自転車のヘルメットは必要?
自転車に乗る際はヘルメットをかぶることが推奨されています。2023年4月1日からヘルメットの着用が努力義務になったためです。
事故による致命傷を避けるには、ロードバイクや電動アシストつき自転車のようにスピードが出せる自転車はもちろん、シティサイクルやママチャリのような自転車でもヘルメット着用を心がけることが重要です。
警視庁によると、自転車死亡事故の約7割が頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合の約2.3倍です。(※)そのため、自転車用のヘルメットを正しく着用し、頭部を守ることが大切といえます。
※参考:警視庁「自転車用ヘルメットの着用」(参照:2023-12-16)
おしゃれなヘルメットを選ぶ際のチェックポイント
おしゃれなヘルメットを選ぶ際のチェックポイントは下記です。
- サイズを確認する
- 軽さを確認する
- 通気性を確認する
- 安全性を確認する
- 自転車の種類に合わせたデザインを選ぶ
それぞれ解説するので参考にしてください。
サイズを確認する
スポーツ用品メーカーのヘルメットには、サイズを選択できるモデルがあります。自分の頭に合うヘルメットの見つけ方として、まずは頭のサイズを測りましょう。測り方は額を起点とし、頭部を一周した際の長さです。
基本的に日本人の頭部は丸形、欧米人の頭部は楕円形という違いがあります。そのため、海外メーカーの場合は日本人の頭に合うモデルを探すことが大切です。おすすめはアジアンフィットモデルです。アジア系の頭部に合うヘルメットなので、日本人にフィットしやすい形状となっています。
軽さを確認する
おしゃれなヘルメットを選ぶ際は軽さの確認もポイントです。ちょうどよい軽さとして、スタイリッシュな軽量タイプは200〜250g、カジュアルな帽子タイプは300g前後を目安にしてください。350gを超えると「重たいな」と感じやすくなります。
軽いヘルメットは頭や首への負担が軽減します。重いヘルメットは疲れますし、着用時にストレスを感じやすいので迷ったときは軽いほうを選ぶとよいでしょう。
通気性を確認する
おしゃれなヘルメット選びでは通気性の確認も大切です。通気性がよいと快適に自転車に乗れます。
また、ヘアスタイルの乱れが気になる場合は、湿気がこもらないヘルメットがおすすめです。風が入りやすいフォルムや、汗対策ができるメッシュのインナーを検討してみてください。蒸れにくいベンチレーションタイプのヘルメットもあります。
女性のためのポニーテール対応モデルも販売されています。結び目にあわせてアジャスターのポジションを調整できるヘルメットなので、快適に着用できるでしょう。
安全性を確認する
ヘルメット選びでは、事故に備えた安全性の確認もポイントです。
国内製のヘルメットはSGマークがあるものをおすすめします。SGは「Safe Goods(安全な製品)」の略であり、一般財団法人製品安全協会が安全基準に適合していると認証したマークです。
また、ヨーロッパ製のヘルメットはCEマークやTUVマーク、アメリカ製はCPSCマークやASTMマークがついたものを選ぶとよいでしょう。
ヘルメットの交換頻度は一般的に2〜3年程度です。SGマークの有効期限は3年ですし、日光や汗による経年劣化の可能性があるためです。
自転車の種類に合わせたデザインを選ぶ
自転車の種類に合わせたデザイン選びもポイントです。
例えば、フランス語で「小さい自転車」という意味があるミニベロは、街乗りに最適な自転車です。そんなキュートなデザインのミニベロには、アーバンタイプのヘルメットが合っているでしょう。
また、一般的にママチャリとして知られているシティサイクルには、帽子感覚で着用できるカジュアルなヘルメットが似合います。
通勤、通学、街乗りと幅広く使えるクロスバイクには、カジュアルな洋服にも似合うおしゃれなヘルメットがおすすめです。
本格的なサイクリング向けのロードバイクに関しては、スポーティーなデザインのヘルメットが最適といえます。
このように、自転車の種類によって似合うヘルメットは異なります。次章からおすすめのヘルメットを紹介するので参考にしてください。
【ミニベロにおすすめ】おしゃれな自転車用ヘルメット5選
ミニベロにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメットには以下の5つがあります。
- DAYS
- POCO サファリ
- LIBERO
- LUMOS Matrix
- CADEN MIPS II
それぞれの特徴を紹介します。
1.DAYS
