電動自転車のバッテリーの寿命は何年?
電動自転車のバッテリーの寿命は、一般的に3〜4年程度とされています。
また充電回数を基準とした場合、700〜900回程度充電を行うと寿命を迎えると言われています。バッテリーの寿命が近づいたら、速やかに交換の準備を行いましょう。
また、バッテリーは使った回数だけでなく、時間の経過によっても劣化していきます。
ほとんど使用せず放置していたとしても、時間が経てば寿命が来てしまうため注意しましょう。
電動自転車のバッテリーは2種類
電動自転車のバッテリーには、以下の2種類があります。
- リチウムイオン電池
- ニッケル水素電池
バッテリーの種類によっても、持っているメリットは異なります。それぞれの特徴について、ここから詳しく見ていきましょう。
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池とは、私たちが普段持ち歩いているスマホにも使用されているバッテリーのことです。現在の主流であり、世の中にある電動自転車のほとんどはリチウムイオン電池で動いています。メリットとしては、
小型で軽い点、寿命が長めである点が挙げられるでしょう。
なお、当社wimo株式会社の製品である電動アシスト自転車「COOZY(クージー)」もリチウムイオン電池を使用しています。洗練されたデザインと実用性にこだわった製品であるため、ぜひこちらもチェックしてみてください。
電動アシスト自転車のリチウムイオンバッテリーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池に比べると現在はあまり使用されていないバッテリーです。
メリットとしては、リチウムイオン電池よりも安く購入しやすいという点が挙げられます。対して、寿命が2〜3年とやや短めな点、重量感がある点がデメリットとして挙げられるでしょう。
電動自転車のバッテリーを長持ちさせるコツ
電動自転車のバッテリー交換には手間もお金もかかるため、「できれば長持ちさせたい」と思うのが心情です。普段の保管環境やバッテリーの充電方法などを工夫することで、バッテリーの寿命を延ばすことが可能です。
長持ちさせるために注意したいポイントとしては、以下の3つが挙げられます。
- 高温の環境を避ける
- バッテリーを充電し過ぎない
- バッテリーを空にしない
それぞれのポイントについて、順番に確認していきましょう。
①高温の環境を避ける
バッテリーは、高温の環境に弱いという特徴を持っています。直射日光に当たる場所や、熱がこもりやすい場所などにバッテリーを放置するのは避けましょう。
バッテリーをつけたままの状態で自転車を暑いところに置いている方は、バッテリーを外し、涼しい環境で保管するのがおすすめです。このようにすることで、暑さから守れるだけでなく、バッテリーのみの盗難リスクも回避できます。
②バッテリーを充電し過ぎない
充電が0%になるのを防ぐために、「こまめに充電を行う」という方は多いでしょう。しかし、バッテリーを充電し過ぎるのは逆に劣化につながる可能性があります。
先ほども解説したとおり、電動自転車のバッテリーは、700〜900回程度充電を行うと寿命が来るとされています。こまめに何度も充電を行うと、充電回数が積み重なっていくため、比較的早い時期に寿命が来ることになるのです。
90%などの余裕がある状態での充電は避け、できる限り残量が少なくなってから充電するのがおすすめです。ただし、0%になってから充電すると過放電になるため、おおよそ20%を目安に充電を行いましょう。過放電については、のちほど詳しく解説します。
③バッテリーを空にしない
バッテリーの残量を0%に等しい状態にしておくと、「過放電」となるおそれがあります。過放電とは、電池残量が0%になった状態でさらにエネルギーを取り出そうと放電する状態を指します。過放電が行われると電池が劣化しやすくなるため注意が必要です。
電動自転車だけでなく、普段使っているスマートフォンなどにおいても、バッテリーはなるべく0%にしない方が良いとされています。バッテリーを長持ちさせたいのであれば、すべて使い切ることはせず、40〜60%程度に維持しておくことをおすすめします。
仮に電動自転車を使わない期間が長引きそうなときも、時々充電を行い、バッテリー残量が0%になることを防ぎましょう。
電動自転車のバッテリーの寿命を確認する方法
「今使用しているバッテリーは、あとどのくらいで寿命が来るのだろう」と気になっている方も多いでしょう。バッテリーの寿命は、以下2つの方法のうちどちらかを実施することで確認が可能です。
- 残量表示ボタンで確認する
- お店でバッテリーを確認してもらう
それぞれ順番に見ていきましょう。
①残量表示ボタンで確認する
多くのバッテリーには、劣化状況を確認できる「残量表示ボタン」がついています。こちらを押すことで、バッテリーの寿命の確認が可能です。詳しい確認方法はメーカーによってそれぞれ異なるので、使用しているバッテリーの寿命を知りたい方は、付属の説明書や公式サイトをチェックしてみましょう。
②お店でバッテリーを確認してもらう
バッテリー診断機を用意しているお店に行けば、バッテリーの劣化状況を確認してもらえます。お店で確認してもらうと、バッテリーの寿命が分かるだけでなく、適切な充電のタイミングを教えてもらえたり、使用方法に関するアドバイスをもらえたりすることもあります。
バッテリーを長持ちさせたい方は、ぜひ近所にあるお店に行って聞いてみましょう。
バッテリーだけではなく車体の定期点検も行うことで、自転車自体の寿命が延びます。定期点検についてはこちらの記事をご覧ください。
電動自転車のバッテリーの寿命が来たら買い替える?
電動自転車のバッテリーに寿命が訪れた際、電動自転車そのものを買い替える方も多いでしょう。しかし、一部の例外を除き、自転車を購入する必要はありません。
バッテリーの寿命は3〜4年程度なのに対し、電動自転車の寿命はそれよりも長い8〜10年程度とされているためです。
寿命が来た際は、まずバッテリーのみを交換しましょう。
2回目からは、「自転車がどのくらい劣化しているか」「自転車を買ってからどのくらい経ったか」といったことを確認し、自転車ごと買い替えるべきか検討するのがおすすめです。
まとめ
バッテリーの寿命は、3〜4年程度です。
高温の環境を避けて保管したり、充電方法に注意したりすることで、バッテリーを長持ちさせることができます。「少しでも長く乗りたい」と考えている方は、一度日々の管理方法を見直してみると良いでしょう。
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▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
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