サイクリングにはどんな服装が適している?メンズ・レディース・季節別に解説します

「サイクリングを始めるには、ウェアを買わないといけない?」とお考えでしょうか?実は、サイクリングに適した服装は、普段着の中から選ぶことも可能です。それに加え、少しのアイテムを買い足すことで、走行がより快適になります。

この記事では、サイクリングに適した服装や季節別のポイントを解説しますので、参考にしてみてください。

· 《 記事 》

サイクリングにはどんな服装が適している?

サイクリングに適した服装選びのポイントは、以下の3つです。

<サイクリングに適した服装選びのポイント>

動きやすい服装

速乾性の高い服装

風の影響を受けにくい服装

動きやすい服装

他のスポーツと同様、サイクリングの際も動きやすい服装は基本です。伸縮性のある素材は、体の動きを邪魔しないのでおすすめです。ただし、スカートや裾の広いパンツなどは、チェーンに巻き込む危険があるため避けましょう。

速乾性の高い服装

長時間のサイクリングでは汗を多くかくため、速乾性の高い服装がおすすめです。汗で濡れたままの状態で風を切って走り続けると体が冷え、風邪をひく恐れがあります。速乾性の高い素材を選ぶと、汗をかいても快適な走行が続けられます。

風の影響を受けにくい服装

オーバーサイズの服やひらひらとしたデザインの服は、風の影響を受けやすいので避けたほうが良いです。自転車走行中は、歩いているときよりも向かい風の抵抗を大きく受けます。服によって風の抵抗を受ける面積が大きくなると、漕ぐのに強い力が必要になり、風に煽られて転倒する危険もあります。

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【メンズ・レディース】サイクリングの基本的な服装を解説

サイクリングの服装は、あらためて専用ウェアをそろえなくても、普段着の中から選ぶことが可能です。ここでは、以下の4つのアイテムに分けて、基本的な服装を解説します。

<サイクリングの基本的な服装>

トップス

ボトムス

ヘルメット

シューズ

トップス

トップスは、手持ちのジャージやTシャツなどの中から、フィット感の高いものを選ぶと良いでしょう。速乾性のあるTシャツは、夏は1枚で着たり、冬はインナーとして着たりするのに便利です。

少し肌寒い季節には、フルオープンファスナータイプの上着を重ねると、着脱がしやすくなります。体のシルエットを出したくない女性も、Tシャツにジャージを重ねると、体の動きを邪魔せずにカバーできます。

ボトムス

ボトムスは、夏の時期はハーフパンツや7分丈パンツ、冬はジャージなどを活用できます。素肌を出したくない場合やフィット感を高めたい場合は、ハーフパンツの下にスパッツを履くスタイルもおすすめです。

ヘルメット

ヘルメットは、転倒の際に頭を守るために大切なアイテムです。ヘルメットの下にサイクルキャップを被ると、紫外線対策や雨天時の視界確保にも役立ちます。夏は熱がこもらないよう、通気性の良いタイプを選ぶのもポイントです。

シューズ

シューズは、ペダルを踏み外さないよう、靴底が滑りにくいものを選ぶのが最適です。運動用のスニーカーなら足を動かしやすく、靴底の滑り止め加工がされているものも多いでしょう。サンダルやヒールの高い靴などは滑ったり、足を怪我したりする可能性があるため、避けたほうが無難です。

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【季節別】サイクリングの服装を決める際のポイント

サイクリングの服装は、季節によって変える必要もあります。ここでは、季節ごとの服装のポイントを解説します。

<季節ごとの服装のポイント>

【夏】日焼け、熱中症、UV対策を入念に行う

【春・秋】気温の変化に応じて、体温調節をしやすくする

【冬】防寒対策を万全にする

【夏】日焼け、熱中症、UV対策を入念に行う

夏は日差しが強く気温も高いため、日焼けや熱中症、UV対策が重要です。キャップやアームカバー、サングラスなどを活用すると、紫外線から肌や目などを守れます。また、体に熱がこもって熱中症にならないよう、速乾性や通気性の高い服を選ぶのもおすすめです。

【春・秋】気温の変化に応じて、体温調節をしやすくする

春や秋は、時間帯によって気温の変化が激しい季節です。サイクリング中も体感温度が変わることがあるため、体温調節しやすい服装を選ぶのがポイントです。薄手のウインドブレーカーなど、荷物にならずさっと羽織れる上着を用意しておくと便利でしょう。

【冬】防寒対策を万全にする

冬は、薄手でも保温性の高いインナーを着用すると、体の動きを邪魔せずに暖かく過ごせます。ネックウォーマーやグローブなど、小物を使うのもおすすめです。気温が低い日でも、長時間自転車を漕いでいると汗ばんでくるため、冬でも速乾性のある素材を選ぶと快適です。

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服装以外にも!サイクリングで便利な身の回りアイテム

サイクリングでは、基本の服装以外にも、細かなアイテムをそろえておくと使える場面があります。ここでは、おすすめの身の回りアイテム6つを紹介します。

<おすすめの身の回りアイテム6つ>

サングラス

アウター(サイクルジャージなど)

サイクルパンツ

グローブ

アームカバー、レッグカバー

レインウェア

サングラス

サングラスは日差しの強い夏だけでなく、1年を通じて役立つアイテムです。サングラスには、紫外線や砂ぼこり、乾燥から目を守る効果があります。特にスポーツ用のサングラスを選ぶと、顔へのフィット感が高く、快適に走行できます。

アウター(サイクルジャージなど)

長袖を着る季節には、上に羽織るためのアウターを1枚持っていると便利です。サイクルジャージは、自転車に乗るために作られているアウターで、ペダルを漕ぐときの前傾姿勢をサポートするための伸縮性に優れています。また、一般的なアウターのように、風を受けて膨らんだりはためいたりしないため、快適に走行できます。

サイクルパンツ

ボトムスは普段着から選んでも良いですが、サイクルパンツを1枚持っていると、よりアグレッシブなサイクリングが可能になります。サイクルパンツは、股周辺に衝撃を吸収するためのパッドが付いているのが特徴です。長時間の走行や凸凹道などを走る際に、サイクルパンツを履いているとお尻が痛くなりにくくなります。

グローブ

グローブには、紫外線対策や防寒対策などの目的があります。夏と冬用の2種類を持っておくと便利です。夏用は、ハーフフィンガー指切りタイプや、通気性の良いメッシュタイプがおすすめです。一方、冬用は裏起毛や防風機能のタイプを選ぶと、暖かく過ごせます。

アームカバー、レッグカバー

夏のサイクリングで半袖やハーフパンツを着る場合は、UV対策としてアームカバーやレッグカバーを着用するのがおすすめです。動きやすさを保ちながら、肌を紫外線から守れます。アームカバーやレッグカバーは、関節の動きを邪魔しないよう、ストレッチ性の高いものを選びましょう。

レインウェア

突然の雨にも対応できるよう、レインウェアを準備しておくと便利です。ゆったりシルエットのレインウェアは、風の抵抗を受けたりチェーンに巻き込まれたりして危険なため、スポーツタイプのものを選びましょう。レインパンツも準備すると、雨風から全身を守れます。

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まとめ

サイクリングの服装は、動きやすく、風の抵抗を受けにくいものを選ぶのがポイントです。夏は紫外線対策、冬は防寒対策など季節ごとに対策を行うことも、快適な走行につながります。また、サングラスやグローブなどのアイテムを買い足していくと、さまざまなシーンで対応できて便利です。

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