ロードバイクとクロスバイクの違いと選び方

· 《 記事 》

スポーツサイクルというと先ずはロードバイクが出てくるのではないでしょうか。しかし、コロナの影響を受け、自転車の販売が大幅に伸びており、その中特にクロスバイクという車種が人気です。ロードバイクとクロスバイクを見分けることができますか。スポーツサイクルが欲しいですが、ロードバイクとクロスバイクの違いと選べ方は分からず、回りが使っているからよい、人気ですからよいとなっていませんか。今回はこれからスポーツサイクルを検討する方のため、ロードバイクとクロスバイクの違いと選び方について説明します。

ロードバイクとクロスバイクの違いと選び方

最近は街を歩いている時や車を走らせていると横を通り過ぎる、かっこいい自転車の姿をよく見かけるようになりました。

ママチャリとは異なる前傾姿勢で漕ぐ自転車や少し細身のデザイン性の高い自転車が目立ちます。

前傾姿勢で漕ぐ自転車や少し細身のデザイン性の高い自転車

エコ意識の高まりで、マイカー通勤やバス通勤をやめ、自宅から会社まで片道1時間近くかけて自転車通勤しているといった方も増えてきました。

運動不足の解消や筋力トレーニングにもなり、ガソリン代が節約できて家計にも優しいと頑張っている人も多いです。

都市部ではフードデリバリーを行っている方も、いかにも走りやすそうな自転車で仕事をしています。

フードデリバリーを行っている方も、いかにも走りやすそうな自転車

テレビのニュースなどで、デリバリーをしている方の姿が映ると、自動車と肩を並べるようなスピードで颯爽と走り抜ける自転車を見かけるかもしれません。

かっこよくスイスイと走り抜けるあの自転車はなんという名称でしょうか。

知名度を上げてきたロードバイクとマウンテンバイク

車道をスピーディーに走っていく、かっこいいけれど、ちょっと乗りにくそうな自転車はなんと言うか尋ねると、多くの方が、「ロードバイクっていうやつじゃないの?」と答えます。

