自転車のチェーンが外れた時の対処法
①自転車を安全に停止する
サイクリング中にチェーンが外れたら、漕ぐのを止め安全に停止してください。
急いで走行を続けると、事故やパーツの損傷の原因となります。走行周囲の安全な場所に自転車を停め、チェーンがどのように外れたのかを確認しましょう。
②自転車チェーンを再装着する
自転車のチェーンが外れた場合の直し方ですが、手でチェーンを正しい位置に装着します。チェーンが前歯車や後歯車に噛み込むように調整し、適切なテンションがかかるようにします。
外装変速機の場合は、テンションプーリーを自転車の進行方向に押すことでチェーンのテンションが緩み、装着しやすくなります。最後に手でチェーンを回すことで、正確に噛み込んでいるかを確認しましょう。
③自転車のチェーンが頻繁に外れる場合は点検
もしチェーンが頻繁に外れる場合は、自転車の点検が必要です。金属のチェーンが伸びている、ギアの状態が悪い、チェーンリングやスプロケット等が摩耗している可能性があります。点検を行い、必要に応じて部品の交換や調整を行いましょう。
チェーンの外れを予防する方法
普段使っている自転車のチェーンが外れやすくなっている場合は以下の内容を確認し、必要に応じて調整や交換をお勧めします。
① 適切なテンションの調整
チェーンが外れる原因の一つは、適切なテンションがかかっていないことです。チェーンが緩んでいると、不安定な状態になりやすくなります。また、チェーンケースがついている自転車はチェーンのたるみがあると走行中にガラガラと大きな音がなってしまう等の問題も起こります。定期的にチェーンのテンションを調整し、適切な位置に保つように心掛けましょう。
② 正しいギアの使用
ギアの組み合わせを正しく使うことも、チェーンの外れを防ぐポイントです。外装変速機の場合、大きな前歯車と大きな後歯車、または小さな前歯車と小さな後歯車の組み合わせ(チェーンがたすき掛けのような状態)は、チェーンが外れやすくなります。それだけではなく、変速機自体にも負荷をかけてしまいます。適切なギアの組み合わせを使い、無理な力をかけないように注意しましょう。
③チェーンとギアの清掃とメンテナンス
定期的なチェーンの清掃とチェーンのメンテナンスも、チェーンの外れを予防するために重要です。チェーンやギアに付着した汚れや油膜は、チェーンの動きを妨げる原因になります。適切な洗浄と潤滑を行い、チェーンやギアを常に清潔な状態に保つことで、チェーンの外れを防止しましょう。
また、潤滑油として自転車のチェーンに「556」を使用する方は多くいます。何もしないよりは良いですが、チェーンに最適ではありません。
なぜなら、スプレー タイプのクレ556のテクスチャーは粘度が低くサラサラとしているからです。なので、自転車を漕いでいる時、常に動いているチェーンに使用しても油切れを起こしやすいです。そのため、注油をしなければいけない頻度が上がり、手間になってしまいます。
なので、自転車用のチェーンオイルを選ぶことが重要です。スポーツバイクのロード バイクなどのチェーン用に作られているので、粘度が高く556よりも油切れを起こしづらいです。
ただし、556は使用用途によって自転車にも絶大な効果を発揮してくれます。チェーンオイルとして日常使用するのには自転車用のチェーンオイルの方が最適であるというだけです。
粘度が低いということは浸透がしやすいので、既に錆びてしまっている箇所や、ネジ類、駆動頻度が少ない箇所等に吹きかけると錆取りがしやすくなったり、チェーン クリーナーとしても錆の防止や潤滑をしてくれます。
一度錆びてしまうと、元の滑らかな状態に戻すことはできないため、普段から掃除や注油を行い、錆びを予防しましょう。
また、錆びてしまった自転車のチェーンはサビ取りを行っても細かなリンク内までは落とせないため、交換をお勧めします。
▼556についてはこちらを参考にしてみてください。
https://escape.poo.tokyo/bicycle-chain-maintenance-with-kure-556/
④正しいチェーンの取り付け
自転車のチェーンが外れやすい原因の一つは、不適切なチェーンの取り付けです。
新しいチェーンを取り付ける場合や、チェーンを外した後に再度取り付ける際には、正確な取り付け方法を守ることが重要です。
チェーンが正しく噛み込んでいるか、チェーンのリンクがしっかりと繋がっているかを確認し、必要に応じてチェーンの調整を行いましょう。もちろん、チェーンの修理やよい自転車チェーンの直し方よりも最初から正しく取り付けが重要です。
⑤過度な負荷を避ける
過度な負荷をかけることも、自転車チェーンの外れを引き起こす原因になります。
急な坂道や重い荷物を積んでの走行など、チェーンに過度の力がかかる場合は注意が必要です。
適切なギアの使用や、ギアを変えるタイミングに注意し、無理な力をかけないようにしましょう。
⑥適切な保管方法
自転車を保管する際にも注意が必要です。屋外に放置すると、金属のチェーンやギアに錆が発生し、動きが悪くなる可能性があります。自転車を屋内に保管するか、雨風をしのげるカバーを使用して保管しましょう。また、自転車を長期間使用しない場合は、潤滑油を塗布して錆を防止するとともに、定期的なメンテナンスを行いましょう。
以上の対処法と予防策を実践することで、自転車のチェーンが外れるトラブルを最小限に抑えることができます。定期的なメンテナンスを怠らず、適切な取り扱いを心掛けて、安全かつ快適なサイクリングを楽しんでください。万一チェーンが外れた場合でも、冷静に対処し、上手に対応することで状況を早く元に戻すことができます。
まとめ
wimoのCOOZYの場合は、金属のチェーンではなく、ベルトドライブを採用しているのでメンテナンスフリーです。一般的な自転車のチェーンと違い掃除や注油の面倒から解放されます。
そして、万が一洋服や体に触れてしまっても、油で真っ黒になってしまうということもございません。また、ベルトドライブはチェーンよりも漕ぎ出しが軽い為ゼロからの発進が多い街乗りに最適です。日常のメンテナンスから解放され快適なサイクルライフを送りましょう!
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
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▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
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