普通の自転車を後付けで電動自転車にできる?
「電動自転車の価格が高く、手元にはまだ使える自転車もある」などの理由から、後付けで電動自転車にできるアイテムを求めるケースがあります。しかし、後付けで電動自転車にするアイテムは販売されているものの、普及には至らない発展途上な状態が現状です。
近年は、ダウンチューブに後付けのバッテリーを搭載するタイプの電動自転車が発売されています。ただし、このバッテリーは汎用性の高い使用を前提に作られていますが、実際の販売形態は手持ちの自転車に付けられるようなものではありません。
汎用的な電動アシストユニットは個人購入が難しい
現状、電動アシストユニットは個人ではなく、自転車製造・販売企業を対象として技術提供されています。この技術や運用管理用のプラットフォームを開発会社が各自転車製造・販売会社に提供し、アシストユニットが搭載された自転車が販売されます。
つまり、個人でユニットだけを購入し、自由に既存の自転車に取り付けるための販売上のシステムは、まだ整えられていないといえます。
後付けの電動自転車ユニットの値段
後付けのニーズがある理由の一つとして「既存の自転車に付ければ安あがりなのでは?」との考えがあるでしょう。そこで、ここでは、後付けの電動自転車ユニットの価格例をご紹介します。
【後付けの電動自転車ユニットの価格例】
日本の法規に沿った走行ができる後付けの電動自転車ユニットは、自転車本体がセットとなった価格になっているのが現状です。また、海外では後付けバッテリーのみの販売もありますが、表のとおり高価格帯です。また、海外販売のものは出力制御装置が日本の法規に準拠していないため、電動アシスト自転車としての走行はできない可能性があります。
一方、後付けでない一般的な電動アシスト自転車の相場は、20万前後です。比較すると、後付けの電動自転車アシストのほうが高価格であるといえます。
後付けの電動自転車ユニットは合法?
後付けの電動自転車ユニットを使用すること自体は、法律上問題はありません。ただし、電動アシスト自転車として走行するためには、道路交通法の基準に適合している必要があります。基準として、アシスト比率が最大2:1であること、24km/hを超えるとアシスト機能を停止することなどがあります。これを満たさないものは自動二輪車の扱いとなり、原付免許やナンバープレートが必要です。
業者によっては、不適合なものを「電動アシスト自転車」として販売しているケースもあります。こうした製品を購入して自転車として走行すると、交通法違反になってしまうため注意しましょう。また、海外と日本の法律は異なるため、輸入品のユニットを購入し、自身で取り付ける場合も注意が必要です。
電動自転車のメリット・注意点
上記で取り上げた、個人でのカスタマイズは難しい点や価格面などの点から、後付けの電動自転車ユニットを購入するメリットはあまりないといえます。総合的に判断して、現段階では初めから電動自転車を購入するほうが現実的です。
電動自転車は一般的な自転車に比べて高価格帯のため、購入に二の足を踏む方も多いかもしれません。しかし、長期的なメリットを考えると、コストパフォーマンスの良い選択になる場合もあります。ここでは、電動自転車のメリットと注意点をそれぞれ解説します。
- 電動自転車のメリット
- 電動自転車の注意点
電動自転車のメリット
電動自転車の主なメリットとして、以下が挙げられます。
- 坂道が楽になる
- 荷物などを載せた走行が楽になる
- 交通機関を使うより経済的
- 行動範囲が広くなる
電動自転車と一般的な自転車の大きな違いは、坂道や重量の荷物を載せたときの走行が楽である点です。ペダルで漕ぐ力をモーターの力でアシストするため、あまり疲れずに同じスピードをキープして走行できます。
また、今まで車や電車で行っていた場所にも、電動自転車での移動が可能になるかもしれません。車の渋滞やバスの待ち時間などがないので、さっと出かけたいときに便利です。また、車のガソリン代や交通費などよりも、電動自転車にかかる電気代のほうが安く経済的です。
電動自転車の注意点
電動自転車には多くのメリットがある反面、注意点もあります。以下の点は、購入前に検討しておくと良いでしょう。
<電動自転車の注意点>
- バッテリーは交換が必要
- 盗難リスクがある
- 車体が重い車種もある
電動自転車のバッテリーは、3〜4年に一度交換する必要があります。バッテリー交換のための費用は、予算に含めておく必要があるでしょう。また電動自転車は、一般的な自転車よりも高価格帯で見た目にもわかりやすいため、盗難に遭いやすいリスクがあります。自転車カバーを使ったり、2重ロックをしたりするなど、リスクを考慮した防犯対策がおすすめです。
電動自転車によっては、車体が30kg近くになるものもあります。押して進んだり、収納ラックに載せたりするのが不便な場合もあるため、車体重量にも注目して選びましょう。
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まとめ
後付けユニットを購入し、既存の自転車を電動自転車にすることは可能です。しかし、現在日本で販売されている後付けユニットは、自転車製造・販売会社向けのものです。個人がカスタマイズすることは、難しい状況となっています。また、輸入品を使用する場合、日本の道路交通法の基準に即さない可能性があり、注意が必要です。現状を考えると、後付けユニットよりも、初めから電動自転車を購入するほうが多くのメリットがあるといえます。
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