子供乗せ電動アシスト自転車の種類
子供乗せ電動アシスト自転車には、2人乗り専用のタイプと3人乗りができるタイプがあります。子供を自転車に乗せる際には、きちんと基準を満たしているか、チャイルドシートは安全に装着できるかなどを確認しましょう。
ちなみに子供乗せ自転車は、車体の重心が低く、車体が長く設計されています。このように設計することで、普段自転車に乗らない方が漕いでも、安定し倒れづらい構造になっています。
ここでは、親子2人だけ乗れるタイプと、親と子供2人の3人が乗れるタイプについてご説明します。
2人乗り専用の子供乗せ電動アシスト自転車
2人乗り専用とは、親と子供の2人まで乗れる自転車のことです。前または後ろにチャイルドシートを装着することで、お子様を乗せられます。
3人乗りできる子供乗せ電動アシスト自転車
3人乗り、つまり親と子供2人を乗せられる自転車は「幼児2人同乗基準適合車」という基準を満たしていなければなりません。電動自転車である必要はありませんが、必ず基準を満たした自転車を選びましょう。
子供乗せ電動アシスト自転車の選び方
子供乗せ電動アシスト自転車を選ぶ際は、どのような点に気をつければよいのでしょうか?ここでは、自転車選びで確認したいポイントを解説するので、自分に合った自転車を探す際の参考にしてみてください。
前乗せ・後ろ乗せ
まずは、子供を前に乗せるか、後ろに乗せるかで選びましょう。それぞれ子供の体重や年齢により、どちらが適しているかが異なります。
<前乗せ・後ろ乗せに適している年齢・体重>
- 前乗せが可能:1歳~4歳未満(体重15kg以下)
- 後ろ乗せが可能:2歳~小学校就学前(体重22kg以下)
前乗せにしたい場合は、前乗せ専用設計の自転車を選ぶ必要があります。前乗せだと、走行中に子供を見られる安心感があります。ただし、前かごがないので、後ろに荷物を載せるかごを設置する必要があるでしょう。
後ろ乗せは、子供が大きくなっても長く使えて、前かごに荷物を載せられるというメリットがあります。一方で、走行中に子供に目が届かなくなるというデメリットもあるため、ある程度大きくなってからのほうがおすすめです。3人乗りをする場合は、チャイルドシートを追加する必要があります。
安全機能
自転車やチャイルドシートの安全機能にも、注意が必要です。子供を乗せられる基準を満たしていることはもちろん、チャイルドシートにクッションがついているか、足回りを守る設計になっているかなどを確認しましょう。
使いやすさ
チャイルドシートが低い位置にあると、子供を乗せたり、降ろしたりしやすいです。また、鍵を出さなくても施錠と開錠ができるボタン方式のもの、バッテリー残量が見た目でわかるものなどもあり、使いやすさも重要です。使いやすさや機能性についても、十分に確認しましょう。
タイヤのサイズ
タイヤのサイズは、自分の身長に合ったものを選びましょう。実際に、自転車店などで乗ってみることをおすすめします。
バッテリー容量
バッテリー容量が十分かも確認しましょう。毎日乗る場合や乗る距離が長い場合、坂が多い場合などには、強力なバッテリーが必要です。バッテリー残量を確認しやすいタイプ、走っている際に充電するタイプなどもあるので、探してみてください。
メーカー
メーカーによって、機能や使いやすさ、軽さなどはさまざまです。また、サポート体制も異なるので、もっとも手厚くサポートしてくれるメーカーを選ぶことをおすすめします。
価格
価格が高すぎないか、逆に安すぎないかも確認してください。少しでも安く購入したいなら、ネット経由で購入するのもよいでしょう。
【3人乗りOK】子供乗せ電動アシスト自転車の人気モデル
ここでは、3人乗りに対応した子供乗せ電動アシスト自転車の人気モデルをご紹介します。メーカーごとに機能や使いやすさが異なるため、自分に合ったモデルを選んでみてください。
ブリヂストン
ブリヂストンのおすすめ子供乗せ電動アシスト自転車は、以下のとおりです。
<ブリヂストンのおすすめ子供乗せ電動アシスト自転車>
- ビッケ ポーラー e
- ビッケ モブ dd
それぞれの特徴やおすすめの人について解説します。
ビッケ ポーラー e
ビッケ ポーラー eは、ブリヂストンのフロントチャイルドシートタイプの電動アシスト自転車です。
【概要表】
ビッケ ポーラー eは、小柄なママさんでも、お子さんを乗せて運転しやすい仕様となっています。フレームが低く、安定した低床フレームを採用しているため、またぎやすく乗り降りもしやすいでしょう。子供を乗せて自転車を運転するのが不安という人でも安心です。
お子さんを前乗せできる専用の「スマートシート」は、座面幅が26cmとゆったりしており、4歳くらいまでのお子さんを乗せられます。また、お子さんを乗せていない場合は、買い物かごとして使用することも可能です。カラーバリエーションも5色から選べて、豊富です。
