自転車を利用している方の中には、
盗難被害を恐れている方も多いのではないでしょうか。盗難によって焦りたくない方は、日ごろから盗難対策を行い、万が一のときに備えて保険に入っておくのが大切です。
当記事では、自転車の盗難を補償してくれる保険の種類や、自転車の盗難被害に遭わないための対策方法などについて解説します。記事を読むことで、自転車の盗難被害に遭いにくくなるだけでなく、万が一盗難された際も、安心して保険を利用できるでしょう。
自転車の盗難保険について気になる方は、ぜひご一読ください。
自転車の盗難を補償してくれる保険は?
どのような保険に入っていれば、自転車の盗難を補償してもらえるのでしょうか。自転車の盗難に対応できる主な保険は、以下の3つです。
自転車の盗難に対応できる保険
- 自転車盗難保険
- 家財保険
- 火災保険
自転車盗難保険
自転車盗難保険とは、自転車が盗難された際、同じ自転車を安く買えたり、購入金額の数割がもらえたりする保険のことです。家や出先で盗まれたときだけでなく、「盗まれた自転車を発見できたが壊れていた」といったケースでも、保険金を受け取れます。
自転車盗難保険の中には、盗難に関係するものだけでなく、単独事故で自転車を壊してしまったときに補償してもらえるものもあります。
家だけでなく出先で盗難されたときにもお金をもらいたい方、事故による自転車の破損に不安を感じる方におすすめです。保険料は、年間3,300円程度となっています。
家財保険
家財保険とは、家で保管している所有物が盗まれたり、壊れたりしたときに補償してもらえる保険のことです。補償されるのは、物置や軒下、車庫などの自宅敷地内で保管している自転車に限ります。出先で自転車を盗まれると補償対象とならないため、十分に注意しましょう。
家財保険がおすすめなのは、外出先ではなく、自宅保管中の盗難について重点的に備えたい方です。保険料の目安は、1年で4,000〜7,000円程度となります。
火災保険
火災保険とは、建物や建物の内部にある日用品、家具などの損害を補償する保険のことです。名前に「火災」とありますが、盗難や水災、風災などのさまざまな損害について補償してもらえます。先述の家財保険は、火災保険の一部に当たるものです。
火災保険の特約によっては、自転車の盗難が対象となるものもあります。なお家財保険と同じく、補償対象は「建物の中に収容されているとき」のみとなっているケースがほとんどです。外出先で盗まれたときは、補償の対象外となることも多いためご注意ください。費用の目安は、5,000円~8万円ほどです。
自転車保険には自転車盗難の補償はついていない
近年、多くの自治体では、自転車保険への加入が義務となりつつあります。
自転車保険と聞くと、盗難についても補償がありそうなイメージがあるでしょう。しかし、実際のところ自転車保険は、自転車の盗難についての補償がないケースがほとんどです。
自転車保険とは?
自転車保険は、自転車を運転しているときの事故に備える保険です。傷害保険、および個人賠償責任保険がセットになっています。自転車に乗っているときに、誰かを怪我させてしまったり、自分が怪我をしたりしたときの治療費を補償してくれるものです。
盗難補償があるメーカー・ブランドもある
自転車メーカー・ブランドの中には、自転車が盗まれたときの補償を用意しているところもあります。こうしたメーカー・ブランドを利用することで、自転車が盗まれた際、盗まれた自転車と同じ車種のものを安く購入できます。
例としてヤマハでは、電動アシスト自転車を購入して3年以内に盗まれた場合、本体価格の30〜50%で同型車の新しい自転車が購入可能です。
場合によっては、あとから自転車盗難保険に加入するのと、ほとんど変わらないこともあります。盗難補償の内容については、メーカーやブランドによっても異なるため、保険に入るのと補償のあるメーカー・ブランドの自転車を購入するのでは、どちらがお得か比較検討してみましょう。
自転車の防犯登録と盗難保険は別物となっています。防犯登録についてはこちらの記事をご覧ください。
自転車の盗難被害に遭わないための対策
自転車の盗難被害は、事前に対策を行うことである程度防ぎやすくなります。特に注意しておきたいものとしては、以下の5つが挙げられます。自転車の盗難対策についてはこちらの記事でも紹介しています。
自転車の盗難被害に遭わないための対策
- 自転車には必ず鍵をかける
- 防犯対策のされている駐車場・駐輪場に停める
- 住宅の敷地内でも施錠を忘れない
- 盗難防止ブザーを活用する
