自転車を屋外で保管するなら!押さえておきたいポイント・役立つアイテムを紹介

屋外に保管する場合は、劣化や盗難に注意!

· 《 記事 》

自転車の保管場所についてご検討中でしょうか?家のスペース事情で屋外に保管する必要がある場合は、劣化や盗難に注意する必要があります。

そこで今回は、自転車を屋外で保管する場合に、押さえておきたいポイントや役立つアイテムをご紹介します。

基本的に自転車は屋内で保管するのがおすすめ

自転車は自宅環境が許すのであれば、基本的には屋内で保管するのがおすすめです。屋内保管には、以下のリスクを避けられるメリットがあります。

<自転車の屋内保管によるメリット>

  • 盗難
  • いたずら
  • 風による転倒
  • 紫外線による劣化
  • 雨によるサビ

特に高価なロードバイクや電動アシスト自転車などは、窃盗の対象として狙われやすい傾向があります。被害のリスクを減らすためには、できるだけ屋内で保管することが有効です。

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自転車を屋外で保管する場合、どこに置く?

屋内保管が一番望ましいとはいえ、屋内に保管スペースがない場合は、屋外に置くほうが現実的かもしれません。自転車を屋外で保管する場合、以下の場所が選択肢として挙げられます。

<屋内で自転車を保管できる場所>

  • 駐車場
  • ベランダ

駐車場

自宅にカーポートやガレージがあれば、自転車を雨から守れます。ただし、雨や風、ほこりなどは横からも吹き込んでくるため、劣化を避けるためにはカバーを使用すると良いでしょう。駐車場に防犯カメラを設置している場合、車と自転車を同時に見守れるため、管理しやすいかもしれません。

庭にサイクルラックを設置し、自転車を保管する方法もあります。軒下に入る位置で保管すれば、上からの雨を防げるでしょう。さらに、DIYでサイクルポートを設置すれば、専用の自転車置き場が作れます。庭は外から見えやすく、高価な自転車は目立ちやすいです。盗難の対象とならないためにも、自転車カバーをかけておくのがおすすめです。

ベランダ

ベランダで保管する場合も、横から吹き込む雨風に晒されやすいため、カバーを付けて保管するようにしましょう。また、強風による転倒の対策も必要です。低層階のベランダは外から盗まれる恐れがあるため、ロックの強化も大切です。

自転車を屋外で保管する際の4つのポイント

自転車を屋外で保管する際は、以下の4つのポイントに注意するのがおすすめです。

<自転車を屋外で保管する際のポイント>

  1. 雨によるサビへの対策を行う
  2. 紫外線やほこりによる劣化への対策を行う
  3. 風による転倒への対策を行う
  4. 盗難対策を行う

①雨によるサビへの対策を行う

長期間乗らない自転車を保管する場合は、特にサビ対策が重要です。サビの影響を受けやすいチェーンやボルト部は、定期的にメンテナンスを行いましょう。あらかじめ、サビ止めを塗っておくのも有効です。

また、直接雨にあたらないよう、カバーを使うのも良い方法です。しかし、カバーの中は湿気が溜まりやすくなるので、雨が降った後はカバーを外し、ときどき乾燥させることも忘れないようにしましょう。

②紫外線やほこりによる劣化への対策を行う

紫外線があたると、ゴムやグリップ部が劣化しやすくなります。タイヤの劣化により表面がひび割れると、パンクが起こりやすくなるため、注意が必要です。また、紫外線により車体の塗装がひび割れたり、剥がれたりする場合もあり、外観にも影響します。

さらに、風で飛ばされてくるほこりも劣化の原因です。これらを避けるためには、自転車カバーの使用が有効です。ほこりを落とすため、長期間乗らない場合でも、ときどき拭き掃除を行いましょう。

③風による転倒への対策を行う

屋外に自転車を置いていると、強風の日には転倒の恐れもあります。転倒による損傷を避けるためには、サイクルスタンドやラックを使用するのがおすすめです。折り畳み式のものや、使用するときだけ設置する対応の手軽なスタンドも販売されています。

一方、地面に固定するタイプのラックは、さらに安定性があります。家族全員分の自転車を収納できるラックを設置すれば、すっきりと収納ができるためおすすめです。

④盗難対策を行う

自転車を屋外に保管する場合は、屋内よりも盗難リスクが高くなるため、より盗難対策に力を入れる必要があります。自転車本体だけでなく、もう1つ鍵を付けるダブルロックがおすすめです。

また、柱などの固定物と自転車をくくりつける「地球ロック」も、持ち去るハードルが高くなるため有効です。警告装置や捜索機能の搭載されたアラーム、GPS追跡デバイスなども活用できるでしょう。

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自転車を屋外で保管する際に役立つアイテム

ここでは、自転車を屋外で保管する際に、準備すると良いアイテムを5つご紹介します。

<自転車を屋外で保管する際に役立つアイテム>

  • 自転車カバー
  • サイクルハウス
  • 自転車用スタンド
  • 自転車用鍵
  • 自転車用防犯ブザー

自転車カバー

自転車カバーは、自転車を雨風や紫外線、ほこりから守るのに効果的です。100円ショップで購入できるような安価なものもありますが、紫外線カットや防水・撥水加工など、機能が高いタイプの商品もあります。また、風で飛ぶのを防止したり、盗難防止したりする付加機能があるタイプもおすすめです。

サイクルハウス

サイクルハウスは、屋根付きの自転車置き場です。自転車カバーのように毎回着脱する必要がなく、設置しておくだけなので便利です。小さいスペースに設置するなら、テントのように手軽に設置できる簡易タイプをおすすめします。庭に大きいスペースがある場合は、風に飛ばされる心配のないガレージタイプを設置できるでしょう。

自転車用スタンド

より省スペースに屋外保管したい場合は、スタンドも使用できます。タイヤを地面に直接つけて保管すると、自転車の重みで劣化する恐れがあります。縦置き・横置きの両用タイプや折り畳めるタイプなど、さまざまな種類のスタンドがあるので、用途に応じて使いやすいものを選びましょう。

自転車用鍵

自転車に備え付けられている鍵だけでなく、ダブルロックにすると、より盗難のリスクが下げられます。自転車用鍵には、以下の種類があります。

<自転車用鍵の種類>

  • ワイヤーロック
  • チェーンロック
  • U字ロック
  • ブレードロック

自宅で使用する場合は持ち運ぶ必要がないため、より頑丈なU字ロックやブレードロックがおすすめです。

自転車用防犯ブザー

自転車が盗まれそうになったら大きな音で威嚇する、自転車用防犯ブザーも屋外保管でおすすめのアイテムです。自転車用防犯ブザーは、ロックと一体になっているタイプもあり、ロックの効果をより強化します。

また、GPS搭載の追跡機能があるタイプもおすすめです。近年では、機能性が高く安価なものも増えてきているため、手軽に導入できるでしょう。

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自転車を屋外で保管する前にやっておきたいこと

自転車を長持ちさせるためには、保管の前に軽いメンテナンスが大切です。使用するたびに軽く汚れを落とすようにすると、しつこい汚れがつきにくくなります。チェーンやギアなどはサビやすいので、丁寧に拭き掃除をしましょう。

長期間使用せず保管している場合は、定期的に様子を見る必要があります。パンクやチェーンオイルの不足がないかの確認も、欠かさないようにしましょう。

まとめ

自転車を屋外で保管する場合は、紫外線や雨風、ほこりによる劣化や盗難被害などに注意する必要があります。対策としては、自転車カバーの使用やダブルロック、防犯ブザーの使用などが挙げられます。保管時の定期的なメンテナンスも行いましょう。

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