電動アシスト自転車に安心して乗り続けるためには、
適切なタイヤ交換が欠かせません。とはいえ、どのようなタイミングで交換すべきなのかについて、よく知らない方も多いでしょう。目安として、パンクしたり空気が抜けやすくなったりしたときには、タイヤ交換を検討する必要があります。
電動アシスト自転車には、後ろに荷物や子どもを乗せて走ることも多いです。物や人の重さがかかる分、一般的な自転車よりもタイヤへのダメージが蓄積しやすいため、異常に気づいたらすぐに対処しましょう。
当記事では、電動アシスト自転車におけるタイヤの寿命や交換にかかる値段、交換を行える場所や交換すべきタイミング、タイヤを長持ちさせるコツなどについて解説します。記事を読むことで、安心して電動アシスト自転車に乗り続けられるようになるでしょう。
電動アシスト自転車のタイヤ交換についてお悩みの方は、ぜひご一読ください。
電動アシスト自転車のタイヤの寿命
電動アシスト自転車におけるタイヤの寿命は、通常3年程度だとされています。3年を超えて同じタイヤを使い続けている方は、タイヤが危険な状態になっている可能性が高いため、交換するのがおすすめです。
3年が経過していない場合でも、今までに走行した距離が1,000キロを超えていると、タイヤを弱めてしまっている可能性が高くなります。タイヤが弱ってしまうと、快適な運転が難しくなるため、長い距離を走っている場合もタイヤ交換を検討しましょう。
電動アシスト自転車の寿命
電動アシスト自転車そのものの寿命は、およそ7〜10年だとされています。ブレーキやチェーンなど、パーツ自体にもそれぞれの寿命があります。また、電動アシスト自転車は通常の自転車とは違い、バッテリーがある点にも注意が必要です。
それぞれのパーツを大切に使い、定期的なメンテナンスやパーツ交換などを行えば、より寿命を長くできる可能性もあるでしょう。
電動アシスト自転車のタイヤ交換にかかる値段は?
タイヤ交換にかかる費用は、2,800〜7,000円程度です。
電動アシスト自転車は、チューブとタイヤに特殊なものを使っているので、普通の自転車におけるタイヤ交換よりも、費用がかかりやすい点にご注意ください。普通の自転車よりも重さがあるため、タイヤもより丈夫なものを使用する必要があるためです。
内訳は、タイヤ代(1,000〜4,000円ほど)、チューブ代(600〜1,000円ほど)、工賃(1,200〜2,000円ほど)となります。自転車には、シティサイクルやスポーツサイクルなどさまざまな種類があり、工賃やタイヤなどの値段は、自転車の種類によっても異なります。
チューブのみの交換にかかる値段は?
タイヤのチューブだけを交換する上での値段は、前輪が1,500〜4,500円程度、後輪が1,500〜5,500円程度となります。後輪は前輪よりも交換に手間がかかるため、費用も高めに設定されているケースがほとんどです。
電動アシスト自転車のタイヤはどこで交換できる?
電動アシスト自転車のタイヤは、基本的に自転車を購入した店舗、もしくは自転車の正規販売店で修理可能です。自転車を購入した店舗の具体例としては、自転車専門店やホームセンターなどが挙げられるでしょう。
交換にかかる費用はお店によっても異なるため、どのお店がお得に交換できるか比較検討してみてください。
電動アシスト自転車のタイヤを交換するタイミングは?
