電動自転車の走行距離はどのくらい?バッテリー容量ごとの目安を紹介!

長持ちさせるための適切な管理も必要

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電動自転車での通勤・通学をお考えの方は、1回の充電でどのくらいの距離を走れるのかが気になるポイントではないでしょうか。電動自転車の走行距離を決める重要なポイントが、バッテリーです。用途に応じた適切な容量のバッテリーを選ぶとともに、長持ちさせるための適切な管理も必要となります。

そこで今回は、電動自転車のバッテリー容量ごとの走行距離目安と、バッテリーを長持ちさせるためのポイントを解説します。

電動自転車の走行距離はバッテリー容量で決まる

電動アシスト自転車の動力は電気のため、バッテリーに蓄えられる電気の量で走行距離が決まります。バッテリー容量は「Ah(アンペアアワー)」という単位で表されます。

電動アシスト自転車のバッテリー容量は、6Ah~20Ah程度が一般的です。また、1Ahあたりの走行距離の目安は、3〜6km前後です。同じ電圧、同じ速さで自転車走行する場合、Ahが大きいバッテリーほど長距離を走行できます。

【バッテリー容量別】電動自転車の平均走行距離

ここでは、バッテリー容量別の平均走行距離を以下にまとめましたので、ご確認ください。

<バッテリー容量別の平均走行距離>

  • 5Ah
    平均走行距離:20キロ前後
    充電にかかる時間:約2時間
  • 10Ah
    平均走行距離:40キロ以上
    充電にかかる時間:約3時間
  • 15Ah
    平均走行距離:50キロ以上
    充電にかかる時間:約4時間
  • 20Ah
    平均走行距離:70キロ以上
    充電にかかる時間:約8時間

バッテリー容量が大きいほど、頻繁な充電が不要です。容量が大きいものは、価格が高くなる傾向があります。電動自転車を購入する際は、毎日走行する距離を基準にバッテリー容量を選ぶと良いでしょう。

また、充電回数が多くなると、電池の劣化は早まります。そのため、使用頻度を考えて容量に余裕のあるバッテリーを選ぶと、長持ちさせることにもつながります。

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電動自転車の走行距離は条件によっても異なる

電動自転車の走行距離は主にバッテリー容量で決まりますが、それ以外にも影響する要素があります。ここでは、以下5つの条件を解説します。

<電動自転車の走行距離に影響する条件>

  • 走行モード
  • 車両重量や荷物・乗る人の重さ
  • 走行する道路の状況
  • 乗り方(発進・停止)
  • タイヤの空気圧

走行モード

電動自転車には、走行モードが切り替えられるタイプのものがあります。たとえば、1回の充電で25km前後走れる「パワーモード」、41km前後走れる「エコモード」のような形です。

また車種によって、平地などの負荷が小さい場所を走るときは、回生充電が働く機能を搭載しているものもあります。

車両重量や荷物・乗る人の重さ

電動自転車の総重量が増えると、電池の消費量が増えるため、走行距離が短くなります。総重量に含まれるのは、車両本体の重さや荷物、乗る人の体重などです。

一般財団法人自転車産業振興協会技術研究所の調べによると、自転車の総重量が10kg増加するごとに、1回の充電当たりの走行距離が2〜4 kmほど減少する結果となっています。

走行する道路の状況

走行する道路の状況によっても、電池の消費量は異なります。上り坂は、下り坂よりも電池を多く消費します。また、悪路などハードな条件が重なった状態での走行も、電池消費が激しくなる原因です。

乗り方(発進・停止)

電動自転車の発進時には、大きな電力を必要とします。そのため、街中で頻繁に信号待ちをする場合など、発進と停止を繰り返していると電池の消費が早くなることがあります。

タイヤの空気圧

タイヤの空気圧が不足した状態で走行すると、走行抵抗が低いため走行距離が短くなります。タイヤの空気圧が低い状態のままだと、バッテリーを頻繁に充電する必要が生じるだけでなく、ひび割れやパンクの原因にもなります。

安全に走行するためにも、2週間〜1ヶ月に1度、空気圧点検を行うのがおすすめです。

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電動自転車の走行距離が短くなった場合、バッテリーが劣化している可能性も

電動自転車におけるバッテリーの交換時期の目安は、3年に1度程度です。バッテリーは寿命に近づくと、だんだん劣化していきます。劣化するとバッテリー容量が低下するため、満タンまで充電した状態でも走行距離が短くなります。

電動自転車のバッテリーを長持ちさせる方法

少しでも長い期間バッテリーの性能を活かし、少ない充電で長い距離を走るためには、適切な管理が重要です。ここでは、電動自転車のバッテリーを長持ちさせる方法を4つ解説します。

<電動自転車のバッテリーを長持ちさせる方法>

  • 充電器は正式なものを使う
  • バッテリー容量がゼロになる前に充電する
  • 過充電にならないよう注意する
  • 温度・湿度が高い場所で保管しない

充電器は正式なものを使う

メーカーによっては、電動自転車の充電器が別売りになっているケースもあります。非純正のほうが安価な場合もありますが、充電器は正式なものを使うのがおすすめです。

非純正の充電器は、適切な電圧がかからないため、バッテリーの劣化を早める可能性があります。また、本体のメーカーが設計や品質管理に関与していないため、発火や爆発などの安全上のリスクも否めません。多少割高になったとしても、正規品を買うほうが安心して長期使用できるといえます。

バッテリー容量がゼロになる前に充電する

バッテリー容量がゼロになった状態で置いておくと「過放電」になり、劣化の原因となります。過放電とは、バッテリーがゼロの状態からさらにエネルギーを取り出そうと放電する状態で、バッテリーに負荷を与えます。

バッテリーを長持ちさせるためには、ゼロになってからではなく、40〜60%程度になった時点で充電するのがおすすめです。

過充電にならないよう注意する

過充電とは、充電が100%になった状態でも充電を続けることです。電動自転車のバッテリーの寿命は、使用期間だけでなく、充電回数によっても決まります。充電を多くすればするほど、寿命は縮まります。

また、過充電は電池を劣化させる原因の一つです。いつも電池が満タンの状態だと、安心感があるとはいえ、充電は適度な頻度に留めるようにしましょう。

温度・湿度が高い場所で保管しない

電動自転車のバッテリーは、高温多湿な環境に弱いとされています。バッテリーの保管に適切な温度は、約15〜25度です。電動自転車を使い終わったら、できるだけバッテリーは取り外し、室内で保管するようにしましょう。

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まとめ

電動自転車の走行距離は、主にバッテリー容量によって決まります。一般的にはバッテリー容量により、1回の充電当たり20キロから70キロほど走れます。また、使用する走行モードや車両総量、道路状況も、走行距離に影響する要素です。バッテリーの寿命が近づくと走行距離が短くなるため、長持ちさせるための適切な管理も大切です。

wimoの電動アシスト自転車「COOZY」では、コンパクトでハイパワーな独自開発のバッテリーパックを使用しています。たとえば、世田谷区三軒茶屋から六本木・赤坂への通勤の場合、平均して週2回の充電で足りる計算です。

サイズもコンパクトで、わずか1.25kgのペットボトル並みの大きさです。デザイン性だけでなく、使い心地の良さを追求したこだわりの自転車となっています。関心をお持ちでしたら、商品ページからぜひご覧ください。

 

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