<おすすめポイント>
- 小柄なママさんも乗り降りしやすい低床フレームを採用
- 前乗せ専用の「スマートシート」は座面幅が26cmでゆったり
- カラーバリエーションが豊富
<おすすめの人>
- 小柄な人
- 自転車を運転するのが慣れていない人
- 買い物を頻繁にする人
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ビッケ モブ dd
ビッケ モブ ddは、小柄な人でもまたぎやすく、乗り降りしやすいのが特徴の電動アシスト自転車です。チャイルドシートは後ろ乗せで安定性が高く、手元がふらつきにくいでしょう。
【概要表】
ビッケ モブ ddはとにかく安定性が高く、すっきりしたコンパクトな設計になっています。前輪と後輪の大きさが異なり、前輪が大きめで直進安定性が高く、段差でふらつきにくいです。後輪は、20インチでチャイルドシートの位置が低いので、乗せ降ろしがしやすいでしょう。
前輪にモーターがある両輪駆動タイプで、前から引っ張る形です。下り坂ではモーターブレーキがアシストしてくれるので、スピードが出すぎずに安心です。また、前輪モーターが発電して自動充電できる「走りながら充電」機能が搭載されており、バッテリーが長持ちします。
<おすすめポイント>
- 安定性が抜群でふらふらしにくい
- チャイルドシートの位置が低く、子供の乗せ降ろしがしやすい
- 「走りながら充電」でバッテリーが長持ちする
<おすすめの人>
- 小柄な人
- 自転車を運転するのが慣れていない人
- なかなか充電できない人
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パナソニック
パナソニックのおすすめ電動アシスト自転車は、以下のとおりです。
<パナソニックのおすすめ電動アシスト自転車>
- ギュット・クルームR EX
- ギュット・アニーズ・DX
それぞれの特徴やおすすめの人について解説します。
ギュット・クルームR EX
ギュット・クルームR EXは、手元のスイッチで後輪の鍵を開錠できる「ラクイック」や、お子様を日差しから守るクルームリアシートなどが特徴の電動アシスト自転車です。
【概要表】
ギュット・クルームR EXの大きな特徴は、手元にある液晶スイッチで、充電状況を確認できる便利さです。鍵を持って電源ボタンを押せば開錠ができる「ラクイック」で、鍵をカバンから出さなくても操作できます。バッテリー残量や残り走行時間、残り走行距離、オートライト機能などもついています。
スタピタ2Sにより、スタンドを立てるとハンドルが固定されるので、自転車を停めるときも安定させることが可能です。チャイルドシートは、前も後ろも日差しからお子様を守るサンシェードがついており、お子様を熱中症や日焼けから守れるでしょう。
<おすすめポイント>
- 鍵をカバンに入れたままでも開錠できる
- 液晶パネルで残り充電時間などを確認できる
- サンシェードつきのチャイルドシートでお子様を日差しから守れる
<おすすめの人>
- 鍵を取り出さず操作したい人
- 充電時間などの情報をわかりやすく見たい人
- お子様を日差しから守りたい人
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ギュット・アニーズ・DX
ギュット・アニーズ・DXは、リアチャイルドシートを搭載した20型で、小柄な人でも乗りやすい電動アシスト自転車です。
【概要表】
リアチャイルドシートには背面ポケットがついており、ボタンを押すと車のシートベルトのようにベルトを引き出したり、巻き取ったりできます。
ギュット・クルームRシリーズと同様に、液晶スイッチでバッテリー残量、残り走行時間、残り走行距離を確認でき、オートライト機能もついています。スタピタ2S機能もついており、スタンドを立てるとハンドルが固定されるので、安心して自転車を停められるでしょう。
<おすすめポイント>
- 20型で小柄な人も運転しやすい
- リアチャイルドシートに便利に出し入れできるシートベルトつき
- 液晶スイッチでバッテリー残量などを確認でき、オートライト機能もあり
<こんな人におすすめ>
- 小柄な人
- お子様を乗せやすいチャイルドシートがほしい人
- 液晶スイッチでバッテリー残量などを確認したい人
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ヤマハ
ヤマハのおすすめの電動アシスト自転車は、以下のとおりです。
<ヤマハのおすすめの電動アシスト自転車>
