雪道を自転車で走行する際のポイントは?雪道を走りやすいおすすめの自転車も紹介!

雪道を自転車で走行するのはさまざまな危険がともないますが、住んでいる地域やライフスタイルによっては、雪の日も自転車を手放せない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、雪道を自転車で走行するシーンを想定している方向けに、雪道を走るときの注意点、雪の日に活用したいアイテムやおすすめのファットバイクなどについて詳しく紹介します。雪道でも安全に自転車を走行できるよう、しっかりと対策を取って事故に遭わないようにしましょう。

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雪道の自転車走行が危険な理由

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雪道での自転車走行は、路面が凍っていることで起こるアイスバーンや、それにともなう交通事故の危険性があるため危険です。これから自転車で雪道を走る可能性がある方は、あらかじめリスクを知っておきましょう。

理由①アイスバーンによる転倒

アイスバーンとは、降り積もった雪に含まれる水分が凍ることで路面が凍結する現象です。アイスバーンが起きた路面は非常に滑りやすい状態になります。

アイスバーンは主に下記の3種類に分けられます。

  • 圧雪アイスバーン:雪がタイヤや人の足などで踏み固められてできる
  • ミラーバーン:圧雪アイスバーンの道が車のタイヤによって磨かれてできる
  • ブラックアイスバーン:道路の表面が薄い氷で覆われててできる

なかでもとくに危険なのはブラックアイスバーンです。一見路面が濡れているだけのように見えるため、気付かずに走行して滑って転倒してしまう事故が後を絶ちません。アイスバーンは雪とセットなので、雪道を走るときは必ずアイスバーンが起きていると思っておきましょう。

理由②交通事故

雪道では、普段以上に交通事故の危険性が高まります。雪道を自転車で走行していると、凍結した路面や積もった雪でハンドルを取られて滑ってしまい、バランスが取れずに転倒する可能性があります。

また、滑って転倒したタイミングでほかの自転車と接触したり、車道に飛び出して車と衝突したりするリスクも否定できません。雪道を自転車で走行するときは、普段以上に安全運転を心がけ、慎重に自転車を漕ぐようにしましょう。

雪道の自転車走行は法律違反?

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都道府県道路交通法では、雪道自動車で走行する場合は、冬タイヤやチェーンを装備し路面凍結時の防滑措置を行うことが義務付けられています。しかし、自転車にはこのような対応は求められていません。

雪道を自転車で走行する際にとくに凍結対策をしていない場合でも法律違反にはなりませんが、自動車と同じように危険であることに変わりはないため、できる限りの対策をしておくことが望ましいでしょう。

雪道を自転車走行する際のポイント

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ここからは、雪道を自転車で走行するときに気を付けたいポイントについて解説します。走行中の事故を起こさないためにも、服装や運転の方法を工夫しましょう。

ポイント①速度を落としブレーキの回数を減らす

雪道を自転車で走行するときは、普段よりも速度を落とし、ゆっくりとしたスピードで走ることを心がけましょう。スピードを出してしまうと、ブレーキをかけても止まりにくく、最悪の場合滑って転倒することも考えられます。スピードを出さなければ、滑りそうになったときにすぐに止まることができて安全です。

また、できるだけ除雪済みの道を選んで走行するのもおすすめです。アイスバーンが起こっている可能性がある道を通る場合は自転車を降りて手で押すなど、事故を起こさないような対策をとってください。

ポイント②グリップ力のある靴を着用する

雪道を自転車で走行するときは、滑りにくい靴を履くこともポイントです。雪道は滑りやすく足元を取られやすいうえ、雪の日に自転車に乗るとペダルがいつもよりさらに滑りやすくなっています。

革靴やパンプスは底がツルツルとしており、足をついた際に滑る可能性があるため、スニーカーを履くのが理想的です。また、雪道を歩く用の滑り止めのついたブーツを履いたり、グリップ力の高い靴を履いたりするのもおすすめです。

ポイント③サドルを高くしすぎない

自転車を雪道で走行するときは、足がすぐに地面に付くように、サドルを高くしすぎないことも重要です。

スポーツバイクのようにサドルの位置が高い状態だと、滑りそうになったときにすぐに地面に足を付けることができず、転倒のリスクが高まります。雪道を走る際は、できれば足裏が完全に地面に付く状態にしておくのが理想です。

普段サドルを高めに設定している方も、雪の日はサドルの高さを調整するようにしましょう。

「ファットバイク」なら雪道でも走りやすい

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自転車で雪道を走る頻度が高い方や、豪雪地帯に住んでいる方は、雪道でも走りやすいファットバイクに乗り換えるのもおすすめです。ファットバイクとは、通常の自転車の約2倍の太さのタイヤを搭載したMTB(マウンテンバイク)のことで、雪の多いアメリカで生まれました。

ファットバイクのタイヤは太く頑丈で、雪道を走っても埋まりにくく、高いグリップ力によって凹凸にもしっかりと食い付きます。ファットバイクなら通常の自転車では走れないような過酷な雪道でも走行できるうえ、段差や凹凸の多い山道、砂地でのサイクリングも可能です。

