電動アシスト自転車の安全性

電動アシスト自転車を検討している方の中には、電動アシスト自転車はスピードが出るから危ないと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな電動アシスト自転車の安全性についてご紹介します。

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電動アシスト自転車は速い?

自転車の安全を買う | wimo | 電動アシスト自転車  COOZY

この疑問は実際にかなり多く、自転車店でもよく見かける光景のうちの1つです。
結論から言うと、平坦な道の場合スピードに乗ってしまうと普通の自転車と変わりません。

日本では、電動アシスト自転車がアシストしていい範囲が決まっています。
それは、24km/hでアシスト量が0にならなければいけないという法律です。また、アシスト比率も決まっており、アシストと人力が2:1でなければなりません(一般用の電動アシスト自転車の場合)。

また、10km/hまではアシスト比は変わらないですが、それ以上から徐々に減衰していき最終的に24km/hで0になるという仕組みです。

消費者庁のHPから引用しますが、このような条件があります。
人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比(アシスト比率)が

  • 10km/h未満の速度では最大で1:2
  • 10km/h以上24km/h未満の速度の場合では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少
  • 24km/h以上の速度では補助力が0

になることとされています。(道路交通法施行規則第1条の3)
つまり24km/h以上はアシスト力がなくなり、普通の自転車と変わらないということです。

上記のような状態にならない電動アシスト自転車は違法のものとして扱われる可能性があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

電動アシスト自転車のメリットって何?

電動アシスト自転車のメリット | wimo | 電動アシスト自転車  COOZY

速くないなら、メリットは何なの?と思った方に電動アシスト自転車の最大のメリットをお伝えします。それは、という事です。

漕ぎ出しや上り坂、チャイルドシートにお子さんを乗せたときの快適さが圧倒的に変わります。
坂道や漕ぎ出しでスムーズに発進し、速度を楽に維持することができるので、速いように感じるのです。
そのため一度電動アシスト自転車を使ってしまうと、なかなか普通の自転車に戻ることができなくなってしまいます。誰でも乗ることができ、自分の力をほぼ使うことなく楽に移動できるという点が魅力的ですよね。

ここ数年で、電動キックボード等の新しいモビリティが急速に普及しています。ただし、年齢によって制限されていたり、借りることができる地域が限られている等、使ってみたいけど使えない方もいるのではないでしょうか。その反面、電動アシスト自転車は高価ですが地域関係なく手に入り、荷物も積むことができる等、誰にでもマッチするようなオールラウンダーな乗り物なのです。

電動アシスト自転車の安全性について

電動アシスト自転車の安全性 | wimo | 電動アシスト自転車  COOZY

電動アシスト自転車について少し理解いただけたと思いますので、本題の安全性についてお話していきたいと思います。
電動アシスト自転車の安全性ですが、車体についての安全性は普通の自転車と変わりません。定期的なメンテナンス、乗車前の点検等を含めて、普通に使っている分には大破等はしないのでご安心ください。

自転車の定期点検についてはこちらの記事をご覧ください。

ただ、注意していただきたいことは初速が普通の自転車よりも速いという点です。
電動アシスト自転車に初めて乗る際、ひと漕ぎ目から自転車が想定よりも速く進むため驚いて体を後ろに反ってしまい危険だという点です。
最悪の場合そのまま後ろに投げ出されてしまうので、初めて電動アシスト自転車に乗る際は気をつけましょう。

このようなことにならないためには、アシストモードの選択が可能な車体は一番弱いアシスト量にするか、変速機を使って軽いギアに設定しておくなど、ひと踏みでペダルに掛かる負荷を少なくなるようにしてから乗ることで事故を防ぐことができます。

もちろん、慣れたら自分の好きなようにアシスト量を変えたり、変速を変えて乗ってみてください。

ついでにバッテリーの充電を長持ちさせるコツですが、変速機やアシストのモードをうまく組み合わせることで1回の充電でより長い距離を走ることができます。
アシストのモード切り替えについてはメーカー各社で特徴が違うため自転車店の店員さんに尋ねてみてください。

電動アシスト自転車は普通の自転車よりも高価格な理由 | wimo | 電動アシスト自転車  COOZY

 

また、電動アシスト自転車を買う際に価格に驚く方がほとんどだと思います。

どうしても普通の自転車よりも製造コストが掛かってしまうので、高額になってきてしまいます。ですが、極端に安すぎる電動アシスト自転車を買うのは避けましょう。
自転車に限った話ではないですが、極端に安い商品の中から品質の良い商品を見つけるのは至難の業です。自転車は命を預ける物なので、妥協せずに選ぶことをお勧めします。

リコールはなるべく早く対応しましょう

メーカーのリコールには早く対応を | wimo | 電動アシスト自転車  COOZY

メーカーのリコールについてですが、自転車店にポスターが貼ってあるだけでなく、ダイレクトメッセージ等でもお知らせがされている場合があるので、心当たりがある方は一度自転車店に持ち込みをしましょう。

各メーカーのサイトなどにも記載があることがほとんどなので、お知らせが来たかどうかすら覚えてないよという方は、せっかくの機会なので検索してみてください。

メーカーのサイトにアクセスすると、リコールやカタログだけではなく様々な面白い情報を見ることができるので、暇つぶしや情報収集等に活用することができると思います。
wimoのサイトでは、ブログ等の充実したコンテンツを用意しています。


まとめ

 

今回は電動アシスト自転車の安全性についてお話しました。

普通の自転車よりも楽に速度が出せ、その維持も楽な電動アシスト自転車ですが、乗り方を間違えたり、慣れていないと、転倒してしまう恐れがあります。

しっかりと使い方を理解し、身体を電動アシスト自転車に慣らしましょう。

また、自転車の定期点検を行うことで安全性の確保や、バッテリーと自転車を長持ちさせることができます。自転車店に持ち込み、プロにお願いしましょう。

 

 

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