多摩川サイクリングロードは羽田から始まる初心者向けサイクリングコース！
多摩川サイクリングロードとは、多摩川に沿っていくつか伸びている道のことで、
「たまリバー50キロ」とも呼ばれています。
サイクリングロードの中にはマップもいくつか用意されているため、初めての方でも迷わず走行できるでしょう。全長はおおよそ50kmであり、羽田から羽村までをつなぐ道となっています。
全体的にきれいに舗装されており、自転車が走りやすい道が敷かれているため、
サイクリングに慣れていない初心者の方にもおすすめです。
車と並走するポイントは短めとなっているので、事故のリスクが少ない点も魅力です。
多摩川サイクリングロードのおすすめスタート地点は？
多摩川サイクリングロードに決まったスタート地点はないため、基本的にはどこから走り始めても問題はありません。もし家が多摩川の近くにあるのであれば、そこから走り始めるのが良いでしょう。
なお、サイクリング向きの自転車を持っていないのであれば、レンタサイクルを利用する必要があります。レンタサイクルを利用する際は、自転車を貸し出している店舗からスタートすることになるでしょう。
特にこだわりがないのであれば、阿蘇神社からスタートするのがおすすめです。
理由は、立ち寄りスポットのひとつである羽田空港国際線ターミナルにあります。
朝〜昼の間に阿蘇神社を出発すると、羽田空港国際線ターミナルに到着する頃には夕方〜夜になっています。羽田空港は昼間よりも夕方以降に見た方が美しいので、ぜひ阿蘇神社の方から走り始めましょう。
加えて、阿蘇神社の辺りは自然が美しく、ゴール付近の羽田空港周辺とは真逆になっている点もポイントです。自然豊かな風景から都会の景色へと変わっていく様子を楽しめるのも、阿蘇神社スタートの魅力といえるでしょう。
多摩川サイクリングロードの立ち寄りスポット
多摩川サイクリングロードには、数多くの立ち寄りスポットが存在します。
- 穴守稲荷神社（大田区）
- 羽田空港国際線ターミナル（大田区）
- スターバックスコーヒー二子玉川公園店（世田谷区）
- 稲田公園（川崎市）
- CROSSCOFFEE -chocolate&sandwiches-（稲城市）
- 国立温泉湯楽の里（国立市）
- 高幡不動尊（日野市）
- たちかわ創造舎（立川市）
- 阿蘇神社（羽村市）
それぞれのスポットの詳細について、河口から登っていく際に通りかかる順に紹介していきます。
- 穴守稲荷神社（大田区）
穴守稲荷神社は東京都大田区にあり、パワースポットとして多くの方が訪れています。江戸時代の後期、田畑を守ってくれる稲荷大神として建てられました。また、食物の女神である「豊受姫命」が祀られています。
穴守稲荷神社の魅力のひとつは、大きな鳥居です。深い歴史を持つ神社の大鳥居は、近くで見ると迫力があります。パワースポットを楽しみたい人や、フォトジェニックな景色に興味がある人におすすめです。
- 羽田空港国際線ターミナル（大田区）
羽田空港国際線ターミナルは、国際線の飛行機の発着場となっているターミナルです。江戸時代を思わせるエリアや、精巧に再現された日本橋などの楽しいスポットがいくつも用意されています。そのため、テーマパークのような場所を観光したい方におすすめといえるでしょう。
羽田空港国際線ターミナルにおけるもう1つの魅力は、美しい景色です。夕方〜夜に展望デッキに登ると、この時間ならではの美しい風景が見られます。
時間を調整できるのであれば、ぜひ夕方～夜の時間帯に行くようにしましょう。
ただし、羽田空港国際線ターミナルへ行く道中には、少しサイクリングロードを外れなければならないスポットがあります。ここでは歩道を走行することになるため、あらかじめご注意ください。
- スターバックスコーヒー二子玉川公園店（世田谷区）
多摩川サイクリングロードの付近には、かの有名なスターバックスコーヒーもあります。
サイクリングの際はスターバックスに立ち寄り、疲れた体をリフレッシュさせましょう。
コーヒーを一杯飲んでゆったりすれば、心も体も休まるはずです。
スターバックスではコーヒーだけでなく、ケーキやドーナツといったフードも用意されています。空腹を感じた際には、自分の好きな軽食を購入すると良いでしょう。
- 稲田公園（川崎市）
稲田公園は、大きなくじらのオブジェが置かれていることから「くじら公園」とも呼ばれています。ここは、屋外で自然を楽しみたい方におすすめできます。
春には桜が咲いたり、園内にはせせらぎがあったりと、自然の美しさを存分に感じられるのが魅力です。また大きな遊具もあることから、子どもと訪れるのにも向いています。
- CROSSCOFFEE -chocolate&sandwiches-（稲城市）
CROSSCOFFEEは、多くのサイクリストが集うカフェです。サイクリング関連のイベントを定期的に開催しているため、サイクリング仲間を見つけるのにもうってつけです。
バイクが盗まれないよう店内にラックが用意されていたり、シューズやヘルメットが販売されていたりと、サイクリストのためにさまざまな工夫がなされています。また、コンセントやフリーWiFiもあるため、よりゆったりと過ごせるでしょう。
- 国立温泉湯楽の里（国立市）
国立温泉湯楽の里では天然温泉が楽しめます。屋内風呂から露天風呂まであり、心地良い温泉を心ゆくまで満喫できます。なお、露天風呂では、晴れていれば富士山を眺められるのもポイントです。
また温泉だけでなく、お休み処やお食事処も用意されているため、サイクリングの疲れを十分に癒やすことができます。旅で疲れた体をリラックスさせたいときに重宝するスポットです。
- 高幡不動尊（日野市）
高幡不動尊は、関東三大不動のひとつにあたる寺院です。初詣には30万人もの人々が集う、有名なパワースポットとなっています。
6月に見られる紫陽花や9月ごろに見られる彼岸花など、四季折々の景色が楽しめます。祈祷したい方はもちろん、自然の風景を楽しみたい方にもおすすめです。
- たちかわ創造舎（立川市）
たちかわ創造舎は、元々「多摩川小学校」という学校の校舎や体育館を利用している文化創造拠点です。大人から子どもまで幅広く楽しめる演劇をしていたり、ワークショップを開催していたりと、気軽に立ち寄って楽しめるプログラムが用意されています。また、学校の校舎ということもあり、たびたびロケ地としても使用されます。
- 阿蘇神社（羽村市）
阿蘇神社は、601年に推古天皇によって創建されたといわれている歴史の深い神社です。神社では、自転車の絵が描かれた「走行安全」のお守りが販売されています。
南参道から行くと、上り階段が出てきます。サイクリングで立ち寄るとなると、自転車を置いて上がるか、持って上がる必要が出てくるため、ご注意ください。
まとめ
多摩川サイクリングロードは、初心者にもおすすめのサイクリングコースです。温泉やカフェなどさまざまな立ち寄りスポットも存在するため、気になるところがあれば一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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