キッズスポーツバイク(自転車)とは
大人が乗るスポーツ自転車と同じ構造になっているかというと、キッズスポーツ自転車は少し違います。
発達が未熟で体のバランスも取れていないため、安全に乗れるように工夫がされているのです。
ここからはキッズスポーツ自転車の特徴について、いくつか紹介します。
・乗り降りが楽な構造
しっかりと足をあげて自転車に乗っているつもりでも、大人に比べてまだまだ足の長さが短いのが子どもです。
自転車についてトップチューブにも、足を引っかけてしまう危険性があります。
そのため、キッズスポーツ自転車は、トップチューブが折り曲がった状態になっています。
足が引っかかりにくい構造になっているため、安全に乗り降りができ安心です。
・体の大きさに合わせてサドルも調節できる
サドルの高さが低すぎてもその逆でも、自転車に乗りにくくなってしまいます。
キッズスポーツ自転車では安心して乗れるように、シートチューブを調整するレバーを斜めに傾斜させて調節が簡単にできるようになります。
子どもが実際に自転車に乗ってみて高さに違和感を抱いた時には、サドルを低く調節しやすく安全です。
よりその子どもに合わせて高さ調節ができる構造になっています。
・タイヤが太め
キッズスポーツ自転車は、大人のスポーツ自転車とは違いタイヤが太めにできています。
大人のスポーツ自転車は限りなく細めにできているタイヤもありますが、子どもが同じようなタイヤを使ってしまうとバランスが取れずに転んでしまう可能性があります。
まだ乗り方もままならない子どもも多いですし、乗れるようになってからも安全に走行できるように太めにできているのです。
太めにすることで、安定性が向上します。
・ホイール固定は誤操作しない設計
子どもが簡単に触れるようなクイックレバーではありません。
悪気なく自転車をいじって、誤操作をしてしまう可能性があります。大人のスポーツ自転車のような簡単に動くレバーであれば、危険です。
そのため、六角ネジを使用し、六角レンチを持っていないと動かない設計になっています。
自転車に興味を持っていじっても、安全設計なため安心です。
・グリップタイプの内装変速機
速さを変えたいと思ったら、外装変速を装備した、レバーで変更できるキッズスポーツ自転車がほとんどです。
安全に走行できるように、後ろギアのみを複数枚揃えている子供自転車が多いのも特徴です。wimo kids子供自転車は後輪に変速機を搭載しています。安全そして安心でご利用いただくため、性能とメンテンナス性のバランスをとった内装三段変速を採用しています。
漕ぎだしの軽いベルトドライブのキッズバイクに搭載することで高い走行性の実感ができます。
また、グリップタイプのレバーは子供の小さい手でも回しやすく、自転車が停止している時でもグリップ回して変速をすることができ、ワイヤの伸び、変速のずれなどの防止ができます。
・軽量タイプは高い
キッズスポーツ自転車でも、大人のスポーツ自転車と同様軽量タイプは高くなります。
それなりの技術が施されているため、軽ければ軽いほどそこそこの価格になってしまうのです。
ブランドも有名なメーカーでは、価格もそれなりにします。
キッズスポーツバイク(自転車)の選び方
親心としても、安全なキッズスポーツ自転車を選んであげたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
実際キッズスポーツ自転車を探してみるとさまざまな種類があるため、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまうかもしれません。
ここからはキッズスポーツ自転車の選び方について紹介していきます。
・本人がワクワクするようなデザイン
子どもの安全を考えて親としての意見を押しつけたくなってしまいますが、乗る本人が気に入っていないとせっかく購入したのにほとんど乗らないで終わってしまうかもしれません。
特に自転車に乗るのが初めての子どもは、補助輪を外し漕ぐ練習も必要になります。
本人が気に入っているデザインであれば、頑張って練習したい気持ちが出てきやすくなるでしょう。
安全面で問題がなければ、親の好みだけでなく子どもの意見も尊重してあげると良いでしょう。
・両足のつま先が地面に着いているか
キッズスポーツ自転車を選ぶ時には、両足のつま先が地面に着いているかチェックしてあげましょう。
あまりベタっと着きすぎて、ひざを折り曲がる程小さい自転車もダメです。
程良く両足のつま先が地面に着いていることが重要です。
子どもはすぐに成長してしまうからと、服と同じように少し大きめのものを選びたくなってしまうかもしれません。
無理な大きさなキッズスポーツ自転車を選んでしまうと、後から事故につながる可能性があります。
身長や年齢の目安を見て、だいたい体に合っている自転車の大きさを探すことも可能です。
子供用自転車のサイズ選びに関してはこちらをご覧ください。
・価格スペックが高い
海外で大量に生産されたようなキッズスポーツ自転車も売られていて、とにかく価格が安いです。
少しでも家計を節約したいと考えている場合、見た目が同じようなキッズスポーツであれば安くても同じだろうと思ってしまうかもしれません。
実際は機能や重量など、細部の造りが変わってきます。
高価なものだと、相場の倍以上するものもありますが、それだけの価値があるのです。
wimoの子供自転車wimo kidsは、少々相場より高価ではありますが、その分スペックが高くなっております。
たとえば、ベルトドライブを採用しているため、スポーツバイクのように漕ぎ出しが軽いです。
また、回転抵抗をできる限り低くしているため、漕ぐ力が弱いお子様でもスムーズに運転できるでしょう。
