子ども乗せ電動自転車とは?
子ども乗せ電動自転車とは、子どもを乗せての走行を前提に設計されている自転車のことです。子どもの体重を合わせると、自転車を漕ぐのには大きな力が必要となります。しかし、アシスト機能のある電動自転車なら、疲労を軽減できます。
一般的な電動自転車との違い
一般的な電動自転車に別売りのチャイルドシートを取り付けて子どもを乗せることも可能です。しかし、子ども乗せ電動自転車はあらかじめ子どもを乗せることを前提に設計されているため、一般的な電動自転車とは安定感が異なります。子どもを乗せたときにふらつきにくく、各所に安全のための配慮が払われている商品も多いです。
子ども乗せ電動自転車の選び方
子ども乗せ電動自転車として販売されている商品は数多くあるなかで、自分にあったものを選ぶために、以下のポイントに注目するのがおすすめです。
<子ども乗せ電動自転車の選び方>
- ①前乗せ・後ろ乗せタイプ(年齢別)
- ②走行性・安全性
- ③チャイルドシートの安全性
- ④座りやすさ・握りやすさ
- ⑤バッテリー容量
- ⑥モーターの位置
- ⑦タイヤ径の大きさ
それぞれを具体的に見ていきましょう。
①前乗せ・後ろ乗せタイプ(年齢別)
子ども乗せ電動自転車には、前乗せと後ろ乗せタイプの2種類があります。前乗せタイプのメリットは、子どもの様子がわかりやすく、ふらつきにくい点です。前乗せタイプは、1歳〜4歳未満の子どもを乗せるのに適しています。
後ろ乗せタイプは、子どもに直射日光や正面からの風が当たりにくく、3人乗りにも対応できることがメリットです。後ろ乗せタイプは、1〜6歳未満の子ども対象で長期間使用できます。前乗せ・後ろ乗せは、用途や子どもの年齢に応じて選ぶのがおすすめです。
②走行性・安全性
子ども乗せ電動自転車で走行性・安全性を重視して選ぶなら、前乗せタイプがおすすめです。小さな子どもがチャイルドシートでばたついた場合、子どもの様子が確認できるため、落下を防ぎやすいメリットがあります。また、チャイルドシートが前輪の真上にくるため、重心が安定してハンドル操作がしやすくなります。
③チャイルドシートの安全性
チャイルドシートは、子どもの安全に大きく関わる部分のため、詳細まで作りを確認しましょう。ヘッドレストが深く側頭部までガードできるタイプは、ヘルメットでカバーできない部分まで守れるため、より安全性が高まります。また、ヘッドレストやフットレストは、成長に応じて調整できるタイプのものがおすすめです。
④座りやすさ・握りやすさ
自転車本体の座りやすさ・握りやすさも、チェックしておくべき重要なポイントです。長時間乗ることが多い場合は、座面が広く、厚みのあるサドルを選ぶと快適に走行できます。また、ゴム製など滑りにくいグリップを選ぶと、握りやすさが向上します。
⑤バッテリー容量
バッテリー容量が多いものを選ぶと、1回の充電で走れる距離が長くなり、充電頻度が少なくて済みます。電動自転車を頻繁に使用する場合は、12〜16Ah程度の大容量バッテリーを選ぶのがおすすめです。一方、バッテリー容量が多いほど、価格が高くなる傾向があります。バッテリー容量については、使用頻度と予算のバランスで選択すると良いでしょう。
⑥モーターの位置
モーターの位置によって、走り心地に違いが生じます。電動自転車には、主にセンターモーターと前輪モーターの2種類があります。センターモーターは後ろから押される感覚で、走行が滑らかなのが特徴です。一方、前輪モーターは力強さを感じやすく、前から引っ張られているような乗り心地が特徴になります。
初めて電動自転車に乗る方の場合は、バランスの良いアシスト力を持つセンターモーターがおすすめです。強いアシスト力が好みの方は、前輪モーターがより適しています。
※写真はイメージで乗車する際に、ヘルメットの着用をお願いします。
⑦タイヤ径の大きさ
子ども乗せ電動自転車で主流なのは、20〜24インチの小さめなタイヤサイズのタイプです。タイヤが小さいと走行が安定しやすく、子どもの乗り降りもさせやすいメリットがあります。一方で、26インチ以上の大きめの電動自転車は、一般的なママチャリと似たような感覚で走行できます。身長の高いパパとシェアする場合にも、大きめのサイズを検討できるでしょう。
