電動自転車のヘルメットは義務?道路交通法によるルールや正しい選び方を紹介

電動自転車の利用者の中には、ヘルメットを着用しなければ法律違反になるのか、疑問を感じている方も多いでしょう。今回は、電動自転車を利用する際のヘルメット着用は義務なのか、道路交通法や選び方のポイントを交えてご紹介します。

· 《 記事 》

電動自転車のヘルメット着用は義務?

電動自転車といっても、一概にヘルメット着用が義務化されているわけではありません。電動自転車には、一般的な電動自転車とフル電動自転車があり、種類に応じてヘルメットの着用ルールが異なります。

<一般的な電動自転車とフル電動自転車の着用ルール>

・電動アシスト自転車のヘルメット着用は努力義務

・電動自転車(フル電動自転車)のヘルメット着用は義務

なお、電動自転車と呼ぶ際、正式には「電動アシスト自転車」を指します。フル電動自転車とは別物と考えてください。

電動アシスト自転車のヘルメット着用は努力義務

電動アシスト自転車で走行する際、ヘルメットの着用は義務ではありません。道路交通法によると、電動アシスト自転車は「自転車」に該当するため、ヘルメットを着用せずに電動アシスト自転車を利用しても、罰金などはないです。

ただし、令和5年4月1日に施行された改正道路交通法では、ヘルメットの着用が努力義務化されました。対象者は自転車を利用するすべての方であり、電動アシスト自転車の利用者も該当します。

電動自転車(フル電動自転車)のヘルメット着用は義務

フル電動自転車で走行する際は、ヘルメットの着用が義務付けられています。ヘルメット非着用が発覚すると、道路交通法違反の罪などに問われます。道路交通法において、フル電動自転車がバイクと同じカテゴリに分類されているためです。

フル電動自転車を利用するためのルールは、ヘルメットの着用義務だけではありません。運転免許を取得し、ナンバープレートを取り付けている必要があります。

ただし、フル電動自転車のうち「特定小型原動機付自転車」に該当する場合は、ヘルメットの着用が努力義務となり、運転免許の取得も必要ありません。対象となるのは、時速20キロメートル未満であること、ナンバープレートを取り付けていることなどの条件を満たしたフル電動自転車です。

電動アシスト自転車でもヘルメットは着用しよう

電動アシスト自転車は、法律上ヘルメットを着用せずとも走行できますが、安全性を考慮するならヘルメットは着用すべきです。万が一の際に頭を保護し、外傷や致命傷を防ぐ効果が期待できます。

警視庁によると、平成30年から令和4年の間に東京都内で発生した自転車死亡事故のうち、頭に致命傷を負った方は約7割でした。ヘルメット着用時と非着用時の致死率を比較した結果では、着用せずに自転車を利用したケースのほうが、約2.3倍高いです。

事前の準備次第で、命を落とすリスクは下げられます。努力義務とはいえ、電動アシスト自転車でもヘルメットを着用したほうが良いでしょう。

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着用するヘルメットの正しい選び方

安全に電動自転車を利用するためには、適切なヘルメットを選ぶことが大切です。サイズや形状など、チェックしたいポイントをまとめました。

<着用するヘルメットの正しい選び方>

・安全性を示すマークが付いたものを選ぶ

・頭に合ったサイズのものを選ぶ

・頭に合った形状のものを選ぶ

・通気性が良く、軽いものがおすすめ

気になるヘルメットが見つかったら、各項目をクリアしているか必ず確認してください。大事な頭を守ってくれるものだからこそ、安心して着用できるヘルメットを選びましょう。

安全性を示すマークが付いたものを選ぶ

安全性の高いヘルメットを探すなら、一定の安全基準を満たしていることを示すマークが付いたものがおすすめです。日本やアメリカなど、さまざまな国の機関が安全基準の認証を行っており、種類に応じてデザインも異なります。

<安全性を示すマーク>

・SGマーク

・JISマーク

・JCFマーク

・CEマークなど

安全性を示すマークは、基本的にヘルメットの後頭部や側面、内側にシールとして貼られています。購入前に確認し、シールがあるヘルメットを選ぶようにしましょう。

頭に合ったサイズのものを選ぶ

ヘルメットは、頭にフィットするサイズかどうかを確認してから購入しましょう。適切なサイズではないヘルメットを着用すると、頭から外れたりヘルメットの内側で頭がぐらついたりする可能性があります。

