冬に自転車に乗るときは、寒さ対策が必須!
自転車を楽しむためには、季節に応じた体温管理も大切です。ここでは、冬に自転車に乗るときの寒さ対策について、以下の3つのポイントを解説します。
<冬に自転車に乗るときのポイント>
- 冬に自転車に乗ると寒い理由
- はじめの数分間が特に寒い
- 自転車で寒さを感じやすいのはどこ?
冬に自転車に乗ると寒い理由
冬は気温が低いだけでなく、自転車に乗ると隙間風から体が冷えるため、より寒く感じるのです。風がほとんどない日でも、自転車でスピードを出せば風圧が生じます。特に、スポーツタイプの自転車は前傾姿勢をとるため、服の中に風が入りやすく、より寒く感じるといわれています。
はじめの数分間が特に寒い
冬場でも、自転車を漕ぎ続けると体が温まり、汗をかくことさえあります。自転車に乗るときに一番寒いのは、漕ぎはじめの数分間です。
人間の体は臓器を守るため、中心部の体温を一定に保とうとする働きがあります。寒いときは体温維持のために、血液が体の中心に集まります。そのため、自転車の漕ぎはじめの数分間は特に、手足の指先などの末端部が寒く感じるのです。
自転車で寒さを感じやすいのはどこ?
自転車に乗るときに寒さを感じやすいのは、風を受けやすい首や末端部です。また、背中から風を受けるときは、上半身も寒さを感じます。普段自転車に乗っていて特に寒く感じる部分は、以下でも紹介するアイテムを使って重点的に防寒するようにしましょう。
自転車の寒さ対策でまずおさえたいこと
自転車の寒さ対策をするにあたって、以下の3つのポイントをおさえておくと効果的です。
<自転車の寒さ対策のポイント>
- 重ね着をする
- 肌の露出を最小限にする
- 首と末端部分を守る
重ね着をする
自転車に乗るときは、厚手の服を1枚着るよりも、薄手で脱ぎ着しやすい服を何枚か重ね着するのがおすすめです。自転車を漕いでいると暑くなってくるので、すぐに脱いでカバンに入れられるような上着を着ていると便利です。また、前面にジッパーのある服は、ジッパーを少し開けると通気が良くなり、簡単に体温調節ができます。
肌の露出を最小限にする
冬の服装でも、顔周りや手などは露出する部分です。肌が露出している部分は、自転車に乗るときに風を受けるため、寒さを感じやすくなります。
頻繁に寒い環境に肌をさらしていると、しもやけが生じる場合もあるので注意が必要です。しもやけは、平均気温4〜5℃で、1日の気温差が10℃前後の条件下で発症しやすいといわれています。比較的温暖な地域でも発症するケースがあるため、注意しましょう。
首と末端部分を守る
首は、自転車に乗って前傾姿勢になると風が入りやすい部分です。寒さ対策のためには、服との隙間ができないようにすることがポイントになります。また、手や足元の袖口も隙間風が入りやすい部分です。特に足首は第二の心臓ともいわれており、冷えると体全体の血流が悪くなるため、重点を置きたい部分です。
【部分別】自転車の寒さ対策を解説!