【前乗せタイプ】おすすめ子ども乗せ電動自転車5選
前乗せタイプでおすすめの子ども乗せ電動自転車は、以下の5選です。
<【前乗せタイプ】おすすめ子ども乗せ電動自転車5選>
- ブリヂストン「ビッケ ポーラー e」
- パナソニック「ギュット・クルーム・EX」
- パナソニック「ギュット・クルーム・DX」
- パナソニック「ギュット・クルームF・DX」
- ヤマハ発動機「PAS Kiss mini un SP」
それぞれを具体的に見ていきましょう。
ブリヂストン「ビッケ ポーラー e」
「ビッケ ポーラー e」は、ブリヂストンが販売する走行時の安定性が高い、前乗せタイプのチャイルドシートを搭載した電動自転車です。
ビッケ ポーラー eは、広々設計でゆったり乗れるチャイルドシートを搭載しており、子どもの乗り心地にもこだわっています。サドル最低地上高70cmで地面からの位置が低いため、またがりやすく、背が低い方でも扱いやすい仕様です。長距離も走れる大容量バッテリー搭載で、頻繁使用にも適しています。
パナソニック「ギュット・クルーム・EX」
「ギュット・クルーム・EX」は、パナソニックが販売する、チャイルドシートの快適性にこだわりのある電動自転車です。
ギュット・クルーム・EXでは、シートクッション、サンシェード、メッシュフットカバーを装備した、快適なチャイルドシート「クルームシート」を搭載しています。手元でスイッチの電源を入れると、後輪サークル錠が自動で開錠できる「ラクイック」の機能で、子どもから目を離さず自転車に乗れます。スタンドを立てるとハンドルも同時に固定され、停止時にもふらつきにくい仕様です。
パナソニック「ギュット・クルーム・DX」
「ギュット・クルーム・DX」は、EXと同様に、クルームシートを使用したパナソニックの電動自転車です。
ギュット・クルーム・DXでも、乗り心地の快適なチャイルドシート「クルームシート」を搭載しています。EX、DXともに、カルパワードライブユニットにより、軽量ながら力強いアシスト付きです。DXでは、艶消しのマットで、おしゃれな色味も含めた6色から選択できます。基本的な機能はほぼ同じですが、「ラクイック」「ソーラーオートテール」の機能は搭載しておらず、EXよりも価格が安いモデルとなっています。
パナソニック「ギュット・クルームF・DX」
パナソニック「ギュット・クルームF・DX」は、「クルームフロントシート」とバスケットを標準装備しており、子どもとの買い物にも便利な電動自転車です。
ギュット・クルームF・DXは、取り付け位置が低く、乗せ降ろしがしやすい仕様の「クルームフロントシート」を搭載したモデルです。さらに、大容量で荷物を傷つけにくい、パイプ樹脂バスケットが標準装備で付属しており、買い物時に便利です。
ヤマハ発動機「PAS Kiss mini un SP」
「PAS Kiss mini un SP」は、ヤマハが販売する繭型チャイルドシートを特徴とする電動自転車です。
PAS Kiss mini un SPでは、子どもの胸まで包む繭型チャイルドシートを搭載しており、安心感のある乗り心地を特徴としています。テコの原理で、楽にスタンドがかけられるかるっこスタンドでも、子どもを連れている際の停車に便利です。バッテリーは長距離に対応する25.2Vの容量で、頻繁な充電が不要です。
【後ろ乗せタイプ】おすすめ子ども乗せ電動自転車10選
後ろ乗せタイプでおすすめの子ども乗せ電動自転車は、以下の10選です。
<【後ろ乗せタイプ】おすすめ子ども乗せ電動自転車10選>
- ブリヂストン「ビッケ モブ dd」
- ブリヂストン「アシスタU STD」
- パナソニック「ギュット・クルームR・EX」
- ブリヂストン「アシスタC STD」
- ヤマハ発動機「PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」
- パナソニック「ギュット・クルームR・EX」
- ヤマハ発動機「PAS Babby un SP coord.リヤチャイルドシート標準装備モデル」
- パナソニック「ギュット・クルームR・DX」
- パナソニック「ギュット・アニーズ・DX・26」
- ブリヂストン「ビッケ モブ dd」
それぞれを解説していきます。