適切なヘルメットのサイズは、両まゆの上と両耳の上の4か所を通るように、メジャーを一周させれば測れます。メジャーが頭から離れないよう注意しながら、計測しましょう。

頭に合った形状のものを選ぶ

ヘルメットの形状も、着け心地を左右する重要な要素のひとつです。フィットしない形状のヘルメットを着用すると、違和感がある状態で電動アシスト自転車を利用することになります。

ヘルメットの形状は、主に内側が円形の「アジアンフィット」と楕円形の「ヨーロピアンフィット」の2種類です。頭を真上から見て両耳の少し前、最も張りがある部分の幅を参考に探してみてください。なお、アジア系の方は、アジアンフィットタイプのヘルメットがフィットしやすいです。

通気性が良く、軽いものがおすすめ

電動自転車を頻繁かつ1年を通じて利用するなら、ヘルメットの通気性や軽さにも気を配る必要があります。不快感があるとストレスにつながり、ヘルメットを着用しなくなることが考えられるでしょう。

日中や夏に電動自転車で走行する機会が多い方は、汗ムレ防止のため、空気孔や通気性の高い素材を使用したヘルメットがベターです。重量も可能な限り軽くしておくと、着用時に首や肩の疲労感を軽減できます。

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ヘルメットを使用する際の3つのポイント

ヘルメットは選び方だけでなく、使い方にも注意しなければなりません。気を付けるべきポイントは、以下の3点です。

<ヘルメットを使用する際の3つのポイント>

・収納できるホルダーを自転車に取り付ける

・ヘルメット盗難防止の対策をする

・子ども乗せ自転車の場合は、子どもにも着用させる

収納方法および安全な走行に関する重要な項目です。各ポイントを踏まえて、ヘルメットを正しく使用しましょう。

収納できるホルダーを自転車に取り付ける

電動自転車に収納ホルダーを取り付けておくと、脱いだヘルメットを持ち運ぶ手間がなく、手軽に保管できます。ホルダーをハンドルやシートポストに取り付ければ、後はヘルメットをぶら下げておくだけなので、使い方も簡単です。使用後に毎回ヘルメットを持ち運ぶのが面倒な方には、もってこいの保管方法といえるでしょう。

ヘルメット盗難防止の対策をする

電動自転車と一緒にヘルメットを保管するなら、盗難防止対策は必須です。いつどこで盗難被害に遭うかわからないので、誰でも取り外せる状態にしておくのは避けましょう。

現在は、盗難防止対策が施されたヘルメットホルダーが数多く販売されており、手軽に入手できる状況です。多彩なデザインから選べるため、好みに合うものが見つかりやすいでしょう。洗練されたデザインの電動アシスト自転車「COOZY」、本格子ども自転車「wimo kids」と相性の良い商品も探せます。

子ども乗せ自転車の場合は、子どもにも着用させる

電動自転車に、幼児用座席を取り付けて子どもを乗せる場合は、子どもにもヘルメットを着用させるのがベストです。道路交通法によると、保護者は13歳未満の子どもに対して、ヘルメット着用を促す努力義務があると定められています。安全性を考えるなら、子ども用のヘルメットを用意して、必ず着用させるくらいの心構えが必要でしょう。

もし子どもがヘルメットの着用を嫌がるようなら「ヘルメットをかぶったら自転車でお出かけしよう」など、楽しいことが待っているような声かけをしてみてください。実際にヘルメットを見せて、子どもが気に入った商品を買ってあげるのも有効です。子どもが好きな色でイラストを描いてみたり、お気に入りのキャラクターのシールでデコレーションをしたりすると、喜んで着用してくれる確率が高まるでしょう。

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まとめ

電動自転車では、ヘルメットの着用が努力義務にとどまっています。しかしながら、安全な走行を実現するためには、ヘルメットを着用すべきといえるでしょう。

ヘルメットはただ着用すれば良いわけではなく、安全性を示すマークやサイズ・形状を確認し、適切なものを選ぶことが大切です。保管時は、盗難防止対策済のホルダーを使うなどの対策も忘れず行いましょう。

ヘルメットを選んだら、カラーやデザインに合わせて電動自転車を選んでみるのはいかがでしょうか。おしゃれなデザインが特徴の電動アシスト自転車「COOZY」、本格子ども自転車「wimo kids」がおすすめです。

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