DAYSは軽量かつコンパクトな帽子型ヘルメットです。ツバが広めで日差し対策になり、フチに組み込まれたワイヤーによって型を調整できます。
また、ヒモを使用したツバの跳ね上げ構造によって視認性の確保が可能です。車のライトに反射して光るリフレクター素材が使用されているので、夜間でも安心して使用できるでしょう。
その他の主な特徴は以下です。
2.POCO サファリ
カジュアルヘルメットのPOCOサファリはデザインが特徴的なモデルです。
帽子部分を単体で変更できるため、その日の気分や季節に合わせた着せ替えが可能です。徒歩ではおしゃれな帽子として、ミニベロに乗る際は安全かつ快適なヘルメットとして使用できます。
その他の主な特徴は以下です。
3.LIBERO
LIBEROは重量315gと軽くてコンパクトな帽子形状のヘルメットです。ツバの縁に同系色のパイピングが施されているため、シンプルなデザインにアクセントが加わっています。
大きめのツバは日差しを防ぎつつも、視野を妨げない角度で設計されています。リフレクター素材が装備されているため、夜間の外出時も心強いでしょう。
主な特徴は以下です。
4.LUMOS Matrix
LUMOS Matrixは近未来的で都会的なデザインが印象的なヘルメットです。フロントにLEDライト、リアにはLEDパネルが搭載されています。
他にも、進行方向を周囲に伝えられるウインカーライト、減速を感知して点灯する自動ブレーキライト、約10時間使用できるバッテリー、StravaやApple Healthと同期可能な専用アプリなど、豊富な機能を備えたヘルメットです。
その他の主な特徴は以下です。
5. CADEN MIPS II
CADEN MIPS IIはシンプルでスタイリッシュなヘルメットです。洗練されたデザインと充実した機能、安全性を兼ね備えています。
2つの通気口が補強されているため、通気性にも優れています。ヘルメットと一体化したバイザーは日除け対策にも効果的です。キャップを被っているようなスマートな見た目なので、ミニベロとの相性もよいでしょう。
主な特徴は以下です。
【シティサイクルにおすすめ】おしゃれな自転車用ヘルメット5選
シティサイクルにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメットは以下の5つです。
- SICURE
- POCO スピーリオ
- CAPOR メイプル
- Nylon visor
- C624 バーチ ヘルメット
それぞれの特徴を紹介するので参考にしてください。
1.SICURE
SICUREは帽子のようなデザインの女性向けヘルメットです。細めのリボンがアクセントを加えているだけでなく、女性らしい上品さにつながっています。
広めのツバがあるので夏でも安心して着用できるでしょう。パターンにこだわったデザインは立体感があり、エレガントな雰囲気を醸し出しています。
リボンを使用したツバの跳ね上げ構造により、走行中の不安定さを抑えつつ視認性を確保したヘルメットです。コンパクトな設計なので、通学や普段使いのシティサイクルにおすすめできます。
その他の主な特徴は以下です。
2.POCO スピーリオ
POCO スピーリオは、デザイン性と安全性が一体化したヘルメットです。帽子の部分だけを変えられるのでファッションに合わせて楽しめます。街を歩く際にはおしゃれな帽子として、シティサイクルに乗る際は快適なヘルメットとして使用できるでしょう。
安全性の面では、自転車先進国ヨーロッパの安全基準(CEマーク)に準拠しているという特徴があります。CEマークはEU加盟国の厳格な安全基準をクリアした場合に付与されるものです。
3.CAPOR メイプル
メイプルは前述したPOCOスピーリオと同じブランド(CAPOR)のヘルメットです。帽子の着せ替えが可能だったり、CEマークに準拠していたりという点が類似していますが、カラーはブラック以外にブラウン・ダークブラウンがあります。
日本人の頭部に合ったヘルメットなのでシティサイクルを運転する際にフィットしやすいでしょう。
主な特徴は以下です。
4. Nylon visor
Nylon Visorは通勤や通学などの日常生活に適したヘルメットです。ワークキャップ形状を採用しているため、面長でも丸顔でも違和感なくフィットします。付属の専用パッドを使用することでフィッティングの調整も可能です。
超高耐衝撃性のAES樹脂が使われており、多少雑に扱っても耐久性に問題ありません。重量に関しても、発泡ライナーの厚みを工夫することで軽量化に成功しています。
また、通気孔(ベンチレーション)によって暑さや蒸れを軽減しているヘルメットなので、快適にシティサイクルを運転できるでしょう。