・機能が充実しているものは乗りやすい
キッズスポーツ自転車の中には、長時間乗っていても楽な長いシートポストになっているものがあります。
ほかにも、その子どもに合わせてハンドルの遠さを調節できる機能が付いているなど、独自にさまざまな機能が付いているものです。
何も機能がほとんどない見た目がキッズスポーツ自転車なものよりも、機能が充実していると次の成長で買い替えなければいけないタイミングまで長く乗れます。
・ブレーキレバーが握れるか
かっこいいキッズスポーツ自転車でも、いざ乗ったらブレーキレバーが握りにくいのは危険です。
ブレーキをして止まらなければいけない時に、間に合わず事故に遭ってしまう可能性があります。
指をブレーキレバーへ持っていった時に、余裕で4本指が届くものを選びましょう。
しっかりと握ることができれば、突然止まらないければいけない時も安心です。
調整することで子どもの手に合ったブレーキレバーにもできるので、自転車屋さんに相談してみても良いでしょう。
子供自転車を選ぶ際の別の記事はこちらもご覧ください。
キッズスポーツバイク(自転車)の種類
スポーツバイクには様々な種類があります。速く走る為の自転車や、悪路を走る為のもの、トリックを行うためのものまで幅広く種類分けされています。それぞれ自転車の形や特徴が大きく異なってきます。
ロードバイク
車輪が大きいイメージがあるロードバイクですが、実は子ども用のロードバイクもあります。本格的にサイクリングを始めたい子どもは、ジュニア用のロードバイクをおすすめします。ロードバイクのメリットは長距離を走っても疲れづらいということと、力が伝わりやすいので速度が出せるということです。また、幼いころからロードバイクなどに乗ることで、バランス感覚が優れたり基礎体力が大幅に向上します。
価格は約10万円からと高価ですが、子どもに本格的な自転車に乗ってサイクリングしてほしいと考えている方にはかなりおすすめすることができます。
サイクリングは、生涯続けることができる「生涯スポーツ」の1つとも言われており、長く楽しむことができます。運動不足の解消や筋力の維持等にとても効果的なので、幼いころからサイクリングを習慣づけることで健康的な生活を送ることができます。
マウンテンバイク
子ども用の自転車としてよく見かけるタイプがこちらのマウンテンバイクに分類されます。カゴがついている自転車がほとんどで、実用性に優れています。
タイヤが太く、安定性に優れており泥除けが取り付けられていることで雨の日でも乗ることができます。外装の多段ギアが採用されている自転車が多く、ギアの選択の幅が多いことで坂道にも対応しています。その反面、転倒してしまった際に外装変速機が故障してしまうことが多いです。重量に関しても、フレームが鉄の自転車がほとんどなので重くなっています。
BMX
オリンピックでも注目を集めたBMXですが子ども用のBMXもあり、オリンピックで興味を持った子どもでも始めることができます。
普段の移動で使用するには少し物足りないパーツ構成ですが、パーク等でかっこよくトリックを決めたい方にはおすすめすることができます。
キッズスポーツ自転車に乗るメリット
子どもがキッズスポーツ自転車に乗るメリットは多数あります。
運動効果も高く体の成長にも役立ちます。
・体幹が鍛えられる
補助ありの自転車からなしのものへ移行する時、すぐには乗れません。
しかし練習を繰り返していくうちに乗れるようになり、この時に体幹も鍛えられます。
体にとって体幹は大人になってからも重要ですので、小さい頃からキッズスポーツ自転車で鍛えておくことは大切です。
・睡眠の質も上がる
キッズスポーツ自転車でさまざまな道を走って疲れると、睡眠の時にぐっすり眠れます。
運動の中でも自転車に乗るのは、体に大きく負担をかけるわけではありません。
長距離を永遠とマラソンするよりも楽ですし、続けやすい乗り物です。
普段見たことのない景色も楽しみつつ、良い疲れを感じます。
子どもも家にばかりいてゲームをしていても、運動量が足りずに質の良い睡眠にはつながりません。
運動不足を楽しく解消するためにも、キッズスポーツ自転車は役立ちます。
子ども用スポーツバイクの注意点
本格的な子ども用スポーツバイクは、車輪が小さいといえど子どもでも簡単に速度を出すことができます。そのため、事故につながりやすいともいわれています。
事故によって楽しいサイクリングを台無しにしてしまわないためにも、家庭でも交通ルールをしっかりと教えてあげましょう。特にサイクリングロード外の市街地は、自動車や歩行者、他の自転車利用者等、自分が交通ルールを徹底していても予測できない場面がありますので、最新の注意を払う必要があります。
お気に入りのキッズスポーツ自転車を見つけよう
子どもにどの自転車を購入してあげようと思って選びながら、キッズスポーツ自転車を選ぶ方も多いでしょう。
かっこいいデザインのものも多く、子どものテンションも上がるものが販売されています。
大人のスポーツ自転車とは違い、タイヤが太めにできていて安定感のある造りになっているため安心です。
子どもの体に合った大きさ、機能が充実したものを選ぶようにすると良いでしょう。
親だけが気に入った自転車ではなく、子どもがワクワクするようなデザインを選んであげると頻繁に乗ってくれます。
機能面とデザイン性を見ながら、お気に入りの一台を見つけてみてください。
※商品の詳細
電動アシスト自転車COOZY https://www.wimo.co.jp/product-coozy
子ども自転車wimo kids https://www.wimo.co.jp/wimo-kids