上海サイクルショー
会場は上海にある「上海新国際博覧センター」で開催されています。東西併せて13ものホールにそれぞれのカテゴリーごとにブースが展示されています。1つのブースを回るだけでもじっくり見ていたら簡単に1時間ほど過ぎてしまう位の規模感です。この時点で日本の自転車展示会とは大きく規模が異なることに驚きを隠せません。
入場前に登録が必要ですが事前に登録を済ませていたため、事前登録をした際に発行されたQRコードの提示でスムーズに会場内に入ることができました。
会場マップ写真
このようにホールが13棟あります
会場内の様子
各ブース、ブランドの世界観やコンセプトに合わせた展示方法になっています。アウトドアを意識していたり、フレームの塗装の様子を表現していたりと、展示方法自体にとてもこだわっており自転車に興味がない方でも楽しむことができそうなギミックが多く使用されていました。展示ブースの内容は、E-Bikeやその他の関連パーツがかなり多い印象です。それとは別に、スポーツタイプのものから普段使いし易そうなものまでかなりの数の展示があります。
また、体験ブースやショー等も開催されています。BMXのショーやバーチャルサイクリングの体験ブース等も多くあります。このようなブースは常に人だかりができ、人気のブースとなっています。
様々な自転車や関連グッズ
展示ブースは、ホールごとにカテゴライズされています。各ホール多くの人でにぎわっていますが、一番人気な場所はインターナショナルブランドが展示されているホールです。
日本でも人気のあるスポーツバイクのブランド、プロでも使用しているブランドが展示されています。多くのサイクリストや展示会参加者が各ブースを回っていました。ホールに入った際に熱気に包まれる程の人の多さに圧倒されます。新しいモデルやプロ仕様モデルの展示があり、常に来場者の足を止めている人気のブースです。
MERIDAやGIANT等日本でも人気があるメーカーが多数展示されています。
日本でも有名な丸石サイクルの展示もありました。
自転車だけではなく、空気入れや自転車の模型などありとあらゆる自転車関連グッズが展示されていることがこの展示会の面白さの1つです。
下の画像の空気入れは様々なユーザーに合うように細かく商品のラインナップを設定しています。空気入れの長さが異なったり、空気圧計の有無や素材等様々なニーズにこたえることができるようです。デザイン性が良い空気入れは限られてしまうためこのように多くの選択肢があるとサイクリストの皆さんにとってはとてもうれしいのではないでしょうか。
工具やメンテナンススタンドも展示されており、こちらのメンテナンススタンドは自動で上下するため楽にメンテナンスをすることができます。自転車を設置した状態で位置を変えることはとても大変なため、このように自動で上下する商品はとても便利です。
最新の自転車トレンド
各メーカー最新のモデルなどを展示していますが、今回の展示会ではカーゴバイクの展示がかなり多く見受けられました。日本ではまだ浸透していませんが、カーゴバイクは世界的な自転車のトレンドになっています。カーゴバイクとは大きな荷物を運ぶことができる運搬用の自転車です。実際のカーゴバイクの写真を何枚かご覧ください。
かなり大きい荷物を乗せることができます。また、それを応用して子どもを乗せることも可能です。カーゴバイクはキャンプ、アウトドア等大きい荷物を運ぶ際にかなり重宝します。日本では道路事情やその他の面において、実際に使用している方は少ないように感じます。しかし、日本でのカーゴバイクの普及はすぐ近くまで来ていると今回の展示会で感じました。
カーゴバイクについては別の記事でも紹介しておりますのでご興味がございましたら併せてチェックしてみてください。
カーゴバイクは企業や店舗業態ごとにカスタマイズすることで、より特定のユーザーからのニーズを得ることができます。
また、カーゴバイクはキャンプや大きい荷物の運搬用として活躍しますが、災害現場などでの活躍も期待されています。人を運ぶことができるだけではなく、災害用品、医療グッズ等を車では運ぶことができない地域にまで運ぶことができます。このように、自転車の可能性を感じることができる乗り物がカーゴバイクです。
