自転車を車に積む4つの方法
自転車を車に積む方法は、主に以下の4つがあります。ここでは、それぞれの詳しい方法とメリット・デメリットをご紹介します。
<自転車を車に積む4つの方法>
➀車内に積み込む
➁ルーフキャリア
➂リアマウントキャリア
④ヒッチキャリア
➀車内に積み込む
車や自転車の大きさによっては、キャリアを使わなくても、直接車内に積み込める場合もあります。天井が高い車種や車幅がある車種であれば、シートを倒してそのまま積み込めます。また、折りたたみ自転車やホイールが外れるスポーツタイプの自転車も、積み込みに便利です。
車内に自転車を積み込むときは、汚れや傷がつかないように対策しましょう。自転車が走行中に動かないように、ベルトでしっかり固定します。また、古い毛布やタオルなどを緩和剤にし、ハンドルやペダルなど車内にあたりそうな部分を保護します。自転車の汚れはしっかりふき取り、車内を汚さないようにも注意しましょう。
しっかり固定していても、車の走行中はどうしても揺れが生じるものです。固定が外れたり、自転車が飛び出したりしないよう、急スピードや急ハンドルを避け、安全運転を心がけましょう。
メリット
デメリット
キャリアを買わなくて良く、準備が手軽
固定が甘いと車内を傷つける危険がある
➁ルーフキャリア
ルーフキャリアとは、車の屋根に取り付けて荷物を運べるようにするツールです。自転車やサーフボード、カヤックなど、大きな荷物を運ぶのに適しています。ルーフキャリアは、基礎部分であるベースキャリアを取り付ければ、上部のアタッチメントを用途に応じて取り替え、さまざまなものを運べます。車内のスペースを取らないため、荷物の多いアウトドアなどに最適です。
ルーフキャリアは、装着すると、車高が高くなることを覚えておかなければいけません。高架下やトンネル、立体駐車場など、高さ制限により入れなくなる場所もあります。また取り付けがしっかりできていないと、積載物が落下して大きな事故になる危険があるため、十分に注意する必要があります。
メリット
デメリット
自転車以外のものも運べて、応用が利く
車内を広く使える
車内が汚れない
車高が高くなり、入りにくい場所ができる
取り付けを間違えると危険になる
➂リアマウントキャリア
リアマウントキャリアは、車のリアゲートやトランクに取り付けるタイプのものです。基本的に工具は使わず、リアゲートにフックで挟み込むだけで取り付けられます。取り付けるのはキャリア本体だけで良いので、導入費用も比較的安価です。
リアマウントキャリアは、ルーフキャリアよりも取り付け位置が低いため、上げ下ろしが楽にできます。ただし、フックを掛ける部分が傷つきやすく、フレームにかかる負担も大きいため、車体が重い自転車の取り付けはおすすめしません。
メリット
デメリット
取り付けが簡単で安価
位置が低いので扱いやすい
リアゲートが傷つく可能性がある
重い自転車には不向き
④ヒッチキャリア
ヒッチキャリアは、車体後方部のフレームにヒッチメンバーを取り付け、その上にサイクルキャリアを取り付けて自転車を載せるものです。サイクルキャリアの中で最も強度が強く、積載量も多いため、複数台の自転車を運べます。一方で、費用が比較的高く、取り付けにも手間がかかります。
ヒッチキャリアを取り付けると、車体後方が長くなるため、運転時には注意が必要です。右左折の際は反対車線にはみ出しやすく、急な坂道では車体を地面に擦りやすくなります。取り付け後は、空間認識に注意して運転しましょう。
メリット
デメリット
重い自転車や複数台の自転車も載せられる
位置が低いので扱いやすい
取り付け費用が高い
取り付けに手間がかかる
自転車を車に積むときの注意点は?
自転車を車に積むときには、注意するべきポイントもあります。ここでは、以下の4つの点を解説します。
➀ライトやナンバーが隠れないようにする
➁自転車が落下しないように気を付ける
➂最大積載量や社債物の幅に関する規定を終えないように注意
④自転車を載せたい人は、車選びからこだわると良い
➀ライトやナンバーが隠れないようにする
車の後方部に自転車を積む、リアマウントキャリアやヒッチキャリアを使用する場合は、ライトやナンバーが隠れないように注意が必要です。
テールランプは「夜間に後方300mの距離から点灯が確認できる」が視認性の基準となります。また、ナンバープレートについては、「20m離れた位置からナンバー正面、15度および30度の角度から見て明瞭に確認できる」状態でなければなりません。キャリア取り付けの際はこの点を意識して、取り付け位置やサイズを選びましょう。
➁自転車が落下しないように気を付ける
キャリアの取り付けや自転車の固定を間違えると、運転中の落下を招いてしまうので、大変危険です。走行中の落下物は、後続車や反対車線の車に対して事故の原因となる可能性が高いため、厳重な罰則が定められています。
道路交通法によると、高速道路および自動車専用道路走行中の落下物については「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金(過失10万円以下の罰金)」が課せられます。事故のリスクや罰則を受けることを避けるためにも、自転車を載せるたびに毎回十分な確認を行いましょう。
➂最大積載量や社債物の幅に関する規定を終えないように注意
ヒッチキャリアで複数台の自転車を運ぶ際は、最大積載量にも注意が必要です。乗用車には、法で規定されている最大積載量はありません。一般的に「乗車定員×55kg+乗車定員分の手荷物程度の重量(10kg程度)」が、乗用車を安全走行できる重量の目安です。過積載すると、事故や車の故障の原因となるので、注意しましょう。
また積載物の幅については、道路交通法により「自動車の幅の0.1倍まで、車体の前後左右からはみ出すことが可能」とされています。キャリア取り付け時は、自転車の積載後の全体サイズを測り、違反にならないようにする必要があります。
④自転車を載せたい人は、車選びからこだわると良い
自転車を載せる機会が多い方が新しく車を購入する場合は、自転車の積載を想定した車種選びをするのがおすすめです。ミニバンや軽ワゴンなどは、荷物を載せるスペースを想定した造りになっているため、車内に積み込む場合は便利です。
ルーフキャリアをつける場合は、屋根の形状によって取り付けられるタイプが変わります。リアマウントキャリアやヒッチキャリアは、車体が小さいとランプやナンバーが隠れてしまう可能性が高いため、ある程度車幅のある車種が良いでしょう。
レンタカーの場合はさらに気軽に、そのときの用途に応じた車種を選べます。他の荷物の量も検討し、余裕を持った積載のできる車種を選ぶことをおすすめします。
まとめ
自転車は、車のシートを倒して直接車に積むことも可能です。キャリアを使う場合は、屋根に取り付けるルーフキャリア、後方に取り付けるリアマウントキャリアやヒッチキャリアから選べます。どの方法の場合も、自転車の落下事故が起こらないよう、確実に固定することが重要といえます。
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