- PAS Babby un
- PAS Kiss mini un SP
それぞれの特徴やおすすめの人について解説します。
PAS Babby un
PAS Babby unは、コンパクトで乗りやすい電動アシスト自転車です。
【概要表】
PAS Babby unはコンパクトで、小柄な人も運転しやすく設計されています。バッテリーと充電器もコンパクトであり、置き場所を選びません。
時間表示、消費カロリー、バッテリー残量を表示する液晶パネルつきで、バッテリー残量が低下するとお知らせランプとブザーで知らせてくれます。急なバッテリー切れも防ぎやすいでしょう。前と後ろに、お子様の成長に合わせたチャイルドシートをつけることが可能です。
<おすすめポイント>
- コンパクトな設計で運転しやすい
- バッテリー残量を知らせてくれる液晶パネルつき
- お子様の成長に合わせてチャイルドシートを前と後ろに装着可能
<おすすめの人>
- 小柄な人、自転車の運転に慣れていない人
- バッテリー残量を確認したい人
- チャイルドシートをつける位置を選びたい人
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PAS Kiss mini un SP
PAS Kiss mini un SPは、コンパクトで乗りやすい電動アシスト自転車です。
【概要表】
PAS Kiss mini un SPの特徴は、前乗せのチャイルドシートが繭型で、足まで包み込むタイプであることです。足が外に出たり、タイヤに接触したりする心配もなく、安心できるでしょう。
上記のPAS Babby unと同様に、時間表示、消費カロリー、バッテリー残量を表示する液晶パネルがついており、バッテリー残量の低下をお知らせランプとブザーで知らせてくれます。
軽い力でスタンドをかけられる「かるっこスタンド」により、力の弱い人でも安心です。
<おすすめポイント>
- 繭型のチャイルドシートでお子様を守れる
- バッテリー残量を知らせてくれる液晶パネルつき
- 軽い力でスタンドをかけられる「かるっこスタンド」つき
<おすすめの人>
- お子様を乗せて自転車に乗るのがはじめての人
- 力が弱い人、小柄な人
- バッテリー残量を確認したい人
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子供乗せ電動アシスト自転車を安く手に入れる方法
ここでは、子供乗せ電動アシスト自転車を安く購入する方法をご紹介します。少しでも安く手に入れたい場合は、ぜひ試してみてください。
型落ちモデルを買う
最新モデルにこだわらないなら、型落ちモデルを買うと費用を抑えられます。国内メーカーなら、11月~1月頃に最新モデルが出るので、10月頃から旧モデルが安くなり狙い目です。ただし、型落ちモデルの場合、在庫数によってはカラーやサイズを選べない場合があるので、注意しましょう。
価格が下がる時期に買う
年に数回ほど価格が安くなる時期があるので、そこを狙いましょう。安くなる時期は、以下のとおりです。
<価格が下がる時期>
- 新生活が始まる次期:3月下旬~4月上旬、または、8月下旬~9月上旬
- ボーナスの時期:6月下旬~7月上旬、12月
- 決算前:6月末、9月末、12月末、3月末
- 年末年始
また、ネット通販で買うなら、セールやポイントアップの時期を狙うのもおすすめです。
中古品を買う
中古品を買えば安くなるものの、電動アシスト自転車の重要な部分であるバッテリーの劣化が心配です。購入時には、バッテリーの劣化や本体のサビの状況などを必ず確認しましょう。
電動なしの子供乗せ自転車を買う
電動アシスト機能があると一気に価格が上がるので、あまり長い時間は運転しない、坂道が少ないなどの場合は、電動機能なしの自転車を選ぶのもよいでしょう。
子供乗せ電動アシスト自転車を使うときの注意点
子供乗せ電動アシスト自転車を使うときの注意点について、ご説明します。
雨や日差しの対策を行う
雨の日や日差しの強い日の対策を行いましょう。雨の日はレインカバーを使う、子供にカッパを着せるなどの対策が必要です。また、チャイルドシートに覆いがついたものを選べば、日差し対策になります。
子供にはヘルメット・ベストをつける
子供には、必ずヘルメットやベストなどを着用させましょう。自転車から転落した際にも、身体を守ってくれます。また、シートベルトは必ずつけましょう。
子供だけで乗り降りさせない
子供だけで自転車に乗り降りすると、自転車が倒れたときに大けがをしてしまう危険があります。子供にはきちんと言い聞かせて、絶対に1人で乗り降りしないよう徹底しましょう。
子供乗せ自転車を卒業したら、wimoの電動アシスト自転車に!