電動アシスト自転車の乗り心地や、タイヤの様子を定期的に確認することで、タイヤを交換すべきタイミングが判別しやすくなります。以下のようなサインが現れたら、タイヤ交換を検討してみましょう。
タイヤの交換タイミング
- パンクしたとき
- ゴムがひび割れている
- 空気が抜けやすい
- 載っていてガタガタする
適切なタイミングでタイヤを交換すれば、さらなる故障や思わぬ事故につながるリスクを低減できます。それぞれの詳細について、順番に見ていきましょう。
パンクしたとき
電動アシスト自転車のタイヤがパンクしたら、すぐに交換を実施しましょう。パンクした状態で自転車に乗り続けると、自転車のフレーム部分に大きな負担がかかります。負担がかかり続ければ、段々とダメージを受けていき、やがて自転車本体も使えなくなってしまうでしょう。
さらに、パンクしたまま走ることで滑りやすくなり、転倒などの事故にもつながりやすくなります。安全に走行し続けるためにも、早めに交換を行ってください。
自転車のパンクについてはこちらの記事をご覧ください。
ゴムがひび割れている
チューブを覆うゴムにひびが入っていたら、タイヤを交換しましょう。
地面と擦り合うことで、タイヤのゴムがひび割れてしまうことがあります。ひびが入ると、中のチューブにダメージが蓄積しやすくなり、チューブがどんどん劣化していきます。チューブ部分には空気が入っているため、そのチューブが劣化すれば、パンクするリスクが上がってしまうでしょう。
チューブを覆うゴムは定期的にチェックし、ひび割れがあったら交換を検討してみてください。
空気が抜けやすい
空気が抜けやすいと感じるのであれば、タイヤを交換する必要があるかもしれません。例としては、「きちんと空気を入れたはずなのに、すぐ空気が減ってしまう」「昨日空気を入れたばかりなのに、次の日にはもう空気が抜けている」といったケースが挙げられます。
また、空気の抜けるスピードが異常に早いのであれば、タイヤがパンクしている可能性があります。前述の通り、パンクしたタイヤで走り続けるのは危険です。まずは一度タイヤの状態をチェックし、パンクしていたらすぐに交換してください。
載っていてガタガタする
自転車に乗っていると、ガタガタしているような感覚を覚えることがあります。ガタガタした感覚の原因は、タイヤの劣化にあることも少なくありません。タイヤが劣化すると、タイヤ表面にこぶができたり、ひびが入ったりして自転車をガタつかせることがあるためです。
こぶはチューブに原因があるため、チューブを交換すれば直る可能性があります。タイヤのひび割れに関しては、タイヤ自体の交換を実施しましょう。
電動アシスト自転車のタイヤを長持ちさせるコツ
タイヤ交換にかかる手間や費用を抑えるためにも、タイヤを長持ちさせたいと思う方も多いでしょう。以下2つのポイントを知っておくことで、電動アシスト自転車のタイヤを長持ちさせやすくなります。
電動自転車のタイヤを長持ちさせるコツ
- 適切な空気圧を保つ
- 暑さに注意する
それぞれの詳細について、順番に見ていきます。
適切な空気圧を保つ
タイヤに含まれる空気の圧力は、適切な状態にキープするようにしましょう。空気を過度に入れると、タイヤが張り詰めた状態となるため、パンクしやすくなったり、寿命が縮みやすくなったりしてしまいます。
逆に空気圧が不足した状態で走り続けると、タイヤにダメージが加わり、うねりやひび割れなどのトラブルを引き起こしやすくなるでしょう。1〜2週間に1回程度のペースで空気を入れると、空気圧を適切な状態に保ちやすくなります。
自転車の空気入れを詳しく取り扱っている記事はこちらからご覧ください。
暑さに注意する
真夏の炎天下など、暑い日は地面の温度が上昇します。熱い地面の上を自転車で走行したり、炎天下に放置したりすると、タイヤに大きなダメージを与え、寿命が縮んでしまうためご注意ください。
タイヤの寿命を少しでも伸ばしたいのであれば、暑い時期はあまり使わないようにするのが賢明です。また、暑い時期には、タイヤの空気を入れすぎないようにしましょう。空気を過度に入れすぎると、中の空気が膨張して、パンクする可能性が高まります。
夏場に限っては、タイヤの空気圧を少しだけ低くしておくのがおすすめです。自転車を置いておく際は、直射日光を避け、涼しい日陰に保管しましょう。
まとめ
寿命が過ぎたタイヤを使い続けると、安全に走行するのが困難になります。パンクやひび割れといった劣化のサインを見逃さないようにし、少しでも異常を感じたら、すぐに点検や交換を行うようにしましょう。
wimo株式会社は、電動アシスト自転車や子ども自転車などを取り扱う会社です。IoT製品や自転車の開発に携わってきたプロのエンジニアが結託し、品質の高い自転車づくりに専念しています。
快適な移動ができる自転車をお求めの際は、ぜひチェックしてみてください。
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
本格子供自転車「wimo kids」
をご用意しております。
wimo製品は全車種ベルトドライブを標準搭載しており、
あなたの生活の移動がより快適なものになることを約束します。
▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
wimoは、都会的なデザインで、1.25kgの軽量バッテリーを搭載、電動アシスト自転車「COOZY」&優れたパーツを採用している本格派子ども自転車「wimo kids」といった、ハイスペックバイクのラインナップ。
全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにてお取り扱い中です。