自転車の輸送方法は自転車の種類によって異なる
自転車を輸送したいときは、スポーツバイクとママチャリで方法が異なるため、自転車の種類に合った輸送方法の選択が必要です。
ロードバイクなどのスポーツバイクは、分解してコンパクトにできるため、宅急便で輸送できます。一方で、ママチャリや電動アシスト自転車などのタイプは分解できず、タイヤなども取り外せません。通常の宅配便は利用できないため、専用のサービスを使って輸送する必要があります。
また、バッテリーに含まれるリチウムイオンが危険物に該当し、航空機輸送が制限されるため、航空便の利用ができません。ほとんどのケースでは陸路での輸送となり、遠方への輸送は時間がかかります。
輸送を依頼する業者の規定に合わせて、適切な方法で自転車を輸送しましょう。
スポーツバイクの輸送方法
ロードバイクなどのスポーツバイクは、タイヤを外してコンパクトにすると、宅急便での郵送が可能です。もしくは、自転車輸送の専門会社や引っ越し業者などに依頼もできます。
宅急便を使った自転車輸送ではどのように手続きを取ると良いのか、費用や手順を見ていきましょう。
スポーツバイクの輸送サービスとその費用
以下の表は、スポーツバイクの輸送を依頼できるサービスの一部の費用をまとめたものです。ご自身に合ったサービスを選んで利用しましょう。なお、費用は距離によって変わってくるため、ここでは例として関東から関西の費用をご紹介します。
【スポーツバイクの輸送を依頼できるサービスにかかる費用】
スポーツバイクを輸送する際の手順
スポーツバイクを輸送するには、以下の手順で作業を進めます。作業をスムーズに進めるために、前もって大まかな手順を把握しておきましょう。
➀タイヤなどをパーツごとに分解する
最初に、ウェブサイトもしくは電話で、自転車輸送を依頼したい業者へ申し込みをします。このときに、梱包に必要な箱や用品を依頼できる場合があるため、必要な場合は併せて問い合わせましょう。
スポーツバイクは、パーツを分解して梱包する必要があるので、タイヤ・サドル・ペダルなどのパーツごとに分解作業を進めていきます。箱のサイズに合うようパーツを取り外し、分解していきましょう。分解しながらパーツを拭いておくと、汚れを残さずきれいに組み立てられます。
➁パーツを緩衝材で梱包する
取り外したパーツが輸送中に傷ついたり曲がったりしないよう、緩衝材(プチプチ)で梱包します。特に歪みやすいフレームやハンドル部分などは、緩衝材を多めに使うと安心です。
➂ダンボールにパーツを入れてすき間を埋める
緩衝材でしっかりと包んだら、ダンボールにパーツを入れていきます。最初にフレーム部分を入れ、すき間部分にタイヤやサドルなど他のパーツを入れましょう。
パーツをすべて入れてもすき間が残っている場合は、緩衝材・タオル・新聞紙などを詰め、輸送中にスポーツバイクが箱の中で動かないようにしましょう。
④ダンボールを配送する
スポーツバイクがしっかりとダンボールに入ったら、最後にガムテープやOPPテープなどで封をします。かなりの重量があるため、配送中にダンボール箱の底が抜けてしまわないよう、底部もしっかりとテープ止めをしておく必要があります。
梱包が完了したら、業者へ連絡して集荷を依頼するか、もしくは窓口に持ち込むか、いずれかの方法でダンボールを配送しましょう。
【補足】輪行箱を活用すれば傷なく輸送しやすい
スポーツバイクを安全に郵送するには、輪行箱の利用がおすすめです。最低限の取り外しで箱の中に収納でき、丈夫なダンボールでできていることから、スポーツバイクが傷つくのを防げます。
ママチャリ・電動アシスト自転車の輸送方法
ママチャリや電動アシスト自転車は、3辺の合計が300cm(22インチの自転車)~350cm(26インチの自転車)程度ととても大きく、スポーツバイクのようにタイヤを取り外せません。このため、宅配便は使えず、専用のサービスを選ぶ必要があるので、料金は高額となります。
ママチャリ・電動アシスト自転車輸送サービスとその費用
ママチャリや電動アシスト自転車の輸送が依頼できるサービスと費用は、以下のとおりです。スポーツバイクと同じく、輸送費用は距離によって変わってくるため、関東から関西の費用を例にご紹介します。
【ママチャリ・電動アシスト自転車輸送サービスとその費用】
ママチャリ・電動アシスト自転車の輸送依頼が可能なサービス
なお、らくらく家財宅急便で電動アシスト自転車を運ぶ際には、バッテリーが以下の種類のいずれかに該当していることが条件です。
<らくらく家財宅急便におけるバッテリーの条件>
・アルカリ乾電池
・ニッカド乾電池
・ボタン電池
・マンガン電池
・リチウムイオン電池
・リチウム金属電池
ママチャリ・電動アシスト自転車を輸送する際の手順
らくらく家財宅急便を使って、ママチャリや電動アシスト自転車を輸送する際には、以下の手順で手続きを取りましょう。
➀依頼する業者に連絡する
最初に、ウェブサイトもしくは電話で申し込みをします。集荷日前日までの予約が必要であり、集荷日当日の申し込みでは原則として引き受けをしていませんので、注意しましょう。
集荷日前日もしくは当日の朝10時までに、訪問時間についての電話連絡が入ります。すぐ電話に出られるよう準備をしておくと、スムーズです。
➁輸送費用の見積もりをしてもらう
自転車の形式によって、配送料金以外に追加料金がかかる可能性もあります。自転車の実物を業者の作業員に見てもらい、追加料金の有無を確認しましょう。追加料金がなければ、 基本料金のみで輸送依頼が可能です。
3辺の合計が350cmを超えるママチャリや電動アシスト自転車は、通常の配送よりも日数がかかる場合があります。集荷先や配送先によっては輸送を依頼できない場合があるほか、沖縄県や離島への輸送はできません。輸送にかかる日数などの詳細は、申し込む段階で業者へ確認しておきましょう。
➂業者の指示に従って作業を進める
料金が確定したら、業者の指示に従い、必要な手続きや作業を進めましょう。自転車の梱包は、集荷に来た担当者が行う場合もあれば、自分でしなくてはならない場合もあります。どのように対応したら良いのか、依頼時に必ず確認しましょう。
支払は集荷作業の終了後となっており、着払いはできないため注意が必要です。輸送先への配達も、集荷同様に前日もしくは当日の朝10時までに、訪問時間についての電話連絡が入ります。必要な作業があれば、業者の指示に従いましょう。
まとめ
自転車の輸送手段は、スポーツバイクとママチャリ・電動アシスト自転車によって大きく異なります。自転車を輸送する目的はさまざまですが、それぞれの自転車の種類に適した輸送手段を使うことが重要です。
最も大切なのは、どちらのタイプの自転車であっても、傷をつけずにきれいな状態で輸送することです。梱包材やダンボールなどをうまく活用して、きれいに輸送できるよう心がけましょう。
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