ミニベロ電動アシスト自転車はどんな自転車?コロナの影響で自転車ユーザーが増えており、自転車に関する話しよくきくようになりました。今回は最近よく耳にするミニベロ、電動アシスト自転車について紹介します。
ミニベロ電動アシスト自転車が大人気!
近年は、ミニベロ電動アシスト自転車の人気が高まっています。電動アシスト自転車については理解できるけど、「ミニベロ」についてはよくわからないという方もいるかもしれません。
そもそも「ミニベロ」とは?
ミニベロは、アルファベットでは、「mini vélo」と表記します。
véloは「自転車」を意味するフランス語です。
つまり、ミニベロは、「小さな自転車」を意味しているのです。
一般的には、タイヤのサイズが20インチ、もしくはそれ以下の自転車のことを「ミニベロ」と呼んでいます。24インチ以下の自転車のことを指す場合もあるのです。
ちなみに、20インチ以下の電動アシスト付き自転車については、「電動ミニベロ」と呼ばれています。
「ミニベロ」と「折りたたみ自転車」の違い
このミニベロとよく似た形状の自転車としては、「折りたたみ自転車」があります。
両者の違いがわからないという方もいることでしょう。
ミニベロは20インチ、もしくは24インチ以下の小さな自転車のみですが、折りたたみ自転車は小さなサイズから大きなサイズまでバリエーションが豊富です。
そのため、20インチ以下の折りたたみ自転車に関しては、ミニベロと呼ばれることもあります。
ただし、20インチ以上、もしくは24インチ以上の折りたたみ自転車については、ミニベロには含まれません。
ミニベロとカテゴリー分けするために、折りたたみ自転車については、「フォールディングバイク」と呼ばれることもあります。
ミニベロ電動アシスト自転車の特徴
特徴は、「小型であること」、「モーター(電動機)を搭載していること」です。
タイヤのサイズが20インチなので、一般的な大人用自転車と比較すると小さく見えます。
可愛らしい外観がミニベロ電動アシスト自転車の魅力です。
ミニベロ電動アシスト自転車には、小型のモーターが付いています。このモーターがペダルを漕ぐ際に、サポートしてくれるのです。そのため、軽くペダルを踏むだけで楽に進むことができます。
日本仕様は時速24kmまでしかアシストしないですが、海外ですともっとアシスト力が強いものあるようです。
ミニベロ電動アシスト自転車のメリット
ミニベロ電動アシスト自転車のメリットは以下の通りです。
・モーター搭載で漕ぎやすい
小さなタイヤの自転車は漕ぎにくい面がありますが、ミニベロ電動アシスト自転車にはモーターを搭載しているため、漕ぎやすいというメリットがあります。
モーターがアシストしてくれるため、坂道もスイスイと進むことができます。
・小回りが利く
タイヤが小さいため、小回りが利きやすいのがミニベロ電動アシスト自転車の良いところです。入り組んだ住宅街でも無理なく進めるため、通学や通勤用、普段の買い物用の自転車としても最適です。
・デザインがおしゃれ
ミニベロ電動アシスト自転車は、おしゃれなデザインの製品が多いです。
ママチャリと違って、スタイリッシュな外観をしているため、かっこよく自転車を乗りこなすことができます。
・車に積んで移動できる
折りたたみ式ならば、車のトランクに積むことも可能です。
車で現地まで移動してからサイクリングが楽しめるのが、ミニベロ電動アシスト自転車のメリットです。
・疲れ知らずで長距離移動できる
ミニベロ電動アシスト自転車は、モーターのおかげで体力を消耗せずに、自転車に乗ることができます。
体力がない方、高齢者にとっても乗りやすい自転車と言えます。
・女性や体が小さい方でも乗りやすい
タイヤが大きな自転車は乗る人を選びますが、ミニベロ電動アシスト自転車ならば体が小さな方でも無理なく運転できます。
そのため、女性たちの間でも人気があります。
ミニベロ電動アシスト自転車のデメリット
ミニベロ電動アシスト自転車には、以下のようなデメリットがあります。