ブリヂストン「ビッケ モブ dd」
「ビッケ モブ dd」は、ブリヂストンの販売するコンパクトで扱いやすい電動自転車です。
ビッケ モブ ddは、またぎやすく、乗り降りもしやすいU型フレームを備えています。リヤチャイルドシートはクッション標準装備となっており、快適性を保ちながらもコンパクトで、駐輪場でもぶつかりにくい仕様です。スピードを抑えるモーターブレーキ付きで、下り坂でも安全な走行ができます。
ブリヂストン「アシスタU STD」
「アシスタU STD」は、ブリヂストンの販売するシンプルな電動自転車で、オプションとしてチャイルドシートを装着できます。
「アシスタU STD」は、ハンドルの半固定が可能で、駐輪や荷物の載せ降ろし時に安定しやすく便利です。幅広ワイヤーバスケット付きで、日常の買い物や通勤などにも使いやすい仕様になっています。3ファンクションメーターはバックライト付きで、夜でも見やすいです。オプションでチャイルドシートを装着すると、子どもと一緒に使用できる自転車となります。
パナソニック「ギュット・クルームR・EX」
パナソニック「ギュット・クルームR・EX」は、サンシェード標準装備の「クルームリアシート」を特徴とした電動自転車です。
「ギュット・クルームR・EX」は、日差しから子どもを守れるサンシェード標準装備の「クルームリアシート」付きの電動自転車です。手元スイッチの電源で、後輪サークル錠が自動解錠できる「ラクイック」機能を搭載しており、キーをカバンから取り出さなくてもすぐに乗り始められます。ワイドバック樹脂バスケット2付きで、買い物時も便利な仕様です。
ブリヂストン「アシスタC STD」
「アシスタC STD」は、ブリヂストンが販売する、安全な走行を可能にする機能が満載の電動自転車です。
「アシスタC STD」は、成長に応じて3段階に調整できる、シートベルト付きのヘッドレスト一体型チャイルドシートが特徴です。後方には、スタンド幅が広く、安定感のあるスーパーラクラクワイドスタンドが付いています。子どもを乗せたままでも、テコの原理で簡単にスタンドを立てられます。子どもの乗せ降ろしや駐輪中、停止中などにハンドルが回転しないよう、手元でロックできる「テモトデロックⅡ」など、安全のための機能が満載です。
ヤマハ発動機「PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」
「PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」は、ヤマハが販売する扱いやすい軽量な電動自転車です。
「PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」では、子どもの頭部を270度包み込むリヤチャイルドシートを搭載しています。ヘルメットでカバーできない顔の側面まで包み込むため、万一の転倒に備えることが可能です。スタンドとハンドルが同時にロックされるスタンド連動式ハンドルストッパー搭載で、駐車中のふらつきも防止します。低床U型軽量アルミフレームのため、またぎやすく、見た目もすっきりとした仕様です。
パナソニック「ギュット・クルームR・EX」
「ギュット・クルームR・EX」は、パナソニックが販売するラクイックと、クルームリアシート搭載モデルの電動自転車です。
「ギュット・クルームR・EX」は、子どもを日差しから守る、サンシェード標準装備のクルームリアシートが付いた電動自転車です。キーを取り出さずに、近づくだけで解錠できる「ラクイック」の機能も備えています。大型容量のワイドパイプ樹脂バスケット2付きで、買い物での使用にも便利です。
ヤマハ発動機「PAS Babby un SP coord.リヤチャイルドシート標準装備モデル」
「PAS Babby un SP coord.リヤチャイルドシート標準装備モデル」は、ヤマハが販売するファッショナブルな外観が特徴の電動自転車です。
「PAS Babby un SP coord.リヤチャイルドシート標準装備モデル」は、フレームカラーと組み合わせた、おしゃれなココアブラウン×アイボリーのリヤチャイルドシートを搭載しています。リヤチャイルドシートは頭部を270度包み込む仕様で、安全にも配慮しています。グリップやサドルはメタルパーツをあしらった上品なデザインになっており、細部までこだわりを感じられる外観です。