雪道でも安心!おすすめ商品5選

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ここからは、雪道を走行するときに便利なアイテムや、雪道でのサイクリングに適したおすすめのファットバイクなどをいくつか紹介します。

  • 【グリップスプレー】1.スプレー式タイヤチェーン
  • 【靴】2.ハイグリップソール
  • 【ファットバイク】3.WO
  • 【ファットバイク】4.WEDNESDAY
  • 【ファットバイク】5.2020 Fatboy

【グリップスプレー】スプレー式タイヤチェーン

こちらの商品は、タイヤに吹き付けて使うスプレータイプのタイヤチェーンです。本来は自動車のタイヤ用ですが、自転車のタイヤにも問題なく使うことができます。ノルウェー産の木材の樹脂を原料としており、タイヤに吹き付けるだけでノーマルタイヤの約3倍のグリップ力が約70kmもの間持続します。

使い方は簡単で、タイヤの表面を軽く拭いてから表面全体にスプレーを噴射し、5分間置いておくだけです。タイヤにチェーンを取り付けるとなると、大掛かりな作業のため体力や専門的な知識が必要ですが、スプレーであれば誰でも簡単に扱うことができます。

500mlのペットボトルと同じサイズなので、自転車にボトルホルダーがついている場合は、取り付けて簡単に持ち運ぶことも可能です。

【靴】ハイグリップソール

こちらの靴はその滑りにくさから、実際に床が滑りやすい飲食店や食品工場などの現場でも活用されている商品です。フォーマルな見た目ながら縦・横・斜めの3方向に高いグリップ力を発揮し、雪道を自転車で走るときでも足が滑りにくいのが魅力です。

反発力の高いソールを採用しているため、ただ雪道で滑りにくいだけでなく、軽い力でペダルを漕ぐことができるでしょう。履き心地にもこだわっており、履き口の部分やインソールは通気性やクッション性の高い素材が使われています。

白・黒・グリーン・ピンク・ブルーの5色展開で、さまざまな服装に合わせられるのも魅力です。

【ファットバイク】WO

WOは、ゴツゴツとした大きいチューブレスレディタイヤが目を引く、カナダ発の人気ファットバイクです。チューブレスレディタイヤとは、タイヤチューブを使わず、代わりにシーラントと呼ばれる専用の液体を注入して空気を保持するタイプのタイヤです。通常のタイヤと比べてパンクしにくく、乗り心地が良いというメリットがあります。

常に低い空気圧で走行できるため、路面への高いグリップ力も得られ、滑りやすい雪道でも安定感のあるサイクリングが可能です。シックなデザインのファットバイクを探している方や、乗り心地を重視したい方におすすめします。

【ファットバイク】WEDNESDAY

WEDNESDAYは、現在のファットバイク人気を作った元祖ファットバイクメーカーの代表的な商品です。アメリカンなスタイルと洗練されたフレームデザインが高い人気を誇っています。

山道・雪道でのトレッキングとツーリングのどちらにも使いやすい設計でできているため、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。リアキャリアや泥除け、ボトルホルダーなどの便利なパーツを後付けできるようになっており、自分好みにカスタマイズすることも可能。世界的に有名なファットバイクに乗ってみたい方や、使い勝手の良い1台を探している方におすすめです。

【ファットバイク】2020 Fatboy

2020 Fatboyは、いつでもどこでも冒険ができる自転車をテーマに作られたファットバイクです。外径27.5インチ(約70cm)×3.8インチ(約10cm)の極太のタイヤを搭載しており、雪道でもグラつきません。

雪・氷・岩・木の根・砂利などのさまざまな道を走ることを想定しており、タイヤだけでなくチェーンや歯車をはじめとしたドライブトレインも頑丈なパーツを採用しているほか、フレームも高品質で耐久性の高いアルミ合金でできています。ありとあらゆる路面を安全に走りたい方や、耐久性の高いタフなファットバイクを探している方におすすめです。

雪道の走行は細心の注意が必要!

路面の滑りやすい雪道を自転車で走る際は、普段以上に事故に気を付け、細心の注意う必要があります。サドルの位置を調整したり、滑りにくい靴を履いたりするだけでも転倒リスクを抑えることができるので、ぜひ今回紹介した方法を実践してみてください。

また、普段自転車をよく使っている方の中には、坂道や長い距離を走行するのに苦労している方もいるのではないでしょうか。wimoの「電動アシスト自転車COOZY」は、バッテリーによってペダルを漕ぐ力をアシストしてくれるので、誰でも快適にサイクリングをすることができます。

COOZYのデザインやスペックは、wimoの公式オンラインストアからチェックできるので、気になった方はぜひそちらを覗いてみてはいかがでしょうか。

 


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自転車で雪道を走行する際は注意が必要です。今回ご紹介したアイテムを活用して安全に走行しましょう。

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「ベルトドライブはどんな自転車?」

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