・スピードが出せない
ミニベロ電動アシスト自転車のデメリットは、スピードが出ないことです。
道路交通法によって、電動アシスト自転車は最大で時速24kmまでしかアシストできないと定められているのです。
スピーディーな走行を楽しみたい方には向きません。
・価格が高い
価格が高いこともミニベロ電動アシスト自転車のデメリットです。平均価格については、10万円~35万円程度となっています。
一般的なシティサイクルと比較すると、高額な価格帯であるため、気軽に買えないという方もいることでしょう。
・盗難の心配がある
ミニベロ電動アシスト自転車は、高額品であるため、窃盗犯のターゲットとなりやすい面があります。
自転車から離れる時は、必ず鍵をかけておくようにしましょう。
・修理代が高くつく可能性がある
ミニベロ電動アシスト自転車のタイヤホイールが変形すると、高額な修理代がかかってしまいます。
自転車量販店や個人経営店では修理に対応できないため、買い替えを勧められることもあります。新しい自転車に買い替えると、数十万円以上の出費となり、大きな負担となってしまうことでしょう。また、海外ブランドの自転車ですと、部品は海外から取り寄せになる可能性がありますので、更に費用がかかる可能性もありますので、ご注意ください。
ミニベロ電動アシスト自転車の種類や選び方
ミニベロ電動アシスト自転車には、「シティタイプ」、「スポーツタイプ(e-bike)」、「折りたたみタイプ」、「子供乗せタイプ」などいろいろな種類があります。
・シティタイプ
シティタイプは、前カゴや自転車スタンドなどのパーツが付いているものが多いのが特徴です。買い物用や普段使い用として考えている方におすすめです。
・スポーツタイプ
スポーツタイプは、走行性に優れているという特徴があります。
パーツが少ないため、スタイリッシュでかっこいいデザインの製品が揃っています。自転車で走る楽しさを味わいたい方、おしゃれさを重視したい方におすすめです。
・折りたたみタイプ
折りたたみタイプは、持ち運びしやすいのが特徴です。
小さく折りたためるので、保管場所にも困りません。玄関や廊下などの室内に自転車を置きたい方、旅先に持って行ってサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
・子供乗せタイプ
子供乗せタイプは、前カゴやチャイルドシートなどが付いているのが特徴です。タイヤも太めに設計されており、安定感もあります。
小さいお子さんと一緒に自転車に乗りたい方、保育園や幼稚園の送り迎え用の自転車を探している方におすすめです。
ミニベロ電動アシスト自転車の人気ブランド・メーカー
ミニベロ電動アシスト自転車は、国内外のさまざまなメーカーから販売されています。
どんな自転車を買うかで迷ったら、まずは有名メーカーの製品をチェックしてみると良いでしょう。
国内の有名メーカーは、Panasonic(パナソニック)、BRIDGESTONE(ブリヂストン)、YAMAHA(ヤマハ)などです。まだ歴史長くないですが、wimo(ウィーモ)のミニベロタイプベルトドライブ電動アシスト自転車も人気です。
海外メーカーでは、Bianch(ビアンキ)、LOUIS GARNEAU(ルイガノ)、、benelli(ベネリ)などが人気となっています。
ミニベロ電動アシスト自転車はおすすめ!
ここまで、ミニベロ電動アシスト自転車の特徴、メリット、デメリットなどについてお伝えしてきました。
ミニベロ電動アシスト自転車はモーターが付いているので、楽に漕げるのがメリットです。
体力を消耗せずに長距離移動ができるため、自転車通勤や通学にもおすすめです。前カゴが付いているシティタイプを選べば、日常の買い物の際にも重宝することでしょう。子供乗せタイプならば、お子さんと一緒にお出かけが楽しめます。ミニベロ電動アシスト自転車はいろいろな種類があり、価格やデザインも異なります。
それぞれの特徴を把握したうえで、最適な自転車を選んでみてください。