- 自転車カバーで覆う
自転車には必ず鍵をかける
自転車を停車する際には、必ず鍵をかけるようにしましょう。盗難を防ぐ上では、性能の高い鍵を選ぶこともポイントとなります。サークル錠を利用するのであれば、ディンプルキーがおすすめです。ディンプルキーは、複製やピッキングを行うのが困難なため、盗難のリスクを大きく下げられるでしょう。
そのほか、U字ロックやブレードロックなども防犯に向いています。U字ロック・ブレードロックは丈夫で重たく、切断されにくいため、自転車が持ち去られるのを防げます。
防犯対策のされている駐車場・駐輪場に停める
駐車場・駐輪場に自転車を停める際は、防犯対策がされている場所を選ぶようにしましょう。
具体的には、人が通ると明かりがつくセンサーライトや、防犯カメラなどが設置されているところが好ましいです。
盗難の犯人は、明かりによって目立ったり犯行がカメラに映ったりすることを恐れるため、こうした場所に自転車を置いておけば、盗難のリスクを下げられます。
住宅の敷地内でも施錠を忘れない
自転車を利用している方の中には、自宅の敷地内では鍵をかけていないという方もいるかもしれません。しかし、敷地内であっても盗難リスクは十分にあります。外部からの侵入者に自転車を盗まれるのを防ぐためにも、必ず毎回施錠を行うようにしましょう。
盗難防止ブザーを活用する
盗難防止ブザーとは、自転車が不審な動作をしたときなどに、アラームを鳴らしてくれるブザーのことです。盗難防止ブザーには、鍵と一体化しているものと、センサーを自転車に取り付けるものの2種類が存在します。
鍵と一体化しているタイプは、鍵を強引に破壊しようとした際にアラームが鳴るものです。盗もうとして自転車に触れるだけでアラームが鳴るタイプもあるため、盗難の抑止力となってくれるでしょう。自転車に取り付けるタイプのものは、不自然に自転車が揺れたり、自転車が大きく傾いたりした際にアラームが鳴ります。
自転車カバーで覆う
自転車の盗難する人の中には、高く売れやすい自転車を狙って盗む人も少なくありません。
自転車カバーをかけておくことで、自転車のフォルムやロゴなどが見えなくなります。フォルムやロゴが隠されることにより、高価な自転車を利用していても一目でわからなくなり、盗難者から狙われにくくなるでしょう。
電動アシスト自転車は、バッテリーの盗難に注意!
電動アシスト自転車は、自転車の本体だけでなく、バッテリーを盗まれるリスクもあります。以下の対策を実施しておくことで、バッテリーの遭難被害を防ぎやすくなるでしょう。
電動アシスト自転車のバッテリー盗難対策
- 自転車のロックとバッテリーロックを二重で行う
- バッテリーは屋内で保管する
自転車のロックとバッテリーロックを二重で行う
自転車自体のロックだけでなく、バッテリーを守るためのロックもかけ、二重のロックで自転車を守りましょう。鍵代は2倍になりますが、多くの場合バッテリーを盗まれて買い換えたほうが、はるかに高い費用がかかります。長期的に考えて損しないよう、入念な対策を行うことをおすすめします。
バッテリーは屋内で保管する
バッテリーは毎回屋内に持ち帰り、家の中などで保管するようにしましょう。取り外すのが面倒だからと、自宅の駐輪スペースに放置していると、盗まれる可能性が高くなります。
まとめ
自転車カバーや鍵を活用し、盗難のリスクを抑えましょう。自転車の盗難に対応した保険に加入しておけば、いざというとき費用面で安心できます。
wimo株式会社では、自転車開発やIoT開発に関わってきたメンバーが高品質な自転車を開発しています。乗り心地の良い自転車をお求めの際は、ぜひチェックしてみてください。
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
本格子供自転車「wimo kids」
をご用意しております。
wimo製品は全車種ベルトドライブを標準搭載しており、
あなたの生活の移動がより快適なものになることを約束します。
▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
wimoは、都会的なデザインで、1.25kgの軽量バッテリーを搭載、電動アシスト自転車「COOZY」&優れたパーツを採用している本格派子ども自転車「wimo kids」といった、ハイスペックバイクのラインナップ。
全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにてお取り扱い中です。