自転車のカラータイヤとは
自転車のカラータイヤは、タイヤの色を黒以外に変えることにより、雰囲気を変えられるカスタマイズの一種です。赤、青、黄色など豊富なカラー展開があり、好みの色を選べます。
そもそもタイヤが黒いのは、ゴムの強度を強める「カーボンブラック」を使用しているからです。しかし、カーボンブラックの量を減らしたり、別の補強材を使用したりする方法により、黒以外のタイヤを作れます。
自転車のカラータイヤの種類
自転車のカラータイヤには、クリンチャータイプとチューブラータイプの2種類があります。ここでは、それぞれの違いを解説します。
<自転車のカラータイヤの種類>
クリンチャータイプ
チューブラータイプ
クリンチャータイプ
クリンチャータイプは、タイヤの中にチューブが入っているタイプです。ママチャリやクロスバイク、マウンテンバイクなど、ほとんどの自転車はこのクリンチャータイプのタイヤが使用されています。パンクの際は、チューブを修理、もしくは交換するだけで解決できる場合が多いです。
チューブラータイプ
チューブラータイプとは、タイヤの内部にチューブが縫い付けられたタイプのタイヤです。チューブとタイヤが一体化しているため、軽いうえにスピードを出しやすいのが特徴です。レース用のロードバイクに多く使用されています。
自転車をカラータイヤでカスタマイズするメリット
自転車をカラータイヤでカスタマイズするメリットは、主に見た目のドレスアップです。足回りの色が変わると、自転車全体が華やかに見えます。自分の好きな色を選べば、自転車に乗るときの気分も上がるでしょう。フレームと同一カラーを使うと、統一感のある印象にもなります。
自転車をカラータイヤでカスタマイズする際の注意点
自転車をカラータイヤでカスタマイズする際は、以下の3つの点に注意しましょう。
<自転車をカラータイヤでカスタマイズする際の注意点>
汚れが目立ちやすい
黒いタイヤと比べて性能が劣る可能性がある
紫外線により劣化しやすい
汚れが目立ちやすい
洋服などと同様に、明るい色は汚れが目立ちやすいです。さらに、自転車のタイヤはゴム製で、地面との摩擦が生じる際に汚れが付着しやすくなります。消しゴムのような原理で汚れを吸着させる性質があるため、カラータイヤはより汚れが目立ちやすいといえます。
黒いタイヤと比べて性能が劣る可能性がある
カラータイヤがあまり普及していない原因として、黒いタイヤに使われる「カーボンブラック」が最も優れた補強材とされてきた点があります。カーボンブラックが少ない、もしくは他の補強材を使用しているカラータイヤは、グリップ力が弱いものもあるのです。
一方、近年開発が進み、カーボンブラックに変わる「シリカ」の性能が上がってきているともいわれています。カラータイヤでも、製品によっては黒いタイヤと性能が変わらない場合もあるでしょう。グリップ力が気になる場合は、サイドだけがカラーになっているタイプのカラータイヤも検討できます。
紫外線により劣化しやすい
色の特性により、カラータイヤは黒いタイヤより紫外線に弱いとされています。タイヤの劣化が進むと、ひび割れやパンクの原因となるため、定期的な交換が必要です。カラータイヤの場合は、メンテナンスの周期が早まることがデメリットとなり得るかもしれません。
自転車のカラータイヤのお手入れ方法
自転車のタイヤをカラータイヤに変えたら、以下の方法でお手入れしましょう。
<自転車のカラータイヤのお手入れ方法>
こまめに洗浄する
定期的に空気圧を確認し、必要に応じて入れる
乗る前にブレーキがしっかり利くか確認する
こまめに洗浄する
カラータイヤは黒タイヤよりも汚れが目立ちやすいため、よりこまめな洗浄が必要になります。ます. 全体が劣化した印象になる前に、なるべく頻繁な洗浄を行いましょう。タイヤは専用洗剤もありますが、中性洗剤でも洗えます。タイヤの隙間に砂や小石が詰まっていることもあるので、ブラシを使って細かく丁寧に落としましょう。
定期的に空気圧を確認し、必要に応じて入れる
毎日乗る場合は1週間に1度、あまり乗らない場合でも2週間に1度程度は、空気圧を確認するのがベストです。空気が入っていない状態で走行し続けると、劣化を早める原因となり、パンクが起こる場合もあります。適切な空気圧が保てるよう、必要に応じて空気を入れることが大切です。
乗る前にブレーキがしっかり利くか確認する
カラータイヤによっては、黒いタイヤに比べてグリップ力が劣るものもあります。そのため、ブレーキがしっかり利く状態にしておくことは、より重要といえます。自転車に乗る前には左右のブレーキを握り、自転車を進めたときに1/2〜1/3の位置まで握り込めるかを確認しましょう。ワイヤーのサビや折れ曲がりにより、ブレーキが利かなくなっていないか注意が必要です。
自転車のタイヤは消耗品!摩耗が見られたら交換しよう
黒いタイヤかカラータイヤかに関わりなく、自転車のタイヤは消耗品である点も覚えておくべきです。摩耗が見られたら、適切な時期に交換する必要があります。
タイヤの寿命は、約3年といわれています。また、走行距離に換算すると、約3,000kmです。走行距離や使用年数に関わらず、次のような症状が現れたときも交換時期であるといえます。
<交換時期の目安となる症状>
空気が抜けやすくなる
タイヤ表面の模様がなくなる
ひび割れや亀裂がある
インジケーターが見えづらくなっている
タイヤ内部の繊維(ケーシング)が飛び出している
寿命が過ぎたタイヤに乗り続けていると、グリップ力が弱ったりブレーキが利きにくくなったりして、走行中の危険につながります。定期的な確認を行い、いつも安全な状態で自転車に乗れるようにしましょう。
まとめ
自転車のタイヤは黒だけではなく、さまざまな色にカスタマイズできるカラータイヤも存在します。カラータイヤは黒いタイヤと異なる補強材を使用するため、グリップ力が弱い製品もあるといわれています。また、汚れやすかったり紫外線に弱かったりする面を考慮し、適切なメンテナンスが必要です。
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