ここではさらに、具体的な自転車の寒さ対策を解説します。以下の体の部分別にわけましたので、参考にしてみてください。
<【部分別】自転車の寒さ対策>
- 手の寒さ対策
- 首周りの寒さ対策
- 耳の寒さ対策
- 頭の寒さ対策
- その他上半身の寒さ対策
- 足の寒さ対策
手の寒さ対策
手が冷たいと、上着のポケットに入れたくなりがちです。しかし、自転車に乗る際に片手運転をするのは危険です。安全な走行のためには、手袋を用意しましょう。
首周りの寒さ対策
首回りの寒さ対策として、前から入ってくる風を防ぐ必要があります。タートルネックなどの襟ぐりが狭い服を選んだり、首回りの防寒アイテムを使用したりする方法があります。
耳の寒さ対策
風を受けることが多い顔周辺の中でも、耳は特に冷えやすいです。自転車に乗っていると、耳だけ赤くなった経験がある方も多いのではないでしょうか。長時間冷えを我慢していると、耳がしもやけになるケースもあります。イヤーウォーマーや帽子などで、防寒対策を行いましょう。
頭の寒さ対策
頭部は、体の中で一番熱を奪われやすい部分といわれています。体の熱のうち、20%は頭部から解放され、体温調節を行う仕組みです。また、頭が冷えると脳も冷えを感じ、神経や血流をコントロールすることで、全身が寒さを感じるようになります。そこで、帽子で防寒をすることは、全身の寒さ対策にもつながるといえるでしょう。
その他上半身の寒さ対策
上半身は背中からの風を受け、寒さを感じやすい部分です。自転車に乗るとき、下半身はペダルを漕いでいるため温まりやすいですが、上半身はじっとしているため冷えやすいのです。また体が温まってきて、背中に汗をかいた状態で風を受けると、一気に冷えやすくなります。吸湿速乾性に優れた服を選ぶのも、おすすめです。
足の寒さ対策
末端部分のつま先も、自転車に乗るときに寒くなりやすい部分の1つです。気温が低いときは、足先に痛みを感じることさえあるかもしれません。保温性の高いソックスや防寒用シューズカバーなどを活用して、足の寒さ対策も行えます。
自転車の寒さ対策におすすめのアイテム
冬に自転車に乗るときは、防寒アイテムをそろえておくと、より快適な走行ができます。ここでは、以下のおすすめのアイテム6選をご紹介します。
<自転車の寒さ対策におすすめのアイテム>
- サイクルウェア
- ネックウォーマー
- グローブ
- ニット帽
- イヤーウォーマー
- ハンドルカバー
サイクルウェア
スポーツ向けのサイクルウェアは、動きやすく保温性に優れた商品が数多くあります。防風・撥水などの機能を備えたものを選べば、悪天候にも対応できます。街乗りでも着用したい場合は、カジュアルなデザインのウェアを選ぶと、普段着にも合わせやすくおすすめです。
ネックウォーマー
首元の冷えを防ぐなら、ネックウォーマーがおすすめです。ネックウォーマーは筒状で首元にフィットするため、走行中にほどける心配もありません。服装との兼ね合いでマフラーをつけたいという方は、マフラーのような見た目で筒状になったスヌードがおすすめです。
グローブ
自転車用のグローブは、グリップ機能の付いたものを選ぶと良いです。グローブはハンドル操作に影響を与えるので、安全走行のためには、不便なく手を動かせるものを選びましょう。スポーツ用グローブのほか、本革のグローブもフィット感があり、自転車に適しています。
ニット帽
風を受けやすい頭部は、ニット帽を被ると保温効果があり、おすすめです。また近年では、自転車利用者に対してヘルメット着用が努力義務とされています。ヘルメットは通気性が高いタイプが多いため、下にインナーキャップを被ると寒さを和らげられます。
イヤーウォーマー
耳を守るイヤーウォーマーをつけると、顔周りの暖かさが向上します。ヘアバンド付きのイヤーウォーマーやマスク付きのイヤーウォーマーなど、さまざまな商品が登場しているため、用途に合わせて便利なものを選ぶと良いでしょう。
ハンドルカバー
自転車用ハンドルカバーは、ハンドル部に取り付けることで、冬の寒さや雨などから手を守れます。裏起毛の2wayタイプを選べば、真冬と春秋のように季節によって使い分けもできるでしょう。手袋の脱ぎ着の手間が省けるのもメリットです。
防寒アイテムの巻き込みに注意!
冬に自転車に乗る際は、寒さ対策だけでなく、安全面にも注意を払う必要があります。特に気をつけたいのが、巻き込みです。マフラーやロングコートの裾、ベルトなどが回転部に巻き込まれるケースがあります。安全に自転車に乗るためには、ひらひらとはためくものがない服装を選ぶのが無難です。
まとめ
自転車の寒さ対策のポイントは、首や末端部分を重点的に守ることです。おすすめの防寒アイテムには、ネックウォーマーやグローブ、イヤーウォーマーなどがあります。長さがあるアイテムは、巻き込みにも十分注意しましょう。
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