子ども自転車の豊富さ
子ども自転車エリアには様々なメーカーの自転車が展示してあります。ポップなデザインのものからスポーティなものまで様々な種類の子ども用自転車があり、来場者を飽きさせません。中でも目立っていたのは、こちらの折りたたみ自転車です。
日本では、子ども用の折りたたみ自転車を見ることはほとんどないのでかなり衝撃的でした。本来折りたたみ自転車は大人用のものが多く、折りたたんだ際に約半分のスペースで保管することができますが、子ども用の折りたたみ自転車は大人用の折りたたみ自転車の3分の1程度まで小さくなります。年が離れている兄弟にお下がりで使わせたい場合など、長期間保管する際にスペースを取らないのがとても実用的です。また、公園やお出かけの際にも自転車を気兼ねなく持っていくことができるのでかなり重宝します。
また、クランクやチェーンが取り外し可能な自転車も多く目立っていました。日本にも同じような機構を搭載している自転車はありますが、かなりのメーカーがそのような機構を搭載したモデルを展示しています。簡単に取り外すことができるので、練習中に自転車が乗れそうだと感じた際にすぐに行うことで、お子さんの成長を促すことができます。自転車に乗る感覚は忘れないうちに繰り返すことが大事なので、自転車の練習がはかどります。
また、子ども用のマウテンバイクも多く展示されていました。見た目だけではなく機能面もしっかりとしたマウンテンバイクが多い印象です。本格的なスポーツバイクが欲しいお子さんや、しっかりとした見た目だけではなく機能もしっかりとした自転車に乗せたい親御さんにはぴったりの自転車です。サスペンションが搭載されているモデルもあり、悪路でも安心して走行することができます。
wimoの子ども用自転車は車体重量が軽量なため、小さなお子さんでも自転車の操作がしやすくなっています。そのため、最初の1台にぴったりな自転車です。ベルトドライブを搭載しているため、メンテナンスが不要で親御さんもうれしい設計。長く使うことができる子ども用自転車です。ぜひチェックしてみてください。
自転車以外の乗り物
自転車以外の乗り物も展示されています。近年、新たなモビリティとして注目を集めている電動キックボードが多く目立ちました。電動で動き、環境にもやさしく楽に乗ることができるため日本でもユーザーが多くなってきています。
また、上海の街中でかなりのユーザー数がある、電動バイクの展示もあります。今後は維持費の安さや手軽さから、急速に新モビリティのユーザーが増えてきます。自転車や自動車においても、E-Bike、電気自動車が増えてきているので、カーボンニュートラルもそう遠くはありません。
市場規模の違い
中国における自転車の市場規模は日本に比べとても大きいことを今回の展示会を通して改めて感じました。また、E-Bikeをはじめとした電動モビリティの展示が多く、中国という大国が環境問題に取り組む姿勢を見せることで、世界全体の意識もより一層強まるきっかけになります。都市部などでは自動車の渋滞も多いため自転車での移動に向いています。皆さんの新しい交通手段として自転車を取り入れてみてはいかがでしょうか。
wimoでは、電動アシスト自転車「COOZY」
電動アシスト自転車「COOZY Light」
本格子供自転車「wimo kids」
をご用意しております。
wimo製品は全車種ベルトドライブを標準搭載しており、
あなたの生活の移動がより快適なものになることを約束します。
▼ベルトドライブについての詳しい記事はこちら
「ベルトドライブはどんな自転車?」
wimoは、都会的なデザインで、1.25kgの軽量バッテリーを搭載、電動アシスト自転車「COOZY」&優れたパーツを採用している本格派子ども自転車「wimo kids」といった、ハイスペックバイクのラインナップ。
全国の販売代理店や、wimoオンラインストアにてお取り扱い中です。
※本文に使用した写真はイメージ図です。自転車に乗る際は、必ずヘルメットを着用し、交通ルールを守りましょう。