正確にはわからないけれど、ロードという名称が付いているから、道路を走るための自転車なんだろうと推測するわけです。

これに対して、マウンテンバイクはマウンテンと付いているから、山道を走る自転車なんだろうと考えます。

マウンテンバイクに関する記事はこちら

マウンテンバイク 山道走る 自転車

アウトドアレジャーやデコボコの障害を走り抜けるレースで使うのがマウンテンバイクで、道路を走るならロードバイクという分類になります。

では、これからご自身やご家族が、通勤や通学、買い物などで自転車を使うことになって、購入する場合、どの自転車を選びますか。

山道ではなく、路上を走るからロードバイクだと買ってしまうと、乗りこなせないケースもあるので注意しなくてはなりません。

ここからは、ロードバイクやマウンテンバイクはどんなバイクなのか、実はよく見かけているのに名称を知らずにいる方も多い、クロスバイクについて違いを見ていきます。

ロードバイクとは

ロードバイクは、自転車レースの競技用に開発されたものです。

タイムを競い、ライバルと競り合う競技において、少しでも速く、安全に走れるよう設計されています。

ロードバイク タイムを競い、ライバルと競り合う競技

風の抵抗を受けにくいよう、前傾姿勢で乗るスタイルになっていて、前傾で握りやすいドロップハンドルが採用されています。

路面から摩擦抵抗を受けにくくするよう、タイヤが細いのも特徴です。

タイヤを細くすることで表面積を小さくし、路面との接点をできる限り減らしているのです。

タイヤを細くすることで表面積を小さくします ロードバイク

さらに、スピードが出るように車体重量も限界まで軽くしています。

大きく見えるバイクでも、比較的軽々と持ち上げられます。

ロードバイク 軽い

ロードバイクは、ロードレース用に開発された自転車なので、競技のトレーニングをしていない素人が気軽に乗りこなせる自転車ではありません。

荷物を入れるカゴなども付けることができず、基本的には街乗りをするための自転車ではないのです。

知っておきたいマウンテンバイクのこと

これに対して、マウンテンバイクは山道など、舗装されていないオフロード用の自転車です。

ガタガタした道やデコボコの起伏がある道でも走り抜けることができるよう、フレームが頑丈で、ロードバイクとは対照的な太いタイヤが装着されています。

ロードバイクは、基本的に街乗りに適してないと言いましたが、実はロードバイクは街乗りに利用している方もいます。

マウンテンバイク タイヤ太い 安定性よい

タイヤが太いので安定感があり、乗り心地が良いと感じる人がいるためです。

・ロードバイクの用途

では、ロードバイクはどのような方が選んでいるのでしょうか。

最近はロードレースやトライアスロンをスポーツや趣味として取り組む人も増えています。

ロードバイク タイヤ細い 走行速い

子どもからシニアまで、男女問わず楽しむ方も増えており、こうした方は、練習することや大会に出場するためにもロードバイクが必要です。

また、日頃からトレーニングの一環として、ロードバイクを利用している方もいます。

ロードバイク トレーニング用

スピードが出るので安全装備は欠かせません。

ヘルメットにプロテクターなどを付け、ペットボトルを装着し、お財布とスマホ程度が入ったウエストポーチを身に着ける程度の装いが一般的です。

ロードバイク ウェア ボトル ヘルメット 装備

荷物を入れるカゴは取り付けるのが難しく、前傾姿勢なのでリュックも背負いにくいと感じる方がいます。

そのため、荷物を持ち歩く必要がある通勤や通学、買い物には、基本的には不向きです。

通勤用大きいバッグ ロードバイク難しい

もっとも、中には練習を兼ねるためや長い距離を通勤するためにロードバイクを通勤に利用してる方もいます。

仕事道具が少なく、スーツの着用が必要ない職場や着替えるための更衣室がある職場に勤めている方などが多いです。

・ロードバイクを選んでいる方

レースやトライアスロンなどの競技に取り組んでいる方、長距離のサイクリングをスイスイ楽しみたい方、前傾姿勢での運転に抵抗がない方、体力に自信がある方、スピードが出る軽量な自転車にこだわりを持っている方に選ばれています。

街乗りにより適したクロスバイク

ロードバイクは、通勤、通学や街乗りには一般的でないとなると、街中を颯爽と走り抜ける自転車やフードデリバリーをしている人の自転車はなんと言うのだろうと疑問を持たれるかもしれません。

ロードバイクやマウンテンバイクと比べると名称が浸透しているとは言えないものの、実はユーザーが多いのがクロスバイクです。

クロスバイクバイクがロードバイクとマウンテンバイクの融合版

クロスバイクは、ロードバイクを街乗りができるように改良したもので、マウンテンバイクの要素も持ち合わせた仕様です。

クロスバイクのネーミングの由来は諸説あるのですが、ロードバイクとマウンテンバイクをクロスさせた、掛け合わせた自転車という意味ではないかとも言われています。

ロードバイク スポーツサイクル クロスバイク 自分に適切

クロスバイクにはさまざまなタイプが登場していますが、ロードバイクのように前傾姿勢で乗ることもできるものの、ママチャリのごとく、状態を起こして乗れるよう、フラットバーハンドルとなっています。

クロスバイクについてはこちらの記事もご覧ください。

フレーム構造は細身でロードバイクに似ていますが、タイヤはマウンテンバイクのように太く、安定感があるのが特徴です。

そのため、タイヤが細いと不安な方や前傾姿勢で乗ることが難しい方にも乗りこなすことができます。

ロードバイク 前傾姿勢 走行

一般的なクロスバイクはカゴは付いていませんが、多くのケースでオプションでカゴを取り付けることが可能です。

通勤や通学、買い物などで、カバンや買い物袋などを乗せて走りたい方も安心です。

・クロスバイクの用途

通勤や通学でスイスイ走りたい方、買い物などの街乗りやフードデリバリーのお仕事にも使えます。

・クロスバイクを選んでいる方

ママチャリはダサいと感じている方、安定感とスピードの両方を求める方、比較的、通勤や通学の距離が長い方、隙間時間を活用してフードデリバリーのお仕事をしたい方にロードバイクとクロスバイクの違いを理解して選ぼう

ロードバイクは元々、競技用に開発されており、軽量でタイヤは細く、ドリップハンドルで前傾姿勢で乗るタイプです。

レースやトライアスロン、サイクリングなど、本格的に走りたい方に選ばれています。

クロスバイクはロードバイクを街乗り向けに改修したタイプで、フラットバーハンドルでタイヤが太くて安定感があり、カゴも付けられます。

自転車に取り付けるオプションパーツに関する記事はこちらをご覧ください。

通勤や通学で長い距離をスイスイ走りたい方、買い物やお散歩など街乗りを楽しみたい方、ママチャリはダサいと思う方におすすめです。

両者の違いをしっかりと確認して、自分の目的に合ったものを選びましょう。

 

https://www.wimo.co.jp/product-coozy

 

https://onlinestore.wimo.co.jp/