電動アシスト自転車は雨にぬれてもOK?防水性能や正しい保管方法を解説

電動アシスト自転車は、防水性能を備えています。通常の雨の中を走行するくらいの水ぬれであれば、故障の心配はありません。ただし、大量・高圧の水は避ける必要があります。

今回は、電動アシスト自転車の防水性能の見方と、雨を防ぐ正しい保管方法を解説します。

· 《 記事 》

電動アシスト自転車は雨にぬれても大丈夫!

電動アシスト自転車は、雨の日でも問題なく乗れます。警報が発令されるような大雨でなければ、雨にぬれたことが原因でバッテリーやモーターが故障したり、走行中に感電したりすることはありません。

雨の日に自転車を利用する際は、レインコートやかごカバー・チャイルドシートカバーなどのレイングッズを活用しましょう。傘をさしながらの運転は、道路交通法違反にあたるNG行為であるため、いざというときに慌てないよう準備を整えておくことをおすすめします。

電動アシスト自転車の防水性能について

雨の日の利用も想定した電動アシスト自転車には「IPX4」以上の防水性能が必要です。

防水・防塵性能のレベルを示す等級であるIPコードは、コードの末尾の数字の大きさで防水性能の高さを示しています。「IP44」のように後ろから2番目にも数字がついている場合は、防水とともに防塵性能も備えていることを示します。

IPコードであらわされる保護レベルの見方は、以下のとおりです。

【IPコードであらわされる保護レベルの見方】

保護レベル        防水性能

 

耐性なし          IPX0

散水に対して保護      IPX3

飛沫に対して保護      IPX4

噴流に対して保護      IPX5

某噴流に対して保護     IPX6

wimoの電動アシスト自転車「COOZY」は、バッテリーはIP66、バッテリーボックスはIP54と、防水はもちろん防塵の面でも十分な性能を備えています。アルミパイプ仕上げやベルトドライブなど、そのほかのパーツも水に強い仕様です。

雨ざらしでの保管はおすすめできない

多くの電動アシスト自転車は、日常的な利用に耐えうる防水性能を備えているとはいえ、常に雨ざらしの状態での保管はおすすめできません。雨にぬれたまま放置すると、バッテリーやモーターの故障を引き起こす原因となるだけでなく、そのほかのパーツにもサビが発生しやすくなるなどの悪影響を及ぼします。

乗るとき以外は、常に屋内に入れておくことが最も安心できる保管方法です。しかし、ある程度広いスペースが必要となるため、難しい場合は保護グッズを用いるなどして十分な対策を講じましょう。

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電動アシスト自転車は雨に強いが、こんな水ぬれには注意!

電動アシスト自転車の防水性能は、あくまでも通常の雨の中を一定時間走行する程度の水ぬれを想定したものです。防水性能を過信せず、特に以下のような激しい水ぬれは避けてください。

長時間の風雨にさらすこと

電動アシスト自転車を屋根のない屋外で保管するのは、極力避けてください。長時間の風雨にさらされるような状況は、防水性能の想定を上回ってバッテリーやモーターが故障したり、そのほかのパーツがサビついて劣化したりする危険があります。

強風で倒れたことによる浸水

強風を伴う雨の日には、屋外で保管している電動アシスト自転車が倒れてしまわないように、十分注意してください。自転車が倒れたまま放置すると、バッテリーやモーター部分が大量の水にさらされたり、最悪の場合は水たまりに沈んだ状態になったりして、故障につながります。

大量の水、強い水圧を使った洗車

普通の自転車は、水まき用のホースやシャワーなどを用いて、セルフで洗車することがありますよね。残念ながら、電動アシスト自転車は、普通の自転車のように水洗いできません。

電動アシスト自転車が持つ防水性能は、あくまでも生活防水のレベルであり、通常の雨にぬれる程度しか想定されていないからです。意図的に水をかけるような状況では、浸水を防ぎきれずに、故障の原因になってしまいます。電動アシスト自転車用のお掃除シートなどを用いて、乾拭きを中心としたケアを行いましょう。

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電動アシスト自転車を雨から守る方法

電動アシスト自転車を保管する際は、普通の自転車よりも雨風に強く警戒する必要があります。簡単に取り組める、電動アシスト自転車を雨から守る方法をご紹介します。

自転車カバーやスイッチカバーをかける

電動アシスト自転車を屋外に置いて保管する際は、必ず自転車カバーをかけましょう。撥水加工がなされたシートで自転車全体をすっぽりと覆い、雨水が入り込む隙間を作らずに固定できる仕様の製品を選んでください。雨水のほか、砂塵や埃などの付着、紫外線によるダメージも防げるので、自転車を屋外で保管するなら常にカバーをかけておくことをおすすめします。

また、ハンドル付近にある電動アシスト自転車のスイッチにも、カバーをかけると安心です。保管時はもちろん、走行時にもつけたままで操作が可能なものを選べば、雨の中で電動アシスト自転車を利用した際の水没トラブルを防げます。

バッテリーを外す

雨が予想されるときは、電動アシスト自転車のバッテリーを取り外して、屋内に入れておくようにしてください。十分な対策を講じていても、大雨時に自転車カバーの縫い目から水が浸入したり、強風による転倒の衝撃を受けたりして故障するリスクをゼロにはできません。

特に、バッテリーは修理・交換費用の相場が2~4万円程度と高額なので、できる限り水ぬれを避けて大切に取り扱いましょう。

屋内で保管する

最も安全で確実な方法は、電動アシスト自転車を常に屋内で保管することです。自転車の劣化を防げるだけでなく、セキュリティの面でも安心できます。

基本的に屋外で保管している方も、大雨が予想されるときなどには、一時的に屋内に入れられるよう工夫してみてください。

雨にぬれたあとはお手入れを欠かさない

雨の中で電動アシスト自転車を利用したあとや大雨が過ぎ去ったあとには、必ず乾拭きなどのお手入れを行いましょう。自転車がぬれた状態のまま、カバーをかけるのは厳禁です。

また、雨が降ったあとはカバーの中に湿気がこもった状態となるため、一時的にカバーを外して換気を行うことも大切です。

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まとめ

電動アシスト自転車は「生活防水の範囲内」、つまり通常の雨の中を走行する程度の水ぬれには耐性があります。雨にぬれたことによってバッテリーやモーターが故障する、走行中に感電するといった心配は不要です。

ただし、大雨に長時間さらされたり、ホースを使って洗車をしたりといった大量・高圧の水を浴びると、浸水を防ぎきれずに故障してしまう可能性があります。防水性能を過信せず、正しい方法で自転車を保管することを心がけてください。

wimoでは、高い防水・防塵性能を持つ電動アシスト自転車「COOZY」を取り扱っています。バッテリーはIP66、バッテリーボックスはIP54の基準を満たしており、そのほかのパーツも耐水性に優れているため、雨の日にも安心してお使いいただけます。

「COOZY」は、1.25kgの軽量バッテリーによって実現した軽やかな乗り心地と、都会的なデザインが魅力的なハイスペックバイクです。全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにて取り扱っています。

 

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