その他の主な特徴は以下です。
5.C624 バーチ ヘルメット
C624 バーチ ヘルメットは、デザイン性と安全性が一体化したヘルメットです。季節やファッションに合わせて帽子を変更できます。
ヘルメットの裏側に反射板が装備されているため、夜間走行時の安全性も高いです。日本人にあった形状なのでフィットしやすいという特徴もあります。
普段は帽子としても使用できるので、シティサイクルの乗車中だけでなく、徒歩での移動時も着用可能です。
その他の主な特徴は以下です。
【クロスバイクにおすすめ】おしゃれな自転車用ヘルメット5選
クロスバイクにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメットは以下の5つです。
- KOOFU CS-1
- SCUDO-L2
- CANVAS-URBAN
- Compact
- SYNTAX MIPS AF
それぞれの特徴を紹介していきます。
1.KOOFU CS-1
KOOFU CS-1は帽子感覚で使えるシンプルなヘルメットです。
風を楽しむというコンセプトがあり、取り外し可能なバイザーやインナーパッドもついています。アジャスターを調整できるので頭部にフィットしやすいでしょう。
JCF(公財)日本自転車競技連盟推奨により安全性能を認められているので、クロスバイクを運転する際に安心して着用できます。
主な特徴は以下です。
2.SCUDO-L2
SCUDO-L2は軽量かつカジュアルなデザインのヘルメットです。左右後の3箇所に反射テープがついていたり、アジャスターバンドが採用されていたりという特徴があります。
素材はプラスチックで重量は315gです。比較的軽いヘルメットといえるでしょう。普段着に合わせやすいので、クロスバイクを運転する際におすすめです。
主な特徴は以下です。
3.CANVAS-URBAN
CANVAS-URBANは通勤や街中での移動に適したバイザースタイルのヘルメットです。
特徴的な機能として、ダイヤル式アジャスター、大型リフレクター、スタイリッシュなキャンバスバイザー、取りつけ可能なシリコンベルトタイプのテールライト(別途購入)、着脱可能なフロントバイザーなどがあります。
カラーも豊富なので普段着に合わせやすいでしょう。クロスバイクを運転する際、候補に入れたいヘルメットの一つです。
主な特徴には以下があります。
4.Compact
Compactは快適かつ安全性が高いヘルメットです。頭部の調整が可能なので部分的な圧迫を防げます。アジャスタブルヘッドバスケットにより、縦方向のサイズ変更も可能となっています。
また、ヘルメット内の通気口が多いため、優れた通気性を実現しているヘルメットです。スタイリッシュな見た目ということもあり、クロスバイクでも違和感なく着用できるでしょう。
主な特徴には以下があります。
5.SYNTAX MIPS AF
SYNTAX MIPS AFは日本人の頭部にフィットするオールラウンドなヘルメットです。街の雰囲気に溶け込むシンプルなデザインなので、クロスバイクでも着用しやすいでしょう。
安全構造に優れているだけでなく、25箇所のベンチレーションによって通気性を保てるという特徴もあります。GIRO社が提供するヘルメットの上位モデルとして人気が高いです。
主な特徴には以下があります。
【ロードバイクにおすすめ】おしゃれな自転車用ヘルメット5選
ロードバイクにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメットは以下の5つです。
- ROCKBROS 自転車用ヘルメット
- CANVAS-SPORTS
- VALEGRO
- Genesis
- KOOFU BC-GLOSBE2
それぞれの特徴を紹介するので参考にしてください。
1.ROCKBROS 自転車用ヘルメット
ROCKBROS 自転車用ヘルメットは首への負荷が少ないヘルメットです。流線型のスタイリッシュなデザインが印象的といえます。
主な機能として、着脱可能なシールドとバイザー、後頭部のフィッティングシステム、温度調節と高い通気性などがあります。安全性に優れた構造なので、ロードバイクの運転時に安心して着用できるでしょう。
その他の特徴は以下です。
2.CANVAS-SPORTS
CANVAS-SPORTSはスポーツライドに映える新しいスタイルのヘルメットです。サイクリングと相性がよいので、ロードバイクの運転時の着用に適しています。
主な機能として、調整可能なダイヤル式アジャスター、暗い時間帯も安心な大型リフレクター、装着可能なバイザーなどがあります。シリコンベルトタイプのテールライトも取り付け可能です。