パナソニック「ギュット・クルームR・DX」
「ギュット・クルームR・DX」は、パナソニックが販売する、乗り降りがしやすく操作性が高い電動自転車です。
パナソニック「ギュット・アニーズ・DX・26」
「ギュット・アニーズ・DX・26」は、パナソニックが販売する26インチの大型の電動自転車です。
「ギュット・アニーズ・DX・26」は26インチの大型モデルで、長身の方でも乗りやすいのが特徴です。車のシートベルトのようなベルトの引き出しと、巻き取りができるプレミアムリアチャイルドシートを搭載しています。たっぷりと荷物が乗せやすく、おしゃれなパイプワイドバスケット付きです。鍵穴が見やすいサークル錠で、急いでいるときの解錠にも便利です。
ブリヂストン「ビッケ モブ dd」
「ビッケ モブ dd」は、パナソニックが販売する乗り降りのしやすい電動自転車です。
「ビッケ モブ dd」は、クッションを装備したコンパクトなリヤチャイルドシートが付いています。座り心地の快適性を備えつつ、周囲にぶつかりにくいサイズ感で使いやすい仕様です。またぎやすいU型フレームで、小柄な方でも乗りやすいです。前方には大きめのフロントバスケットが入っており、日常の買い物の荷物もしっかりと載せられます。
子どもの初めての自転車には「wimo kids」を検討してみては
子どもたちは、パパやママと一緒にチャイルドシートで自転車に乗っているうちに「自分でも自転車に乗ってみたい」と言い始める時期が来るはずです。子どもの初めての自転車には「wimo kids」をおすすめします。「wimo kids」は、成長に合わせた規格や耐久性にこだわった子ども用
自転車です。
「wimo kids」は、スイカ1玉分に匹敵する、わずか6.1kgの軽量さが特徴です。子どもの力でも簡単に持ち上げられ、転んだときのケガのリスクも低いです。漕ぎだしの軽いベルトドライブを搭載しており、エネルギー効率を高めた軽いペダリングで、自転車の楽しさを味わいやすい仕様になっています。大人っぽいシンプルなデザインのため、飽きにくく、長く使用できる自転車です。
※写真はイメージで乗車する際に、ヘルメットの着用をお願いします。
まとめ
子ども乗せ電動自転車は、子どもを乗せての走行を前提に作られています。そのため、一般的な電動自転車にチャイルドシートを後付けするよりも安定感があり、子どもの安全性に配慮されている場合が多いです。子ども乗せ自転車を選ぶときは、タイヤサイズやバッテリー容量、チャイルドシートの機能などに注目して選ぶのがおすすめです。
自転車に興味を持ち始めたお子さまには、初めての自転車を用意してあげることも検討できるでしょう。弊社商品の「wimo kids」は、耐久性や安全性にこだわった子ども用自転車です。漕ぎだしが軽いベルトドライブを使用しており、本体も軽量でスマートな仕様になっています。食べ物をイメージした豊富でおしゃれな色展開を用意しており、お子さまのお気に入りの1台を見つけられるはずです。「wimo kids」に関心を持たれましたら、ぜひ商品ページからご確認ください。
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
電動アシスト自転車「COOZY Light」
本格子供自転車「wimo kids」
をご用意しております。
wimo製品は全車種ベルトドライブを標準搭載しており、
あなたの生活の移動がより快適なものになることを約束します。
▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
wimoは、都会的なデザインで、1.25kgの軽量バッテリーを搭載、電動アシスト自転車「COOZY」&優れたパーツを採用している本格派子ども自転車「wimo kids」といった、ハイスペックバイクのラインナップ。
全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにてお取り扱い中です。
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