お子さんが大きくなり、子供乗せ自転車を卒業したら、より使い勝手のよい電動アシスト自転車に買い替えたいという人も多いでしょう。そこでおすすめなのが、wimoの電動アシスト自転車です。
ここでは、大人向けのwimo自転車、子供向けのwimo kidsをそれぞれご紹介します。大人も子供も、より使いやすい自分に合った自転車を探してみてください。
・電動アシスト自転車COOZY
COOZY(クージー)は、COZY「居心地のよい」という言葉と、自転車の車輪「OO」を重ね合わせた言葉です。十数名のエンジニアが、約15ヶ月もの期間と100回以上の修正を重ねて完成した、デザイン性と使い心地のよさを追求した電動アシスト自転車です。洗練された外観デザイン、豊富なカラーバリエーションで、おしゃれな自分だけの自転車を手に入れられます。
機能面でも、優れた点が数多くあります。メンテナンスフリーのベルトドライブ、クランクセットがアルミ合金カバーで保護されているなどにより耐久性が高く、お手入れがとても楽です。コンパクトでありながら、ハイパワーな独自開発のバッテリーパックで、週2回程度の充電で足りるでしょう。
そのほか、直射日光の下でも見やすいカラーディスプレイ、坂道も効率よく走行可能、デザイン性と座り心地のよさを兼ね備えたサドル、高い防水性など、随所に高い機能性を備えています。
・wimo kids
wimo kidsは、こだわりの本格仕様のキッズバイクです。wimo kidsの重さは、スイカ1玉の重さと同じで、たったの6.45kgです。子供でも簡単に持ち上げられるので、扱いやすいでしょう。
軽くて高規格なパーツが備えつけられている本格仕様です。握りやすいブレーキバーや、お手入れが不要なベルトトライブ、ワイヤー内蔵式のアルミ合金フレームにより、すっきりとしたデザインです。三段変速ギアが内装されており、サビや汚れに強く、メンテナンスをする必要がありません。
16インチ、20インチ、24インチと、さまざまな年齢のお子様に対応しています。カラーバリエーションも豊富で、黒色のゴマ、黄色のカボチャ、緑のケール、赤のトマト、金色のムギなどから選ぶことが可能です。
大人用も子供用も、それぞれこだわって開発されており、デザイン、機能性、メンテナンス性などが優れています。自分だけのおしゃれで高機能な自転車をお探しの人におすすめです。
まとめ
この記事では、子供乗せ電動アシスト自転車の種類や選び方、おすすめの人気モデルの特徴、安く手に入れる方法や使うときの注意点について解説しました。
はじめて子供を乗せるタイプの電動アシスト自転車を買う場合は、価格だけでなく、機能性や前乗せか後ろ乗せか、安全性はどうかなどを必ず確認してください。電動アシスト自転車は、バッテリーやパワー、軽さが重要なので、とくに注意して確認しましょう。
子供が大きくなったら、大人は子供乗せタイプではない自転車に、子供は自分の自転車にそれぞれ乗るようになるでしょう。その際におすすめなのが、電動アシスト自転車「COOZY」と、本格子供自転車「wimo kids」です。
スタイリッシュなデザインや豊富なカラーバリエーションで、おしゃれな自転車を選べるだけでなく、機能面が非常に充実しています。お手入れ不要なベルトドライブや本体が軽く扱いやすいので、自転車ライフが便利に楽しいものになるでしょう。子供乗せ自転車を卒業したら、wimoの自転車で楽しい自転車ライフを過ごしてみてください。
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
電動アシスト自転車「COOZY Light」
本格子供自転車「wimo kids」
をご用意しております。
wimo製品は全車種ベルトドライブを標準搭載しており、
あなたの生活の移動がより快適なものになることを約束します。
▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
wimoは、都会的なデザインで、1.25kgの軽量バッテリーを搭載、電動アシスト自転車「COOZY」&優れたパーツを採用している本格派子ども自転車「wimo kids」といった、ハイスペックバイクのラインナップ。
全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにてお取り扱い中です。
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