その他の主な特徴は以下です。
3.VALEGRO
VALEGROは超軽量かつ高性能なヘルメットです。低速時におけるヘルメット内の通気性がよく、速乾性インナーパッドの効果で快適性もアップしています。一般的なヘルメットよりも大幅に接地面積が少ないという特徴もあります。
また、新規格のWG11に対応しているため、さまざまな角度(特に斜め方向)からのダメージを軽減する効果が期待できます。
主な特徴には以下があります。
4.Genesis
GenesisはMサイズで重量210gと最軽量のヘルメットです。アジャスタブルヘッドバスケットによる優れたフィット感だけでなく、通気性にも秀でています。
プロライダーから認められたモデルであり、トップレベルのパフォーマンス基準を大きく変えたヘルメットなのでロードバイクの運転に適しているでしょう。
主な特徴には以下があります。
5.KOOFU BC-GLOSBE2
KOOFU BC-GLOSBE2は帽子感覚で着用できるシティモデルのヘルメットです。活用シーンが限定されていないため、ロードバイクにも適しています。
主な特徴として、日本人の頭に合う設計と高い安全性が挙げられます。サイズがXLまであるにもかかわらず、重量280gと軽量です。カラーも豊富なので好みのモデルを探しやすいでしょう。
【子ども自転車におすすめ】おしゃれな自転車用ヘルメット5選
自転車のヘルメットには、子ども用のおしゃれなデザインもあります。ここでは以下の5つを紹介するので参考にしてください。
- ビートル キッズヘルメット
- BELL SIDETRACK
- melon helmets
- bikkeキッズヘルメット
- Childmet Series
1.ビートル キッズヘルメット
ビートル キッズヘルメットはおしゃれな見た目の子ども用ヘルメットです。コンパクトでありながら安全性と衝撃性に優れています。サイズ調整ダイヤルによって、心地よくかぶれる工夫も施されています。
その他の主な特徴は以下です。
2.BELL SIDETRACK
BELL SIDETRACKは自転車が好きな子どもに適したヘルメットです。洗練されたクールなデザインが魅力的です。
また、一般的なキッズ用ヘルメットよりも頭部のカバー範囲が広いため、安全性が高いといえるでしょう。
他の特徴には以下があります。
3.melon helmets
melon helmetsはドイツ生まれの子ども用ヘルメットです。デザイン以外に安全性と軽量化にも力を入れているので安心して着用できます。
サイズ調節可能なダイヤル、洗えるインナーパッドという特徴以外にも、エアホールが12箇所あるので通気性に優れています。
その他の主な特徴は以下です。
4.bikkeキッズヘルメット
bikkeキッズヘルメットは多彩なパーツでコーディネート可能なヘルメットです。サイズ調整可能なアジャスターがついているので、キッズも快適に着用できるでしょう。豊富なカラーパターンも魅力です。
主な特徴には以下があります。
5. Childmet Series
Childmet Seriesはフリーライドモデルの子どもヘルメットです。
アジャスターダイヤルによる優れたフィット性と、反射シールによる安全性を兼ね備えています。自転車の運転だけでなく、スケートやスケートボードなどでも使用可能です。
その他の主な特徴は以下です。
おしゃれな自転車用ヘルメットで安全・快適に走ろう!
自転車用のおしゃれなヘルメットを選ぶ際は、サイズ、軽さ、通気性、安全性の確認がポイントです。「自転車の種類に合ったヘルメットかどうか」という視点も重視しましょう。具体的な自転車の種類として、ミニベロ、シティサイクル、クロスバイク、ロードバイク、子ども自転車の5つがあります。
子ども自転車の購入を検討されている場合は、安全性と軽量性がポイントです。身長が伸びても長く使えるかどうかという観点も重要といえます。wimo kidsはそのような基準を全て満たしていますので、以下よりご確認ください。
また、大人向けの電動アシスト自転車の購入では、デザイン性、メンテナンスフリーなどを基準に選ぶとよいでしょう。電動アシスト自転車COOZYは、おしゃれで個性的な外観とベルトドライブ搭載によるメンテナンスフリーに対応しています。詳細は以下でご確認ください。
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▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
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