリング道路を含めて、荒川などでサイクリングを楽しみたい方に紹介します。おすすめのサイクリングルートや自転車選びのポイントなどもたくさん紹介します!
サイクリングでのカフェ巡りなどもお勧めです。詳しい記事はこちらをご覧ください。
首都圏で人気のサイクリングスポットは荒川!
東京都や埼玉県や千葉県などの首都圏エリアでサイクリングをしたい方は、荒川へ出かけてみてはいかがでしょうか?
荒川の周辺には整備された道がありますので、自転車で快適に移動できます。
緑豊かな土手や橋などの河川敷の風景を楽しみながら走行できることも、荒川サイクリングの魅力です。
・そもそも「荒川」とは?
荒川は、埼玉県秩父山地を水源として、東京湾まで流れる河川のことです。
流路延長173km、流域面積2,940kmの規模を誇る大きな河川であり、一級河川にも指定されています。
荒川という名称については、「荒ぶる川」が由来になったという説があるようです。
荒川の周辺には緑地や公園などがたくさんあり、周辺住民のリフレッシュスポットとなっています。四季折々の自然の風景を眺めることや外の風やや日差しを感じながら、のんびりと過ごせる場所です。
荒川の河川敷や周辺の道では、ペットの散歩、ウォーキング、ジョギングなどを楽しむ人の姿も多く見かけます。
また、荒川は昔からサイクリングスポットとしても人気となっており、自転車乗りたちの間では「荒サイ」と呼ばれて親しまれています。
荒川周辺はロケーションが良いことから、映画、コマーシャル、雑誌などのロケ地としても需要が高いエリアです。
テレビドラマで荒川の風景を見たことがあるという方もいるかもしれません。
荒川の周辺でおすすめのサイクリングスポット3選
ここでは、荒川周辺でおすすめのサイクリングスポットをいくつかご紹介していきます。
・①荒川自転車道(さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線)
埼玉県内でサイクリングを楽しむならば、荒川自転車道がおすすめです。
荒川自転車道の正式名称は、「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線」と言います。
この荒川自転車道は、起点となる一般国道17号から終点の武蔵丘陵森林公園まで45.6kmの距離があります。
県内自転車道利用者数ナンバーワンの人気サイクリングスポットとなっていますので、ぜひ足を運んでみると良いでしょう。
終点の武蔵丘陵森林公園は、東京ドームの約65倍の広大な公園です。
園内には、全長約17kmの自転車専用サイクリングコースがあり、マイナスイオンあふれる木漏れ日の中を走行できます。
子供用自転車、クロスバイク、電動アシスト自転車などがレンタルできるサイクリングセンターもあります。
トイレ、展望レストラン、自動販売機などの設備なども揃っていますので、サイクリングの休憩スポットとしてもおすすめの場所です。
埼玉県の道路環境課では、サイクリングロードマップを配布中です。
サイクリングへ出かける前に入手しておくと良いでしょう。
・②墨田水門~東京スカイツリー
東京都内で観光とサイクリングの両方を楽しみたい方は、東京スカイツリーへ行ってみてはいかがでしょうか。
おすすめは、東京都足立区にある墨田水門からスタートするルートです。
このルートならば、20分ほどで東京スカイツリーまでアクセスできますので、サイクリング初心者でも無理なく楽しめるでしょう。
墨田水門から東京都道449号新荒川堤防線へ入り荒川沿いを走行して四ツ木橋を目指します。
荒川に架かる四ツ木橋に付いたら、 水戸街道(国道6号)へ入ってください。
言問橋東の交差点を曲がり、小梅牛島通りへと進むと東京スカイツリーへアクセスできます。
東京スカイツリーの周辺には、東京ソラマチ、すみだ水族館、プラネタリウムなどの観光スポットが豊富に揃っています。
・③彩湖・道満グリーンパーク
お花見とサイクリングの両方を楽しみたい方には、彩湖・道満グリーンパークがおすすめです。
彩湖・道満グリーンパークは、埼玉県戸田市内にある公園です。
バーベキュー、ドッグラン、トイレなどの施設が揃っており、レンタルサイクルも利用可能です。
時期によっては2人乗り自転車も借りることができます。
パーク内には桜の木がたくさん植えられており、開花シーズンになると各地から花見客が集まって賑わいを見せます。
お花見の時期には、彩湖・道満グリーンパークから荒川を通って、荒川運動公園や北区立赤羽桜堤緑地へ向かうルートもおすすめです。
満開の桜と荒川の美しい風景を眺めながら、サイクリングが楽しめることでしょう。
荒川でのサイクリングに最適な自転車はどれか?
荒川へサイクリングへ出かける際には、自転車が必要です。
一口に自転車といっても、シティサイクル、スポーツタイプ自転車、電動アシスト付き自転車などのいろいろな種類があります。
レンタルサイクルを借りる人や自転車店で購入する際にどれを選んだら良いのかで迷う人も多いかもしれません、サイクリングに最適な自転車選びのポイントは以下の通りです。
・シティサイクル(ママチャリ)
シティサイクルは、いわゆるママチャリと呼ばれている自転車のことです。
荷物を乗せる前カゴや荷台などが付いており、買い物や近所の移動などに最適な仕様となっています。
ただ、シティサイクルは、スピードが出しにくい作りとなっており、長距離の走行にも適していません。
近所の公園などの身近なエリアでサイクリングを楽しみたい人に向いている自転車です。
・スポーツタイプの自転車
スポーツ自転車は、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなどの種類があります。
これらの中で、荒川のサイクリングにおすすめなのはクロスバイクです。
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの両方の良い面を持ち合わせているのが特徴です。
中距離から長距離の移動がしやすいという利点もあります。
自転車選びで迷ったら、クロスバイクを選んでおけば後悔はしないでしょう。
スピード感を楽しみたいならばロードバイク、砂利道や山道などの走行を想定しているのであればマウンテンバイクがおすすめです。
マウンテンバイクに関する別の記事はこちらをご覧ください。
・電動アシスト付自転車
電動アシスト付自転車は、電動モーターが付いているのが特徴です。
坂道を登る際や長距離を移動する際でも楽にペダルを漕げるというメリットがあります。
体力の消耗を抑えながら、サイクリングを楽しみたい方におすすめの自転車です。
電動アシスト自転車の詳しい記事はこちらをご覧ください。
荒川でサイクリングをする際に気を付けること
荒川河川敷の道路は自転車専用ではありません。
本来は緊急用河川敷道路として整備されている道路なのです。
道に歩行者がいる時は、自転車のスピードを控えて徐行することや荒川河川敷の道路に自転車を停めて通行の妨げにならないように気を付けましょう。
荒川周辺にはサイクリングスポットが豊富!
ここまで、荒川のサイクリングスポットについて、お伝えしてきました。
荒川には、サイクリングが気軽に楽しめる荒川自転車道があります。
荒川の周辺には、東京スカイツリー、彩湖・道満グリーンパーク、荒川運動公園などの魅力的なスポットがたくさん揃っています。
サイクリングのついでに観光やお花見を楽しめるのが荒川サイクリングの魅力です。
お弁当やおやつやドリンクなどを用意して、家族や友達と遠足感覚で出かけるのも楽しいかもしれません。
サイクリングへ出かける際には、クロスバイクや電動アシスト付きなどの自転車を選んでおくと良いでしょう。
ちょっとした移動であれば、シティサイクルでも可能です。
自転車をお持ちでない方は、レンタルサイクルを利用するのも手です。
お気に入りの自転車を見つけて、荒川でのサイクリングを満喫してください。